rage30さんの映画レビュー・感想・評価

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ベイブ/都会へ行く(1998年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

『ベイブ』の続編。

動物達が自然に演技している様に見える、映像面のクオリティーは相変わらず素晴らしい。

問題は、物語面。
前作にあったベイブの成長物語という側面は薄れ、かなり大味なドタバタ・アクシ
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エリザベス(1998年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

エリザベス1世を描いた伝記映画。

煌びやかな王室の世界を描いた話なのかと思いきや、女王に即位したエリザベスが様々な政略や陰謀に立ち向かう話でしたね。

登場人物それぞれの思惑が渦巻く、不穏で複雑な世
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生きる LIVING(2022年製作の映画)

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『生きる』のリメイク作品。

舞台が日本からイギリスに変わる事で、日本的な事なかれ主義が伝わるのか不安だったのですが、イギリスの役所も似た様な感じで一安心。
欧米はもっと合理的なイメージがあったんです
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ベイブ(1995年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

牧羊犬を目指す、豚の話。

久しぶりに見返したのだけど、今見ても動物達が自然に見える事には驚かされた。
本物の動物達に加え、アニマトロニクスや編集を駆使した映像は、まったく違和感を感じさせない。
30
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ハーブ(2007年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

知的障害者の女性の恋愛と自立を描いた作品。

主人公が警察官の若者に恋をする、恋愛パートは普通に楽しめました。
特に男の方が、相手が障害者だと知って無視するなど、なかなか酷いんですが、だからこそ、後々
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パーフェクト・ドライバー/成功確率100%の女(2020年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

逃がせ屋ドライバーを描いた作品。

設定的には『ベイビー・ドライバー』や『ドライヴ』を彷彿とさせる本作。
韓国が舞台という事で、韓国特有の狭くて勾配のある路地でのカーアクションは面白かったですね。
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タイムリミット(2003年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

不倫相手が殺されてしまう警察署長の話。

デンゼル・ワシントンが不倫をするダメ男を演じていて、なかなか新鮮だったのだけど、不倫相手が焼死体で発見された事で、さ~大変!

殺人事件として捜査する中で、不
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ルーキー・ハウス・ガール(2011年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

元天才スケーターがスノボーをやる話。

「天才スケーターの再起」と「金持ち男とのロマコメ」という2つの話が進行するわけだけど、この2つがどうも混じり合わず、別々の話として進行していくのが勿体ないな~と
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ソフィーの選択(1982年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

ホロコースト・サバイバーの女性と出会う、青年の話。

前半は「若い男女3人の三角関係を描いた青春映画」といった風情でしたが、後半になると各キャラクターの秘密が明らかになっていく事に…。

男の方は精神
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永遠に美しく…(1992年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

不老不死の薬を飲む女性の話。

老い=時間というテーマにしろ、最先端のVFXを駆使した映像にしろ、実にロバート・ゼメキス監督らしさを感じさせる作品でしたね。

美と若さに執着する女性達のブッ飛んだキャ
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勝利への脱出(1980年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

サッカーでドイツと戦う事になる、捕虜達の話。

サッカーが題材という事で、てっきりスポ根な内容になるのかと思いきや、どちらかと言うと、収容所からの脱走がメインテーマとなっています。
サッカーの練習シー
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スプートニク(2020年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

宇宙飛行士に寄生したエイリアンを調べる、女医の話。

タイトルやポスターを見る限り、B級SF映画の匂いがプンプンしますが、実際は捕獲したエイリアンを調べる話でして。
舞台を地球の研究施設に限定した事で
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ロング・キス・グッドナイト(1996年製作の映画)

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記憶喪失になった暗殺者の話。

90年代ハリウッド大作らしい、ド派手なアクションで楽しめました。
やっぱり爆発は大きければ、大きい程に良いものですね。笑

あとは、上品な主婦から下品な殺し屋へと変身す
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ビッグ・フィッシュ(2003年製作の映画)

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ホラ話好きな父親と息子の話。

「親子の確執という現実」と「父親のホラ話という空想」が交互に描かれていく本作。
特にホラ話に関しては、まるで、お伽噺を見ているかの様な気持ちにさせられましたし、ファンタ
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ハウス・バウンド(2014年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

保護観察処分により、母親の実家に監禁される娘の話。

簡単に言えば、「久しぶりに実家に帰ったら幽霊屋敷になっていた!」という話でして。
そこから家が元更生施設で殺人があった事が明かされたり、怪しげな隣
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ハミングバード(2013年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

ホームレスになった逃亡兵の再起を描いた作品。

ステイサム映画は結構見ている方だと思うのですが、本作は彼のフィルモグラフィーの中でも、一番と言っていいくらい陰鬱なトーンの作品で驚かされました。
なにせ
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サイダーのように言葉が湧き上がる(2020年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

俳句少年とストリーマー少女のラブストーリー。

パステルカラーで彩られた、鮮やかな色彩は目に嬉しいところでしたし、SNSを絡めた恋愛描写もイマドキな感じがして良かったですね。
ネット世代だからと言って
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ワイルド・タウン/英雄伝説(2004年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

故郷に帰ってきた、元軍人の話。

「帰郷した軍人が地元で酷い目に遭う…」という、何だかランボー風の出だし。
しかし、本作の主演はドウェイン・ジョンソン。
根暗なスタローンとは違い、根明な彼だからこそ、
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エンドロールのつづき(2021年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

映画に魅了される少年の話。

田舎の映画館が舞台だったり、少年と映写技師との友情が描かれたりと、『ニュー・シネマ・パラダイス』を想起させる本作。
面白いのは、主人公が映画を作る事よりも、映画の上映に興
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その時の人達~有故、大統領~/ユゴ 大統領有故(2005年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

朴正煕暗殺事件を描いた作品。

登場人物の役職や背景を特に説明しない、ストイックな作風な事もあって、序盤から誰が誰だか分からず…。

そんなわけで、ほとんど映画に入っていけなかったのですが、まぁ朴正煕
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スキャナーズ(1981年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

人の体を支配出来る超能力者の話。

「悪の超能力者を新人超能力者が探す」という、物語的にはシンプルな捜査サスペンス。
スキャナーの能力が紹介される前半はともかく、中盤以降は地道な人探しが続くので、かな
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ザ・ブルード/怒りのメタファー(1979年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

謎の小人による殺人事件を描いた作品。

主人公の妻ノーラの怒りの矛先となった人物が次々と殺されていくわけですが、ノーラに代わって復讐を果たすのが“人外の小人”というのが面白かったですね。
こういった恨
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少林寺三十六房(1977年製作の映画)

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少林寺で修行する青年の話。

序盤から役者達のオーバーな演技に失笑していたのだけど、本作の見所となるのは、やはり少林寺での修行シーンでしょう。

1つ1つの修行が、今で言う、SASUKE的なアトラクシ
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カンダハル 突破せよ(2023年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

任務中に正体をバラされてしまう、CIA工作員の話。

スパイにとって最も避けたいの事の1つである、身バレ。
それが外国での作戦中に起ってしまう…という絶望的な展開にはワクワクさせられるものがありました
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ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

ゴジラシリーズ、最新作。

まずは、ゴジラのデザインについて。
最初に登場した時は、サイズも小さいし、首も大きいしで不安だったのですが、成長?してからは、いつもの和式ゴジラという感じで良かったです。
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大好きだから(2017年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

交通事故をキッカケに、他人の体に憑依する様になってしまった男の話。

映画の冒頭、主人公が女子高生の体に憑依するので、てっきり『転校生』的な男女入れ替わりモノなのかと思いきや、その後はおじさんやお婆さ
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カジノ(1995年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

カジノの経営を任される、ノミ屋の話。

映画開始から15分で、マフィアが糸を引くカジノの世界を説明してしまう、スコセッシの的確な手腕には脱帽。
ついでに、同じく映画開始から15分で最初の殺人を犯す、ジ
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イロイロ ぬくもりの記憶(2013年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

フィリピン人メイドを雇う、シンガポール人一家の話。

息子の世話に手を焼くがあまり、主人公一家はメイドを雇う事になるわけだけど、この息子の態度がま~悪い。
反抗期というレベルを超えたクソガキぶりで、見
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マルセル 靴をはいた小さな貝(2021年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

人間の家に住む、喋る貝の生活を追ったモキュメンタリー作品。

主人公は小さな貝に一つ目と両足が付いた、少年マルセル。
「可愛い」という声もありますが、個人的にはあまり可愛いとは思えなかったかな…。
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ザ・インタープリター(2005年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

テロリストの会話を聞いてしまう、通訳の話。

国連を舞台にした大統領暗殺計画を軸に、アフリカ某国の政治的な駆け引きや主人公女性の意外な過去などが描かれていくのだけど、とにかく話が複雑で理解するのに苦労
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ドーン・オブ・ザ・デッド(2004年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

『ゾンビ』のリメイク作品。

ジョージ・A・ロメロの『ゾンビ』を元にしているだけあって、ゾンビ映画の基本は一通り揃っている感じ。(仲間の感染や人間の邪悪さなど)
特殊メイクや撮影技術に関しては格段に進
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SISU/シス 不死身の男(2022年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

ナチスの戦車隊と1人で戦う、老兵の話。

戦車を従えたナチスvs馬に乗った老人。
このあり得ない状況を映像化した時点で、この映画の勝利は決まったものでしょう。
逃げる馬に大砲をブチ込んだり、地雷原で馬
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遠い夜明け(1987年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

黒人活動家スティーヴ・ビコと白人記者ドナルド・ウッズの交流を描いた作品。

まずは、スティーヴ・ビコという人物を知れたのは良かったです。
南アにもマルコムXの様なカリスマ指導者がいたとは驚きでしたし、
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ジュリアン(2017年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

離婚した父親に付きまとわれる母子の話。

裁判で共同親権になってしまった事で、主人公親子はDV親父とも交流せざるを得なくなるわけですが、このDV親父を演じたドゥニ・メノーシェが素晴らしかったですね。
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⻤太郎誕生 ゲゲゲの謎(2023年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

『ゲゲゲの鬼太郎』の前日譚的な作品。

ポスターには鬼太郎が映っているにも関わらず、本編に鬼太郎はほとんど登場せず。
鬼太郎が生まれてくる以前を舞台にした話で、ちょっと戸惑う部分がありました。
鬼太郎
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BLUE GIANT(2023年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

『BLUE GIANT』のアニメ映画化作品。

ジャズを扱った作品という事で、オシャレな映画なのかと思いきや、まるで逆の泥臭い映画でしたね。

登場人物はどれも天才ではなく、努力家ばっかりだし、中でも
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