esakinariyaさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

万引き家族(2018年製作の映画)

3.7

彼らがわるいのか、社会がわるいのか。

しかし『そして父になる』で、血か時間かという問いを提示した是枝監督は、ここでひとつの回答を示している。

孤狼の血 LEVEL2(2021年製作の映画)

3.6

レベル3ふつうに観たいかも。でもこの鈴木亮平を越える悪役がいるだろうか…

サマーフィルムにのって(2020年製作の映画)

3.6

エモい。

しかしファスト映画とかあることを考えると、未来では映画どころか、物語がなくなる時代もひょっとしたら本当にあるのかもしれない。音楽はアナログが息を吹き返しているけど、映画は、映画館はどうなっ
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密偵(2016年製作の映画)

3.4

義烈団はテロ組織に位置付けられるらしいけど、これを観てると実話をモチーフにしたフィクションとは言え、テロってなんだろう。と改めて考えさせられる映画。

スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム(2019年製作の映画)

3.4

前半の学校中心に話が進まないのがやや蛇足感あったけど、結果的には相変わらず楽しませてくれた。この学生感というか、ティーン臭いのがやっぱスパイダーマンのいいところなんだよね。

ジョン・F・ドノヴァンの死と生(2018年製作の映画)

3.4

スターの孤独に見えて、結局のところ人はみな孤独なのだ。究極的なところでは分かり合えないのだから。でもだからこそ、人は誰かを必要としているのだと思う。

竜とそばかすの姫(2021年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

見ず知らずのヒトに叩かれるのがネットなら、ネットで見ず知らずのヒトを助けてもいいでしょ?ということを、母の死をもって描く社会批判映画。ストーリーとしてもスジは通ってはいるんだけど、それでもやっぱり竜の>>続きを読む

おらおらでひとりいぐも(2020年製作の映画)

3.4

誰もが祝福されるべき生なのだと、そんな当たり前のことを全肯定してくれる映画。

それにしても妻の実家のすぐ近くに住んでて、ほぼ毎日のように妻と子どもたちは、その実家にお世話になっている。夫としてはいつ
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東京自転車節(2021年製作の映画)

3.2

ウーバーイーツも大変だけど、ウーバーイーツをやらざるを得ない映画監督って仕事も大変。搾取される個人事業主か、搾取されたとしても、夢ある個人事業主か。もっともドキュメンタリーながら、監督自身にその視点が>>続きを読む

街の上で(2019年製作の映画)

4.2

やばい、ここに来て、今泉力哉の最高傑作ができてしまったのでは?下北で繰り広げられるそれは、あまりにもあまりにも下北らしくて、今泉力哉らしい最高傑作!!こんな映画が観たかった。

ヒキタさん! ご懐妊ですよ(2018年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

うちも一応、タイミング法だったけど、すぐに子宝に恵まれただけに、ヒキタさんよりも、お義父さんに感情移入してしまった。特に「お前のことは嫌いだけど」と前置きしつつ、通帳を出して好きに使えって言ったシーン>>続きを読む

イエスタデイ(2019年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

ビートルズのいない世界なんて、たしかにつまらないだろうなぁ。オアシスもいないんだから。でもレディオヘッドもパルプも、そしてエド・シーランもいるなんて!分からないね。でもジョンの言った言葉は真理だったな>>続きを読む

アルプススタンドのはしの方(2020年製作の映画)

3.9

ブルーハーツ映画と言えば『リンダリンダリンダ』だけど、それ以来の傑作かも。

アベンジャーズ/エンドゲーム(2019年製作の映画)

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シリーズ見直したほうがきっと面白いんだろうな。
それにしてもサノスを自然の摂理と思うと、アベンジャーズは人間らしくそれに抗っているんだろうなぁ。だからわたしはいつもサノスを悪者とは思えず観てしまう。そ
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抱きしめたい(1978年製作の映画)

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ビートルズの狂騒を面白おかしく描いたフィクションなんだろうけど、実際の映像も織り交ぜているからか、まったくの嘘とも思えないのは、ビートルズ故か。それともロバート・ゼメキスの手腕か。少なくともここにはす>>続きを読む

さよならテレビ(2019年製作の映画)

3.9

「ある意味、我々のミスとか事故とかトラブルとかをピックアップして、オンエアしようっていう感じの方になるんでしょ」
「カメラ回すのやめろって言ってんじゃん、やめろって!」
「取材するときは、やっぱりお互
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カセットテープ・ダイアリーズ(2019年製作の映画)

3.6

歌詞が伝わりづらい日本人にとっては、スプリングスティーンの魅力を伝える最高の入口じゃないだろうか。それにしても音楽って、人と人を繋げる最高の装置。

子どもが中高生になったら見せたい。でもその頃にはブ
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未来を花束にして(2015年製作の映画)

3.5

それぞれの正義のやりきれなさと、こうやってしか歴史が更新されなかったやりきれなさを感じてしまう。今の時代に置き換えるとこれはどんなことだろうか。更新すべき歴史に否定的になっていないだろうか。未来を花束>>続きを読む

グーニーズ(1985年製作の映画)

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子どもの頃、観た記憶のまま残しておいた方が良かったかも…

ボヘミアン・ラプソディ(2018年製作の映画)

3.6

クイーンの音楽をそのまま受け止めた超王道映画。だからこそ、音楽のパワーをこれだけ感じられたのだろう。これをきっかけに洋楽を聴く人が少しは増えたかもしれない。

初恋(2020年製作の映画)

3.3

土竜シリーズも好きだけど、それ以上に久々に三池節をたのしめた気がする。

アメリカン・アニマルズ(2018年製作の映画)

3.1

ジャンキーXLのプレスリーが流れたときは、彼らと同じようにわくわくしたし、映画のようにうまくはいかない現実を突きつけられて、彼らと同じようにガッカリもした。でもこうして映画になったことを考えると、彼ら>>続きを読む