ぺたさんの映画レビュー・感想・評価

ぺた

ぺた

Swallow/スワロウ(2019年製作の映画)

4.2

資金にも恵まれ、一見仲睦まじく愛し合っている夫婦に見えるが、その生活の中で妻の尊厳は様々なところで踏みにじられる。ビー玉を飲み込むところから始まったこの異常行動にはすでに名前がついていて、異食症と言う>>続きを読む

アイズ ワイド シャット(1999年製作の映画)

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ひたすら女体が美しい。異質な儀式が艶めかしい。勝手に思っていたスリラーやミステリー要素のクライマックスは本編にはなく、さらりと終わったように感じてしまった。こんなことが権力ある者たちが秘匿にして楽しむ>>続きを読む

ファンタスティック・プラネット(1973年製作の映画)

3.6

朝イチに見る映画ではなかったとプチ後悔した。慣れるまでの拒絶感が新鮮だった。
冒頭青い巨大な手がでてくる時に感じたあの気持ち悪さが、種や見た目生態が違うだけでドラーグ族と人間はそう変わりないと気づいて
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散歩する侵略者(2017年製作の映画)

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最後の最後だけ好き。イキウメは舞台で見たいかも?一人に向いていた愛の概念が人類まで波及する。ラストは好きだった。

リバー・オブ・グラス(1994年製作の映画)

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劇中のドラムも含め音楽がいい素晴らしい
愛のないラブストーリーなるほどなーと思った
映像が美しい、色味、ざらつき、肌の柔らかな薄い色彩、かんぺきだった

ソウルメイト(2023年製作の映画)

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タイムリーな割に少し自分の心からは遠いような、幽体の視点で見てたような感覚。今絶望中だったから?思い浮かぶ人がふっと現れてふっと消えて、大切な人を大切にしたいと思った
人を大切に思うことはたぶん感情や
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正義の行方(2024年製作の映画)

3.7

『真実は事実をどの角度から見るかで変わっていく』という言葉に触れたことがあった。映画に出てくる当時の証言者たちはそれぞれが信じようとした真実を探していた。映画は当時の声と今の声を辿り紐解くかたちで正義>>続きを読む

走れない人の走り方(2023年製作の映画)

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映画を観た日、辛いことが起こって駅で歩けなくなった。勇気を出して友人に電話をかけるとすぐさま駆けつけてくれて、ごった返す駅を抜け出し、ご飯を食べに連れてってくれた。その帰りに二人で一緒に映画を観に行っ>>続きを読む

フォロウィング 25周年/HDレストア版(1998年製作の映画)

4.5

天才すぎる。面白すぎる。ノーラン大好き。
冒頭の始まり方も台詞の掴みからして良かった。起こる事件は不穏だがこちらの交感神経まで逆撫でられるような感じではなかったので浴びるように観れた。最後の数分で全部
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リンダはチキンがたべたい!(2023年製作の映画)

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かわい〜すき
黄色が好きなリンダのからだが黄色に輝いているのもすてき
ちびまる子ちゃんを見ているときのような焦燥感があった
おばあさんの被害甚大。ねこがかわいい。おしりが丁寧に書かれててかわいさ増し。
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チョコレートドーナツ(2012年製作の映画)

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マルコはハッピーエンドをもとめてた。私も求めてた。映画を見終わって現実に戻ってきても、まだあのバッドエンドと同じ絶望と虚無が続いてる。幸せになって欲しかった。みんな救われて欲しかった。
正義なんてない
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NOPE/ノープ(2022年製作の映画)

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ホラー好きな友達がホラー苦手な私を誘って見ようと言ったのに早々に寝られ、ウワー置き去りにされた!なんて絶望してたのもつかの間、全くホラーじゃなかった。
なんだろうあれは。もはやアトラクション?
理解が
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バタフライ・エフェクト(2004年製作の映画)

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こういうのを一番やりたいよなーとぼんやり思いながら。
面白すぎて家出るの遅れてバイト遅刻した。
あなたを誰よりも想うから出会わない選択。

ジョンソンは何の過去をみていまの現実がいちばんの幸せと見つけ
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Kids Return キッズ・リターン(1996年製作の映画)

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初見かと思っていたらずいぶん前に見てたことを思い出した

ヤクザがカッコよく見えちゃうんだよなぁたち悪いぜ

オッペンハイマー(2023年製作の映画)

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人類の叡智、多くの人は過ることすらない知識欲を手繰り寄せた先に見つけたもの。
音に映像にどんどん自分の顔の筋肉が少しずつぎゅっと固まっていくのがわかるシーンが何度もあった。
この映画が広島や長崎でも上
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雨降って、ジ・エンド。(2020年製作の映画)

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この映画で描かれている人としての最小単位は2だった。私が日々そう信じていた値が同じ数でこの映画にもあった。対峙、対話。
1では人になれないし3以上でもその人そのものの形は掴めない。目の前の人、とその人
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渚のシンドバッド(1995年製作の映画)

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こんなん素晴らしすぎる。
思わず声が出たシーン、何度もあった
刹那的だ

ゴールデンカムイ(2024年製作の映画)

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よ、かった、。。。
原作好きとして踏襲していただきたいところはしっかり踏んでいるリスペクトも感じた。
そしてこのエンドロールに載る膨大な人の名を背負う山崎賢人よ…

市子(2023年製作の映画)

4.8

市子の全てに惹かれてしまった。
この脚本と杉咲花ちゃんだったからこそ この映画の温度感と完成度なのでは…。ちょっと、杉咲花ちゃんが恐ろしい。もはや凄まじい。悔しいくらいに素晴らしい。夏が嫌いになりそう
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