ぺたさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

スイス・アーミー・マン(2016年製作の映画)

3.5

狂ってんなあ、すんごい好きだ
だいぶ別れるんだろうなあエブエブも含めてそう感じた。

私これいけるんだな、っていう驚きも含めて。こういう品性のなさはいける、発見。

死体役上手だな。っていう感覚に初
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レディ・バード(2017年製作の映画)

3.5


愛情と注視は同じこと。


ふぁー!見ていてヒリヒリする。

ブックスマートでもおもったけどなんで海外のティーンたちって自分の性事情こんなあけっぴろげなんだ、すごいな。


ティミーにやられま
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サウンド・オブ・メタル ~聞こえるということ~(2019年製作の映画)

3.9

ケイコに引っ張られて流れるままに、
見たいと言いつつ見てこなかった映画を。

ルーベンとルーの、欠けた者同士がお互いを満たし合う様子、2人で必死に求め合って生きてきたのが直に伝わってきた。それでもこん
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ケイコ 目を澄ませて(2022年製作の映画)

3.6


映画館から出たら街の音がとてもよく聞こえた。こんなにうるさかったのか。


やっとちゃんと見れた。

感情がざらっとしてる、今まさに手に触れてるってくらい鮮明
自分の声に目を澄ますためにボクシングを
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ブルーアワーにぶっ飛ばす(2019年製作の映画)

3.3


このなんとも言えない時間は特別感があって良かった、駆け回ってたあの時の気持ちのまま、何も知らないまんまだったらよかったなあ、
田舎の窮屈さ、しょうもない背徳感も
親が歳をとることも、好きなお婆ちゃん
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かそけきサンカヨウ(2021年製作の映画)

3.2

ぬるっとしている。誰も憎み合わない、
ひらがなのやさしい、て感じ。

エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022年製作の映画)

4.8


映画に引き摺り込まれた。なんていうアイディアの宝庫なのだろうか、自分の頭の中を垣間見たようなところもあって視覚化されると整理整頓になることも学ぶ。

お腹よじれるくらい笑って私も戦い方を学んで、ちょ
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ザ・ロイヤル・テネンバウムズ(2001年製作の映画)

4.2


続投、ウェスアンダーソン…!


見れば見るほどこの監督の映画なんか好きなのかも、やっぱ好きかも?うわ好きだわ、あーーまじで好き…と偏愛が加速してしまう…。

ところどころに現れるチャス開発のダルメ
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カランコエの花(2016年製作の映画)

2.9


見ていて心がざわざわした笠松くんのこの頃特有の浅さの暴力性と無知とエゴイズムとのアンバランスなところがすごく良かった、というかそれだけ…?

もうひたすらにこの養護教諭の先生が、ぜんぶ全部さくらちゃ
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ナショナル・シアター・ライブ 2023 「かもめ」(2022年製作の映画)

3.6



舞台を撮ってるものだから、そちらをみてる観客も映画の登場人物として登場してるわけで、なんかすごく不思議な体験だった

海外の方の捉え方と日本人の捉え方?というところで舞台の観客の笑い声だけがしっか
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犬ヶ島(2018年製作の映画)

4.1


ウェスアンダーソン暫定一位好き

本来字幕もつけずになにを話してるのか分からない前提の日本語が分かってしまうのがなんか不思議な感覚だった。
びすけと、が好きだった。わんこの声の裏で聞こえてくる日本語
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ある街の記憶(2020年製作の映画)

2.8

私には、主人公が沈黙し続けることで生まれるものより失うもののほうがどうしても目に余ってしまった。

フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊(2021年製作の映画)

3.8

物語の意図完全理解!のような鑑賞ではなく
ふわーっと夢を見てるように観た。



世界観が美しすぎる、全部いい全ていい
どこ切り抜いてもポストカードになってしまうくらい美術が良い

この色味を
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フェイブルマンズ(2022年製作の映画)

3.6


最後の地平線を慌ててくんっと下げたカット、全てをギュッと詰めていた

THE FIRST SLAM DUNK(2022年製作の映画)

4.2


エンドロールの一番上にある宮城リョータの文字まで感動した
宮城リョータがいちばん好きだったなあってあの当時思い出してさらに感慨深い、エンディングもあつすぎる、漫画読み返す。熱量が本当に素晴らしかった
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エレファント(2003年製作の映画)

3.6

ぱた、ぱた、ってあの時あの瞬間のそれぞれが違う角度から映されるの、乱射が始まる瞬間まで本当に不穏で仕方なかった
みんなそれぞれその瞬間まで生きていたこと学校は回っていたんだよ当たり前だけど。
視点を亡
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れいこいるか(2019年製作の映画)

3.2


ダボで最低でだらしない女を生きることはこの人の生きる道だったのかな
チョロチョロ見え隠れする性の下品さがいい感じでリアル
淡々とながれていくなあ、23年かあ

これ見る前ずっと「れいこいるか」の読み
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バッファロー’66(1998年製作の映画)

3.7


男の癇癪に振り回されずに最後まで見てよかった〜、と思った
女の子可愛いむちっとしてて、メイクもキランキランのぱきっとしたブルーで肌も影なんか一つもなくて夢みたい

レイラの包容力が素晴らしすぎて、鑑
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名探偵ピカチュウ(2019年製作の映画)

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毛並みの良いぴかちゅう…
口が開いちゃってるぴかちゅう…
顔くっしゃくしゃにしたピカチュウ…

ほんとにかわいい

人のレビューみて吹き替えの西島さんがかわいいって、今度はそっちを見てみたいと思った

映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ(2016年製作の映画)

3.5

この映画を家で1人で部屋真っ暗にして見てた、
みんなそれぞれ一人ぼっちで過ごして死にそうだったときちょっとだけ泣いてしまった

詩集を映画にするってすごいな
この人の描く詩は好き、
ただ映像と、言葉を
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恋する惑星 4Kレストア版(1994年製作の映画)

3.3

眠すぎるから後でかく、
ちょこちょこ好きなセリフあったなあなんか万華鏡の中のビーズの色を愛でてるみたいな映画だった、きれい。
レトロで鮮やかで少しふわふわしてる浮游的要素と予想のつかなさ。後隣り合わせ
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エゴイスト(2023年製作の映画)

4.8


今日の朝見た映画をずっとずっと考えてる。


鈴木亮平のお芝居は本当に帰って来れなくなる。
彼のお芝居を見に来たのに、私の認識の中で鈴木亮平から斉藤浩輔になった瞬間が一瞬すぎた。

鈴木亮平さんと氷
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82年生まれ、キム・ジヨン(2019年製作の映画)

3.9

日本に取り巻く男尊女卑文化のそれと韓国の文化がほとんど一緒。
描写の細かいところの全てが生きる上での理不尽や違和感を捉えていて共感しっぱなしでとにかく心が疲れた。ジヨン、乖離してじゃなきゃ耐えられなか
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サタンタンゴ(1994年製作の映画)

3.4


みたぞ。、。。、ついに見たぞ…!
1日で友達と一緒に、、、、
気が遠くなるくらい長かったけど、終わってみれば、えっ意外とあっけなく見終わることができてしまったわって体感が残った。
唐突に話が飛んでい
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