rage30

ワイルド・タウン/英雄伝説のrage30のネタバレレビュー・内容・結末

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このレビューはネタバレを含みます

故郷に帰ってきた、元軍人の話。

「帰郷した軍人が地元で酷い目に遭う…」という、何だかランボー風の出だし。
しかし、本作の主演はドウェイン・ジョンソン。
根暗なスタローンとは違い、根明な彼だからこそ、映画自体も明るいトーンになっている。

主人公がボコられても、療養シーンはコミカルに描かれ、その後の訴訟も無罪判決。
更には保安官になって、悪を成敗すると。

正直、保安官になってからの行動は「いくらなんでも、やり過ぎでしょ?」と思わなくもないし、「家族が襲われたのは主人公の責任では?」とも思わなくもない。
はっきり言って、後半の展開は雑なのだけど、その分、全80分という上映時間を実現しているので悩ましいところである。

まぁ、頭を使わずに楽しめる映画としては、それなりに需要があるだろうし、今ならドウェイン・ジョンソンの初期作品としての価値も見込めるのではないだろうか。
ジャンクなジャンル映画を見たい時にはオススメだし、特に午後ローで見るには丁度良い作品と言えるだろう。
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