井中カエルand物語るカメさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

井中カエルand物語るカメ

井中カエルand物語るカメ

ハケンアニメ!(2022年製作の映画)

3.8

#ハケンアニメ
5/20公開作品
アニメを作る人々を監督を中心に描く群像劇。実写映画のアニメパートってアニメファン的には苦笑の作品もありますが今作は別!
覇権と言われる説得力に満ちていてそのアニメのク
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映画 おそ松さん(2022年製作の映画)

3.3

#映画おそ松さん 
かなり無理めな企画だったと思いますが、おそ松さんのなんでもありワールド全開に振った禁じ手連打の映画に!
笑えるシーンはあり、嫌いになれない作品ではありますが評価自体は辛口になるのは
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映画しまじろう しまじろうとキラキラおうこくのおうじさま(2022年製作の映画)

3.3

『映画しまじろう しまじろうと キラキラおうこくの おうじさま』
児童・幼児向けアニメ映画として王道の作りだったのではないでしょうか。ただ、しまじろうにわか勢としては、昨年の印象が強すぎてあのCGを期
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ブルーサーマル(2022年製作の映画)

3.4

爽やかな青春アニメ映画でした
惜しむらくは映画よりもテレビアニメ向きの題材だったのかなぁとは思いますが、漫画的表現がコミカルで面白くアニメが好きであれば見ておいて損のない作品です
なんか一昔前のノイタ
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KAPPEI カッペイ(2022年製作の映画)

3.3

かつての男の子ならば通ったであろうあの名作バトル漫画をオマージュしたコメディ作品。まるで中身がないのだけれど中学生のような彼らの日常と振り切った演技に思わず笑いが止まらない場面も!
あまり上手い映画と
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SING/シング:ネクストステージ(2021年製作の映画)

4.1

これぞイルミネーション!減点法では20点も、加点法では120点のアガってノリノリになれるアニメーション映画に!
前作と同じく愉快なキャラクターたちが所狭しとはしゃぎ回る圧巻のパフォーマンスは観ているこ
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DEEMO サクラノオト あなたの奏でた音が、今も響く(2021年製作の映画)

3.5

劇場版 DEEMO サクラノオト あなたの奏でた音が、今も響く
これは…確かにCGのアニメ表現や物語のフワフワさが気になる部分もあるかも。全体的な画面のリッチさなどは高評価しづらいか
でも音楽と共に語
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THE BATMAN-ザ・バットマンー(2022年製作の映画)

4.0

映画には映画にしか流れない時間があり今作には3時間かけないと生まれない時間が濃厚に漂っていました
時に重く、暗い問いかけはヒーローや正義の根幹に関わるものに
アメコミ映画は苦手ですが本作は好きですね…
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映画ドラえもん のび太の宇宙小戦争(リトルスターウォーズ) 2021(2021年製作の映画)

3.8

1985年に発表された原作を良リメイク
アニメ映画の優等生であるドラえもん映画らしく今年もレベルが高さが味わえます
何よりも戦闘描写が迫力満点!
まさかドラえもん映画で板野サーカス的なミサイル軌道が観
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あんさんぶるスターズ!!-Road to Show!!-(2022年製作の映画)

3.2

人気スマホゲームの劇場アニメ化らしくキャラクターを魅せることに終始した作品でした
そのため絶対にキャラクターは崩さないという意志を感じられるほどのキャラ作画の安定感はさすがです
スマホゲームのイベント
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余命10年(2022年製作の映画)

4.0

#余命10年
重厚ながらもソフトで挑戦的な映像に捉えられたのは高林茉莉という1人の女性の人生と残りの時間への覚悟
人と出会い変化していく関係、そして人はなぜ“遺す“のかに向き合った物語に観客である自分
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アンチャーテッド(2022年製作の映画)

3.5

これもなかなか評価が難しい映画でした

確かにアクションやアドベンチャー要素は多くて見た目的には派手で、原作の要素を捉えており色々と入れています。しかし映画だからこその魅力が発揮されたのか? と問われ
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フルーツバスケット -prelude-(2022年製作の映画)

3.3

孤独な少女が多くの人に出会い、影響を与え合い変化していくフルバのpreludeらしい内容でした
夾視点、今日子さんの過去、その後の3部作といった構成はフルバファンならばグッとくるものがあるのかな

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大怪獣のあとしまつ(2022年製作の映画)

3.0

#大怪獣のあとしまつ
悪いところは非常に目につきやすく悪口大喜利が始まるのも納得。キャストスタッフは自分の仕事をやりきっている分、悪いところが気にかかるか
ただしやりたかったこととしては社会批判とぐだ
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鹿の王 ユナと約束の旅(2020年製作の映画)

4.2

#鹿の王
なんと芳醇で豊かなアニメなのだろうか。人の動きや生活、文化、自然や動植物を描き世界を描き作ると同時に社会と人生、生命を語り切る
東映アニメーションからの日本アニメの伝統はまだまだ生き続けてい
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前科者(2022年製作の映画)

3.8

#前科者
なぜ人は罪を犯すのか
罪を犯した人の更生はできないのか
保護司を起点に我々に罪と何か、罪人とは誰かを問いかける骨太なテーマとメッセージは大好き
今作の有村架純の誠実さも心に残るが 森田剛の演
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アダムス・ファミリー2 アメリカ横断旅行!(2021年製作の映画)

3.3

#アダムス・ファミリー2
『遺伝子操作』と『血縁関係と家族』という重いテーマを扱いながらもブラックジョーク混じりで笑い飛ばせるのは利点か欠点か
とにかく深く考えさせるよりも楽しく笑い飛ばす力に満ちた作
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クレッシェンド 音楽の架け橋(2019年製作の映画)

4.0

#クレッシェンド音楽の架け橋
イスラエルとパレスチナ。世界で最も複雑で根深いな問題の1つに向き合った音楽映画ですがどちらの言い分もわかるだけに答えが見えない辛さがありました。希望を見せつつ様々なドラマ
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地球外少年少女 前編「地球外からの使者」(2022年製作の映画)

4.0

さすがは礒光雄監督作品!わずかな重量の違いを作画で表現されているのも鳥肌が立ち、ガジェットなどを用いた少年少女たち(+大人)のSFに心が躍り電脳コイルをワクワクしながら見ていた時代を思い出しました
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バイオハザード:ウェルカム・トゥ・ラクーンシティ(2021年製作の映画)

3.5

原作ゲームの1.2を忠実に映像化した作品と言えるでしょう。だからこそ原作ゲームファンは変更されたポイントが気になっちゃうかも?
ホラー映画らしい社会批評性は薄いですが娯楽アクションとしては中々の出来。
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さがす(2022年製作の映画)

3.5

さがす、観ました
片山監督はポンジュノ監督の元で助監督を務めたからか韓国映画のような重厚感がありつつも個人的に韓国映画は苦手なためかあまりハマらず
物語などもどこか右から左なところもあり佐藤二郎の演技
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劇場版 舞台『刀剣乱舞』義伝 暁の独眼竜(2022年製作の映画)

3.8

劇場版 舞台「刀剣乱舞」義伝 暁の独眼竜を観ました
やっぱり刀剣乱舞の舞台は面白い!今回は特に素晴らしかったのは事実側の主人公伊達政宗(富田翔)の存在感と天下人への野望に燃える姿にグッと掴まれた!
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エール!(2014年製作の映画)

3.8

エール
公開されたcodaの原作となるフランス映画で感動作だと思ってみたらフランスらしい大らかな性的コメディにちょっと苦笑いなところも😅
大味なところはありつつもラスト付近の演出などはさらに感動しまし
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コーダ あいのうた(2021年製作の映画)

3.8

#coda
フランスの原題版の欠点を修正してわかりやすく見やすくなった作品でした。特に音楽はこちらのほうがキャッチーでわかりやすい♪
ただそのせいか爆発力には欠ける印象も…この辺りはストーリーをしって
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真夜中乙女戦争(2021年製作の映画)

2.5

<酷評注意>
酷かったです
物語はあってないようなもので観念的ながらも何も中身がなく伝わるものがない。カメラもぐるぐる回すだけのカッコ悪く感じられてしまい役者の魅力も引き出せていない。ラストは東京の街
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シチリアを征服したクマ王国の物語(2019年製作の映画)

4.0

#シチリアを征服したクマ王国の物語
好き〜!
卓越した色使いやキャラクターの演技が可愛らしくクマ以外にも愛が目覚めていく!
笑えてアニメーションの強みを活かしながらも寓話性や社会批評も兼ね備えており物
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クライ・マッチョ(2021年製作の映画)

3.3

#クライマッチョ
男の生き方を語ってきたクリント・イーストウッドの最新作は枯れた男を描き出した本作からは「本当の強さ」なんて謳い文句から離れて90を超えて衰えゆく自分の体力や気力を見つめ直しでいく様に
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スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム(2021年製作の映画)

3.5

スパイダーマンNWH観ました
なるほど、過去作を通してファン向けに接待されておりスパイダーマンファンが熱狂しているのもわかります
自分もマラソンして追いかけてきたのでその甲斐はあったのかな…
ただし最
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アメイジング・スパイダーマン2(2014年製作の映画)

3.5

アメスパ2を観た
前作のテーマを引き継ぎながらも父の影などを追いかけるピーターを描く
終盤の展開にはビックリした!
けれどヒーロー譚には必要なことでそこから立ち上がる姿勢を描いたあのラストは英断という
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アメイジング・スパイダーマン(2012年製作の映画)

3.5

アメスパ1観賞
オタクからちょい悪青年へと変貌を遂げたピーター・パーカーを生み出した
スパイダーマンのもう1つの顔である科学技術とモラルをテーマに人間の2面性を描くことを重視
クレーンのシーンなどエモ
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スパイダーマン3(2007年製作の映画)

3.7

サムライミ版スパイダーマン3
最後にして最強最大の敵は自分自身
強大な力の使い方はほんの少しの嫉妬や復讐心などに付け込み簡単にヴィランに変貌する
マスクを外した戦いはスパイダーマンではなくピーター達だ
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スパイダーマン2(2004年製作の映画)

3.7

サムライミ版スパイダーマン2
ヒーローの自分と個人として生きる自分の2つの現実に翻弄されて悩むパーカーパートは社会に出てワークライフバランスに悩む等身大の若者と同じ
強大な力に振り回されてしまうオクト
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スパイダーマン(2002年製作の映画)

3.7

サムライミ版スパイダーマン1
冴えない少年が巨大な力を得てヒーローになり好きな女の子に振り向いてもらえるというわかりやすい(現代ならばザ・なろう系)フォーマットの強さを感じました
スパイダーマンの基本
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