授業で鑑賞。
泥と真白い服、先住民と入植者、純朴な外見に秘めた強さ、粗野な外見に秘めた優しさ、優しさの裏にある狡猾さ、などコントラストが際立った作品だった。
場面の繋がりがかなりぶつ切りになってい>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』に続いてのMCU作品劇場鑑賞。(MCU全体としても2作目)
話としては正直ノーウェイホームより好きでした。メッセージ性もしっかりしていて、とにかく映像表現が凄>>続きを読む
映画館で観た時の爽快感と満足感がハンパない。
『プラネット・テラー』の方は初見だったけど、この奇想天外な発想とちょっとチャチな作りはB級映画への敬意。アクション、ヴァイオレンス、エロ、グロ、笑い、涙>>続きを読む
このギリシア悲劇のような物語を自分の中で落とし込むには時間がかかりそうです…
タランティーノはじめ、欧米からの支持も絶大な本作、やはり見応えはかなりありました。グロい描写に関しては今まで観た映画の中>>続きを読む
制作過程や庵野秀明のことも全く知らないので勝手なことを言ってると思いますが、昔再放送していたウルトラマンにどハマりした人間としてはちょっとなぁ…という感じ。
メフィラス星人とゼットンのビジュアルは何>>続きを読む
徹夜明けで行ってしまったので、最初の1時間うとうとしていたら、最後の40分案の定何が起こっているのか分からなくなってしまいました…笑
ただ、これは好きな作品だなというのは直感で思ったところ。
オー>>続きを読む
授業で鑑賞。
最後の感じが音楽といい、カメラワークといい、主人公の表情といい、『波止場』のような盛り上がりがあり、割とネオリアリズモの作品群の中でも異質な印象を受けた。
ただ、かなり長い。
授業で鑑賞。
お母さん役の女優さんが岩下志麻に似ているように思うのは僕だけでしょうか…笑
『どですかでん』のポスターが非常に印象的に使われていて、この映画の一種のメタファーになって、非常に興味深い>>続きを読む
【狂っているのは私か、それとも狂った世界で何事もなく生きる人間か?】
1955年当時の核に対する恐怖がいかほどのものだったのか、当時を生きた人間ではない自分が知る由もない。しかし核の恐怖は日に日に増>>続きを読む
松竹映画ってこともあり、どこか牧歌的な小津安二郎、山田洋次路線をイメージしていたが、テーマには原爆という戦争の恐ろしさがある。消えない戦争の記憶がおばあちゃんの脳裏には焼き付いている。時間が逆送りとい>>続きを読む
濁流や降りしきる雨といった激しさを描いた戦後期〜60年代までの作風とは違って、しとしとと偲ぶように降る雨、そしてラストの川の流れなど、黒澤作品はここに行き着くのかという印象で非常に感慨深かった。しかし>>続きを読む
『酔いどれ天使』、『静かなる決闘』、『野良犬』と戦後の貧困から引き起こされたさまざまな劣悪な環境を、上から見てきた黒澤が、下から見上げた作品。
貧しさの中で必死に生き抜く人々の姿が温かな眼差しで描か>>続きを読む
どこか『セブン』と似ている雰囲気を感じる。
芋づる式に繋がっていく手掛かりで頭がこんがらがりそうになった。笑
この世には悪人はいない。悪い環境があるだけだ。というこの映画の命題を、対照的な刑事が事件>>続きを読む
【人間に一番必要な薬は理性なんだよ!】
最後のメッセージは少し捻りがない気もしましたが、ヒューマニズムの黒澤ならではのラストでした。
三船のカッコ良さ、志村喬のカッコ良さ、戦後のエログロ・ナンセン>>続きを読む
降りしきる雨が『羅生門』と通じる。
『静かなる決闘』とは、己の欲望という敵との闘い、そして最後に弱さを見せた三船が新鮮で良かった。
進駐軍から梅毒は怖くないんだということを分からせてほしいと言われ>>続きを読む
【「生きて」いる人間と、「生かされて」いる人間】
この作品、もともとは『渡辺勘治の生涯』となる予定だったのですが、結局黒澤の提案で『生きる』になったらしいです。やはりこのタイトルが端的に表すように、>>続きを読む
周りの話をちゃんと聞くということ。
自分に正直になること。
適当に聞き、話していたこれまでの自分を甥との生活によって見直していくような、それをモノクロの温かさが包み込む優しい作品でした。
主人公が>>続きを読む
あぁ、ブレッソンだなぁ。
あぁ、フランス映画だなぁ。
どちらもめっちゃ観てるというわけじゃないけど、そんな印象を受けた。無機質で細切れなセリフがなんの脈略もなく繋がれていっているように思える。
ポール>>続きを読む
元々PARTⅢは好きなので、どんな感じに再編集されてるのかと思ったら、全然そのままの方が良かったです。変に手が加えられたことで、PARTⅢの順序が入れ替わっており、個々のエピソードがぶつ切りになってし>>続きを読む
【恥じて生きるより、熱く死ね!】
カッコいい男とはこういう事だと言わんばかりの名作、まさか映画館で観れるとは思いませんでした。
この時代特有?の演技、演出、物語展開に多少の粗はあるものの、この内容>>続きを読む
授業で鑑賞。
結構重い内容かと思っていたが、(確かに重い内容であるのは間違いないが)適度に緊張緩和の部分があって、観ていて和むところもあった。
『ミナリ』に通ずるところがあるような気もした。
「故に神は荒野から民を導きたまえり」
この言葉が印象的な、そして美青年がキリストと重なって見える話。(キリストとセックスしたがる女や男の話に思えたので、そういう話って今まで映画で描かれてきたのかなと>>続きを読む
『トップガン』や『愛と青春の旅立ち』などと並ぶ80年代青春映画の王道。
しかし自分の中であまりに期待値を上げすぎたからなのかかなり拍子抜けした印象。
エピソードが細切れすぎて全体の方向性がどこに向か>>続きを読む
『姿三四郎』あっての續だけど、単純に観るならこっちの方が好きかも。
檜垣兄弟が道場に来るシーンとか『姿三四郎』では観られなかったようなカメラワークとかがあって新鮮ではあった。
ただ最後の決闘シーン>>続きを読む