ギネスさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

ギネス

ギネス

映画(300)
ドラマ(4)
アニメ(0)

ヒトラーの忘れもの(2015年製作の映画)

3.8

ずっと観たいと思っていて、ようやく観賞。序盤で、このテーマとこのメンバーだけで引っ張れるのか?と不安に駆られるが、なんとかギリギリのところで最後まで走り切ったのは見事。第二次世界大戦で負けたドイツが、>>続きを読む

あしたは最高のはじまり(2016年製作の映画)

3.9

最強のふたりでハマった人も多いオマール・シー主演作。ストーリーは平凡だけど、どこか観ていて楽しいのは良い映画の証拠。気軽に観れて、笑って、感動できて、泣ける映画です。子役はもちろんのことながら、相棒役>>続きを読む

黒い司法 0%からの奇跡(2019年製作の映画)

3.4

結構、高評価が多いが、これは真実をもとに作られており、ストーリーそのものが驚愕だから、それも納得だけど、映画としての熱量をクリスチャンスレーター、ケビンベーコンの「告発」と比べてしまうと、、。特に裁判>>続きを読む

女神の見えざる手(2016年製作の映画)

4.0

なるほど。高評価に納得。ジェシカ・チャステインらしいね。モリーズ・ゲームみて、ゼロ・ダーク・サーティみて、これを観るとまた感慨深い。連戦連勝の無敵に見えても、抱える苦悩は重くて深い。そんな主人公をほぼ>>続きを読む

ワールド・ウォーZ(2013年製作の映画)

3.4

ブラピのゾンビ映画。展開が非常に早くて、一気に世界的な規模の脅威となっていく。その様はまさに今のパンデミックそのもの。人類最後の敵はウイルス、これは間違いなさそうだ。ゾンビのタイプはアイアムレジェンド>>続きを読む

ミッション:8ミニッツ(2011年製作の映画)

3.9

出だしがいい。映像と音楽、ベタだけど、これぞ映画って感じのワクワクする始まり方がまず好印象。ラスト8分間を何度もやり直して犯人を探すというストーリーだが、それにとどまっていないところ、つまり描きたいの>>続きを読む

メメント(2000年製作の映画)

3.4

ノーランの出世作ということで教科書的に鑑賞。着眼点は面白いし、非常によく考えて作られた作品だと思うけど、一回見ただけじゃ、難解だな。あと凝った作り、構成に力点が置かれている分、面白さという点でやや弱い>>続きを読む

リリーのすべて(2015年製作の映画)

4.1

違和感から始まったのを、わずか2時間の間にここまでもってくるんだから、大したもんかと。ホーキンス博士を演じた時も怪演だったが、今回はさらにハマり役。登場人物は少ないが、リリー、アイナー、ゲルダの3人の>>続きを読む

ハッピー・デス・デイ(2017年製作の映画)

3.3

たまには、こういう作品もってことで鑑賞。頭空っぽにして、楽しむにはもってこい。タイムリープもの?ゲームもの?ホラーもの?ジャンルもよくわからないが、そんなことはどうでもいいか。2作目があるぐらいだから>>続きを読む

沈黙ーサイレンスー(2015年製作の映画)

4.4

重くて、暗くて、残酷で。スコセッシらしい作品。歴史の教科書で学んだ、誰もが知っている踏み絵という儀式。色んな文脈でも使われるが、この日本の黒歴史を、良いか、悪いかは別として、日本人は学んだ方がいい。久>>続きを読む

フォードvsフェラーリ(2019年製作の映画)

3.9

題名がイマイチですね。VSとか、カーレースっていうので、敬遠している人もいるのでは。大体薄っぺらいストーリーに車のバトルシーンばかりみたいなものを想像してしまう。しかし、これは、ちょい違いますね。確か>>続きを読む

イエスタデイ(2019年製作の映画)

3.9

ビートルズファンでリバプールファンなので、だいぶん贔屓目に観ているところはあると思うけど、充分に楽しめました。ビートルズゆかりの場所や何度も行ったライムストリート駅が出てくるだけで大興奮。主人公にイン>>続きを読む

アイ・オリジンズ(2014年製作の映画)

4.2

観終わって、茫然とエンドロールを最後まで観てしまった。そして、そのままもう一回観たいシーンを観て、聞きたい台詞を捜して、ほぼまるまる再鑑賞。この一本に色んな要素が詰まっていて、映画3本分ぐらいのテーマ>>続きを読む

遠い空の向こうに(1999年製作の映画)

4.3

素晴らしい。若いジェイクギレンホールがまた良いね。これが初出演か。もし、彼の作品で一つでも好きなものがあるなら、絶対に観た方がいい。なんか、心をえぐられるね。最近、こういう映画見てなかったなと。父親と>>続きを読む

プリズナーズ(2013年製作の映画)

4.2

もっと早く観ればよかった。2時間半を感じさせない仕上がり。ジェイク・ギレンホールがかなりいい。観ているだけで楽しい。彼の代表作のひとつにあげられるナイトクローラーより、個人的にはこっちの方が好き。出て>>続きを読む

カメラを止めるな!(2017年製作の映画)

3.4

念のため、鑑賞。これを観て改めて感じたことは、この映画の評価とは別に、ゾンビって、なんでこんなに荒い描き方でも、それなりに絵的に収まるのかなと。ウォーキングデッド、シーズン10まで観てきた者としては、>>続きを読む

gifted/ギフテッド(2017年製作の映画)

3.9

よくあるストーリー。題名とパッケージからも内容は想像できる。実際、概ね、想像通りの展開。しかし、いい映画というのは、そういうのとは別のところ、つまり、観ているだけで楽しい、ワクワクする、なんかいいって>>続きを読む

アス(2019年製作の映画)

3.0

おしい。いや、すごく納得いかない。最後になって、あー、これはすごくミスっているなと思ってしまった。ある部分の描き方が不十分すぎるから、これだと物語が成立しない。ただのタチの悪い襲撃事件をミステリアスに>>続きを読む

ドライヴ(2011年製作の映画)

3.5

思っていた内容とは随分違ったが、この作品はゴズリングのクールでバイオレンスな禁じられた恋の話なのか。キャリー・マリガンの表情があまりにも愛おしく、彼女の決して高望みではない平穏無事な生活を求めている姿>>続きを読む

リアル・スティール(2011年製作の映画)

4.0

ロボット好き、ロッキー好きなら、間違いなく楽しめる。それって男の子ならみんなが好きな要素のような気もするから、男の子向きの映画なんだろうな。これは。それに加えて、この映画のテーマは父と息子の絆だから、>>続きを読む

蜘蛛の巣を払う女(2018年製作の映画)

3.6

なるほど。こういう仕上がりね。普通に面白いね。ただ、一作目とも言える「ドラゴンタトゥーの女」のインパクトが強すぎるね。監督が変わったから仕方ないけど、続編だからと言って、一作目のデビットフィンチャーの>>続きを読む

キングスマン:ゴールデン・サークル(2017年製作の映画)

4.0

スーパークールでブリティッシュテイスト満載のスパイアクション映画。一作目が予想を超えて素晴らしかったが、本作も十分楽しめる作品に仕上がっている。このシリーズの見どころはやはり、カッコいいアクション、カ>>続きを読む

グリーンブック(2018年製作の映画)

4.0

実話を元に映画化。観始めてすぐに頭に浮かぶのがフランス映画の「最強のふたり」。まだ観ていないなら、この二つの映画を見比べてみるのは面白い。フランス映画とアカデミー賞映画。どっちが優れているかではなく、>>続きを読む

ジョーカー(2019年製作の映画)

4.4

やってはいけないと思いながらも、この作品を見終わって、すぐにダークナイトを再鑑賞。やはり、悪の象徴であるヒースレジャージョーカーの邪悪感は半端ないことを再確認。それもそのはずで、あれはすでにジョーカー>>続きを読む

エベレスト3D(2015年製作の映画)

3.7

真実の物語。登山映画の中には演出が過度なものもあるが、この映画はリアリティを追求しながら、淡々と進んでいく。豪華な俳優も出ているが、決して、必要以上に個にフォーカスしない。え?この俳優がこの扱い?って>>続きを読む

きっと、うまくいく(2009年製作の映画)

4.0

約3時間あるが、開始3分でこの映画は面白いに違いないと思わせるロケットスタート。ハリウッド映画ばかり見ているとどうもいつもと違うテイストにやや戸惑うが、それはすぐに慣れる。受験勉強や過当競争というテー>>続きを読む

運び屋(2018年製作の映画)

3.7

大好きなクリントイーストウッド主演・監督作品。グラン・トリノが最後だと思っていたので、これはファンにとってはボーナスでしかない。それでもイーストウッドらしい、人生の後悔と向かい合う鉄板作品だから、面白>>続きを読む

ものすごくうるさくて、ありえないほど近い(2011年製作の映画)

4.2

邦題がおかしくて、原題もわかりづらく、パッケージも意味不明(主人公の少年に見えない)のため、なんの事前情報もイメージもなく鑑賞。開始1分ぐらいから、最後までずっと引き込まれました。全編に渡って流れてい>>続きを読む

天国からの奇跡(2016年製作の映画)

4.0

ずっと観たかった実話を基にしたこの作品をようやく観ました。全然内容は違うのですが、随分昔にみた「ロレンツォのオイル」、「マイフレンドフォーエバー」、「レナードの朝」がずっと頭から離れませんでした。これ>>続きを読む

アベンジャーズ/エンドゲーム(2019年製作の映画)

5.0

M22。時期が近かったということもあり、個人的にイチロー選手が引退した時と同じ感情になりました。まず「本当に多くの感動をありがとう」という感謝、そして「生きているうちにはこのような選手にはもう出会えな>>続きを読む

パッセンジャー(2016年製作の映画)

3.8

好きですね。この映画。色々意見があるみたいですが。ひねっていって、意外性があっていい。これは恋愛だから、シチュエーションが大事なわけで。結構、人生とか、恋愛とか、人との関わりとかの本質を突いていると思>>続きを読む

キャプテン・フィリップス(2013年製作の映画)

4.0

実話を元に映画化したソマリア沖の海賊との闘争、いや逃走を描いた作品。ターミナル、キャストアウェイなど、極限状態の演技をさせたら、やっぱトムハンクスは味がありますね。めちゃくちゃ苦しいんだけど、どこか愛>>続きを読む

誘拐の掟(2014年製作の映画)

3.5

あんまり評価が高くなかったので見てませんでしたが、96時間とは違ったテイストの誘拐事件を追いかけるリーアムニーソンが十分に堪能できます。強さ普通で、アル中だったりして、より人間味溢れる主人公です。どっ>>続きを読む

キャプテン・マーベル(2019年製作の映画)

3.0

M21。去年の10月からMCUを観始めて、ようやくたどり着いた21作目、エンドゲームへの最後の布石。ここに来ての初登場キャラで、設定もぶっ飛んでいるのですが、キャラというか、俳優が高評価なのはわかりま>>続きを読む

アントマン&ワスプ(2018年製作の映画)

3.7

M20。前作を見ているおかげですんなりストーリーに没頭させられるいつもの現象。MCUで常に感じることは最初違和感があってもいつの間にか、既視感という親近感を抱かせる。仮にアントマンが近くにいても、まあ>>続きを読む

アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー(2018年製作の映画)

4.5

M19。数あるMCUの中でアベンジャーズ除きで最高傑作は?と問われれば、迷わずキャプテンアメリカ/ ウィンターソルジャーと答える。キャラとかストーリーではなく、映画としての完成度が極めて高い。そのこと>>続きを読む