そうまさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

グランツーリスモ(2023年製作の映画)

3.5

思ってた以上にスポ根のし上がりもので熱くて面白かった、という以上の感想は無いが、だんだんシミュレーション(ゲーム)が現実を超越しつつある、という点はすげぇぇ!と思った。

ジュラシック・パーク(1993年製作の映画)

4.0

もちろん科学信仰や拝金主義に対する批判や、人間が生命を操作することへの倫理的な問題なども扱いつつ、それ以上になんやかんややっぱり恐竜っていうのは人類のロマンだよなぁ、という生命賛歌、いや恐竜賛歌を通し>>続きを読む

宇宙戦争(2005年製作の映画)

3.2

人類圧倒する宇宙人の描写とサスペンスだけでもってる映画という印象。
いや面白いけどあのオチなんやねん!笑
オオサカで早くも宇宙人を撃退できたのは道頓堀が汚すぎたからという説が好き。

マイノリティ・リポート(2002年製作の映画)

3.2

アニメ『PSYCHO-PATH』みたいな、凄いシステムによって犯罪が未然に防がれる近未来ディストピアSF。
道中のサスペンスは面白かったし、プリコグによって犯人を捕まえる際には何か偉い人の承認を得る、
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ターミナル(2004年製作の映画)

3.5

設定が面白い!
空港でどうやって生活するんだろうとワクワクするし、その中で生まれるヒューマンドラマも心温まる。

ザ・スーサイド・スクワッド "極"悪党、集結(2021年製作の映画)

4.0

デビッド・エアー監督の方は全然面白くなかったが、こっちはめちゃくちゃ面白い。
さすがジェームズ・ガン!
落ちこぼれやはぐれ者でも立ち上がるべき時に立ち上がりさえすればヒーローになれる。社会のネズミ達を
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ジョン・ウィック(2014年製作の映画)

3.0

「なめてたおっさんが実はヤバいやつだった」系映画。
世間で評価されてるほどでは無かったな〜。
アクション映画を楽しむ素養が無いのかな。

ハート・オブ・ストーン(2023年製作の映画)

3.2

9年前にホームステイさせてもらったホストファミリーのホストとその彼女と観た。
ガル・ガドットは良かったし、主人公が孤軍奮闘する感じも面白かった(ほぼM:Iやないかい!)けど、ハイテクAIの描写がちょっ
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長ぐつをはいたネコと9つの命(2022年製作の映画)

3.8

アメリカ行きの飛行機の中で鑑賞。
『スパイダーバース』シリーズ的な、絵本の絵がそのまま動いているかのようなアニメーションに惹かれて観たけどお話も僕の大好物な「中年の危機」的なもので面白かったし、死神の
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Pearl パール(2022年製作の映画)

4.0

なんというか、ストーリーもビジュアルもとてもシンプルで、だからこそ要所要所の演出や俳優の演技が自分にめちゃくちゃハマって、観てて楽し〜〜!てなる映画だった。
ラストの数分ずっと筋肉ピクピクするくらい目
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バービー(2023年製作の映画)

4.5

バービーには全く思い入れがないが、めっちゃ泣けた。
エンタメとしてとても面白かったし、テーマも男社会がどうとかフェミニズムがどうとかいった二元論的なところに留まらず、そこにバービーやケン達の実存的な問
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マイ・エレメント(2023年製作の映画)

3.5

最近のピクサー映画は本当に良いな〜。
人種のサラダボウル「アメリカ」を移民二世の視点から描く。
そういえば『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』もそういうテーマだった。
エンバーは親か
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ヴァチカンのエクソシスト(2023年製作の映画)

3.5

キリスト教モチーフのバトル映画が結構好きなのかもしれない。ちょうど良いところの中二心をくすぐられるというか。殺し屋とかマフィアとかには全然ときめかないのに、何でだろう。

お話もシンプルで、ラッセル・
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ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE(2023年製作の映画)

3.5

俳優は映画のためにどれだけ体を張れるのかという命題に挑み続ける男、トム・クルーズ。
メイキングも含めて1つの映画だなぁ。
『トップガン・マーヴェリック』の公開の際には、コロナ禍であらゆる映画がストリー
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ぼくのエリ 200歳の少女(2008年製作の映画)

3.5

藤本タツキの長編読切『さよなら絵梨』の元ネタと知って鑑賞。
人が死んだり血が流れたりするシーンでも、何と言うか盛り上げるような演出はすることなく淡々と描写していたのが嫌なホラー映画感があって印象的。
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X エックス(2022年製作の映画)

3.5

性と生に飢えているお婆さんめっちゃ怖いな、という発見があった。

イノセンツ(2021年製作の映画)

3.2

『童夢』オマージュどころかもうほぼ『童夢』原作では?

というくらい『童夢』のオマージュが沢山あり、特に『童夢』序盤の「何が起きてるんや?これから何が起こるんや?」というドキドキワクワク感や、まるで団
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レザボア・ドッグス(1992年製作の映画)

3.5

『パルプ・フィクション』に引き続き、初期タランティーノ作品鑑賞2作目。

ちょっとだけ楽しみ方が分かってきた様な気がする。これは多分所謂漫画やアニメでいう「日常系」だ!

普通はカットされてしまう部分
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スイス・アーミー・マン(2016年製作の映画)

4.0

ハリーポッター役のダニエル・ラドクリフが死体役として登場し、屁をこきまくって主人公とピンチを切り抜けるという、あらすじだけだと訳分からんお話。観ても訳分からん笑。

2022年度アカデミー賞で無双した
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羊たちの沈黙(1990年製作の映画)

4.0

とても出演時間12分とは思えないほどのレクターのインパクト!

個人的にはやっぱりレクターとクラリスとの奇妙な関係性が1番印象深く、それを恋愛関係と見るのが一般的な解釈だろうし僕もそれが自然だと思うが
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パルプ・フィクション(1994年製作の映画)

3.5

うーむ。
ウェス・アンダーソンと同じく、どう楽しんでいいか分からないけど観ちゃう映画を撮る監督だな。
最後のサミュエル・L・ジャクソンがただ独りごちるシーンが良かった。

ミッション:インポッシブル/フォールアウト(2018年製作の映画)

3.8

終盤の怒涛のアクション秀逸。
パリのバイクチェイスシーンはここぞとばかりにあちこちの観光名所を回ってくれて面白かった。

ミッション:インポッシブル ローグ・ネイション(2015年製作の映画)

3.8

離陸するジェット機にしがみつくという危険極まりない激ヤバスタントシーンがなんとアバンで使われるというギャグ。
中盤の水の中でなんか色々してるシーン、音楽がなくてハラハラするしギャグも笑えるしで好き。
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ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル(2011年製作の映画)

3.8

ヴァチカンに潜入する下りはめちゃめちゃ笑える。
超高層ビルでのアクションがとても良い。
合成なしで本人スタントなのがすげーーてなるのが多分4ぐらいから?

ミッション:インポッシブル3(2006年製作の映画)

3.5

結婚したイーサン。
冒頭、イーサンが教え子を救出して…の下りは多分シリーズ中で一番ショッキング。
ここらへんから結構笑えるギャグが入ってくる。
上海を疾走するイーサンがとてもいい。

ミッション:インポッシブル2(2000年製作の映画)

3.5

ちょっとダンディなイーサンが観れる。
儚げなヒロインが印象的。
最後にいきなり特撮っぽくなるのが面白かった。多分危険なスタントをCGとか使わずにやってるからだろうな。

ミッション:インポッシブル(1996年製作の映画)

3.2

まだ世界の命運とかを背負わされてない頃のイーサン。
多分初めて観た。ジャンレノ出ててびっくり。
「当局は一切関知しない~~このメッセージは5秒後に消滅する。」の下りや上からロープで吊るされて床ぎりぎり
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CLOSE/クロース(2022年製作の映画)

3.2

是枝監督の『怪物』に引き続き、こちらもクィア映画。
2人の交流の描写に関しては、『怪物』に勝るとも劣らないほど良かったが、脚本的な面白さや、鑑賞後に残るものがあったかどうかでいえばやはり『怪物』を観て
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インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国(2008年製作の映画)

3.5

軍隊蟻のシーンなど『インディ』特有のトラウマシーン描写は健在。
ギャグ的に原爆が扱われるシーンには若干モヤっとしつつもインディが冷蔵庫に入って吹っ飛ばされるのは好き。
トラックのチェイスシーンも面白く
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8 1/2(1963年製作の映画)

3.2

色んな評論とかレビューとか読んでるとたびたび目にする『8 1/2』。
監督が映画を作るまでの苦悩をそのまま映画にするというあらすじを聞き、絶対に大好物な映画じゃん!と期待して観たもののあんまりストーリ
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かぐや様は告らせたい-ファーストキッスは終わらない-(2022年製作の映画)

3.5

「デフォルメはあくまでデフォルメである」
その通りなんだよな~。
「本当の自分」「偽りの自分」なんてものは存在しなくて全部「本当の自分」で、状況に合わせて使い分けてるに過ぎない。
それでどこまで玉砕覚
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食人族4Kリマスター無修正完全版(1980年製作の映画)

4.0

「人間に寄生し、生物全体のバランスを保つ役割を担う我々から比べれば人間どもこそ地球を蝕む寄生虫!…いや、寄生"獣"か。」

僕の個人的漫画バイブルの一つ、『寄生獣』では「他人を化け物扱いするお前達が本
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