marbo917さんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

marbo917

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フック(1991年製作の映画)

3.6

2024年54本目

中年太りの設定でボディースーツを着ているせいなのか、剛毛なロビンウィリアムズの体毛がトゥルントゥルンで違和感あり。そればっかりが気になってストーリーが頭に入って来なかったw

レナードの朝(1990年製作の映画)

4.1

2024年53本目

ロバートデニーロの障害者の演技がリアルで名優と称されるのが納得な作品。奇跡が起きたシーンよりも、もう2度と目覚めないと分かった時の方が悲しかった。

ガープの世界(1982年製作の映画)

4.2

2024年52本目

ジェンダーと戦う母に影響された息子の一生の物語。ロビンウィリアムズの中でフィッシャーキングの次に好きな作品。

男尊女卑の時代に男に縛られたくないが子供が欲しくて病院で寝たきりだ
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ジャッキー・ブラウン(1997年製作の映画)

3.7

2024年51本目

人生の折り返し地点を過ぎた人たちが再起をかけ、一攫千金をかけて騙し合う。

タランティーノ作品では珍しくダラダラとした台詞回しや血生臭いシーン、目まぐるしく続く展開やアッと言わせ
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トリック劇場版 ラストステージ(2013年製作の映画)

3.7

2024年51本目

長きに渡って続いた迷作“トリック”の集大成的作品。これまで劇場版が出る度にマンネリ感が否めませんでしたが、ラストステージはスンガイ共和国(菅井きんそっくりな大統領)の霊能力者ボン
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劇場版TRICK 霊能力者バトルロイヤル(2010年製作の映画)

3.4

2024年50本目

村を災害から守る「カミハエーリ」の後継者を巡り、霊能力者のバトルが始まる…ってかなり強引なストーリー。

題材を出し尽くしてしまったのがマンネリ感が否めない。舞台の村の名前(万練
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トリック 劇場版2(2006年製作の映画)

3.5

2024年49本目

当時のサスペンスドラマの女王と呼ばれた片平なぎさをゲストに迎え、さらにそのドラマで頻繁に舞台となった崖を持ってくるところが遊び心アリ。

今回も金田一作品をもじっており(注)、登
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トリック 劇場版(2002年製作の映画)

3.7

2024年48本目

売れないマジシャン山田奈緒子と日本科学技術大学教授 上田次郎が難解事件に挑む劇場版第一作。

300年に一度災いが起こる村を救うべく神様を探すという設定に、ベンガルちゃんや石橋蓮
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ジョニーは戦場へ行った(1971年製作の映画)

3.7

2024年47本目

戦争により目鼻耳口と手足奪われ、身動き・意思の疎通が出来ない主人公が、脳と内蔵器官だけは損傷がなかった為、アメリカ軍の実験にされる。
意識がある為、手足を切断される激痛だけを感じ
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メメント(2000年製作の映画)

3.7

2024年46本目

カラー→過去逆行、白黒→現在進行の構図が分からないと理解が出来ないノーラン監督のお家芸、時間的厄介作品。

これを理解した上で見るとふむふむとなるのかと思ったけど、あの女の役割が
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嘆きのテレーズ(1952年製作の映画)

3.7

2024年45本目

リヨンで生地屋を営む主人公は、病弱でマザコンな夫と姑の間で窮屈な暮らしをしていた。実家の事情で仕方なくいとこである夫た結婚させられていたのであった。
そんな中、夫の紹介で知り合っ
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カサブランカ(1942年製作の映画)

3.6

2024年44本目

黄金期のハリウッドの名作と言われる作品って、こんな歳の離れたカップルが多いのでしょうか?

イングリット・バーグマンは確かに綺麗だけど、ハンフリー・ボガードって対して美男子とは
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風と共に去りぬ(1939年製作の映画)

3.7

2024年43本目

全てはアシュレーを手に入れる為、したくもない結婚を半ば勢いでしてしまい、身を粉にして尽くすバトラーにツンデレなこの身勝手な主人公スカーレットに全く共感が出来なかった。
でもって愛
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イヴの総て(1950年製作の映画)

3.8

2024年42本目

前半はマーゴの中心の物語でイヴがマーゴに取りいる様になり半ば強引に代役を務め、後半は周りの男たちを手中に収め人気女優へとの仕上がる流れ。結構ドロドロしてるけど、松本人志の一件が話
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BECKY ベッキー(2020年製作の映画)

3.7

2024年41本目

強盗に狙われた女主人公が反撃する名作“サプライズ”を少女にしてみました版。

全般的に面白かったんだけど、ゴアシーンの見せ方が若干暗くて何を写してるのが分かりづらいのがマイナスポ
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レベッカ(1940年製作の映画)

3.7

2024年40本目

ダンヴァース夫人のレベッカへの狂信的な終着が同性愛を示唆しており、ドMな主人公とローレンス・オリヴェエ(名前がすでにゲイゲイしい)演じるド・ウィンターのやり取りが、隠れゲイを追い
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タイタニック(1997年製作の映画)

4.0

2024年39本目

タイタニック号と共に深い海の底に沈んだ希少な宝石“璧洋のハート”を探す為にトレジャーハンターが、それを身につけた女性の絵を残骸の中から見つける。TVに映る絵をみて自らがモデルだと
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ソウルメイト/七月と安生(2016年製作の映画)

3.8

2024年38本目

ここまで自分の思いをぶつけられる友がいるなんて、なかなかいないと思う。言うことで相手に傷つけるのでは…と飲み込んで伝えれずにいるのが多数派なのでは。綺麗事だけで片付けない演出にも
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ビフォア・ザ・レイン(1994年製作の映画)

3.7

2024年37本目

ずっと見返したかったのがアマプラでようやく観れた。

改めて観てみると、中島みゆきのひまわり "SUNWARD"の歌詞そのもの。

「あの遠くはりめぐらせた
妙な柵のそこかしこか
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ナチュラルウーマン(2017年製作の映画)

3.7

2024年36本目

どんな名優のヘテロセクシャルが演じても、このトランスジェンダー自ら演じる事でこの説得力。
もし、この作品がずっと先に世に出ていたのなら、いつだったか女性が演じた別の映画があったが
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市子(2023年製作の映画)

3.8

2024年35本目

ドMのクラスメートが命に替えてまで市子に尽くそうとする経緯に乏しく、市子の刹那に生き抜こうとする姿が魔性の女に見えてしまい、せっかくの杉咲花ちゃんの熱演が霞んでしまう演出が残念。

みぽりん(2019年製作の映画)

2.2

2024年34本目

ボイストレーナーとしてのみぽりんのじつ実力を証明するシーンがなく説得力にかける。生計を立てる為にハンターを六甲山で出来るのか謎…ラストのアレを持ち出してしまうと全てがどうでも良く
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SISU/シス 不死身の男(2022年製作の映画)

4.2

2024年33本目

タランティーノにインスパイアされた残酷さをエンタメにする演出や復讐の鬼と化するマッチョイケオジが“ドント・ブリーズ”のスペルマジジイを彷彿し、評判が良かったのに納得が行く完成度。
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落下の解剖学(2023年製作の映画)

3.8

2024年32本目

学生からのインタビューを受ける妻の作家は上機嫌でワインを勧め、その最中大音量の音楽が鳴る。夫が作家制作に集中する為慣らしているという。それが意図するものなのかインタビューは中断さ
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エンドロールのつづき(2021年製作の映画)

3.8

2024年31本目

フィルムからデジタルへの変遷を少年の目を通して、映画への愛を詰め込んだ作品。

邦題のエンドロールのつづきってどんな意味だろうと思ってたら、なるほど!久しぶりに素敵なネーミングだ
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イコライザー THE FINAL(2023年製作の映画)

3.8

2024年30本目

9秒で終わらせるのは初めのシーンだけで、ほぼ穏やかな引退生活。時折みせるさ鮮やかな殺し方は健在で、これがラストとは思えない。ジェイソンボーンシリーズみたいに復活とかあるんだろうな
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ザ・インフェルノ(2017年製作の映画)

3.1

2024年29本目

チリの軍事政権時代にサディストの父に育てられた子供が大人になり鬼畜のレイピスト殺人鬼の話。
分かりづらい編集、胸糞な展開、救いのないラスト。もう観ることはないでしょう。

ヴァチカンのエクソシスト(2023年製作の映画)

3.5

2024年28本目

期待しないまま予備知識なしで観るも、予想通りの展開で特筆すべき点なし。

モーガン・ブラザーズ(2012年製作の映画)

3.3

2024年27本目

まさか自分の叔母さんとあんな事になってるなんてエピソードだけが印象に残った。

永い言い訳(2016年製作の映画)

3.6

2024年26本目

不倫の真っ最中に妻が事故死。
その罪滅ぼしの為に他人の子供を世話をし、罪を浄化するなんて綺麗事過ぎて受け入れられなかった。

ディア・ドクター(2009年製作の映画)

3.8

2024年25本目

例えば会社で長く一緒にいても挨拶程度で会話がない人がいる一方で、慣れ親しんだ同僚が異動になり、どこかでばったり会うと声を掛けたくなるように。
そんな人の繋がりの大切さを思い出さて
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ゆれる(2006年製作の映画)

3.7

2024年24本目

ジャンルは違えども、蛇イチゴから格段に台詞や演出、間の取り方が格段に向上しドラマ性の色濃くなった。

きっと兄は幼い頃から弟と比較され育ち、大人になっても惚れた女に弟にもとられ、
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蛇イチゴ(2003年製作の映画)

3.7

2024年23本目

見かけはよくある平凡な家庭。その裏には会社の金を横領してクビになった父、痴呆の義父の介護に疲れ見殺しにした母。その義父の葬式に現れたのは大学の学費をネコババして勘当された兄が現れ
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袋小路(1965年製作の映画)

3.4

2024年22本目

センスあるオープニングは抜群なんだけど、若くて美人の妻のために全財産をはたいて買った城をギャングに乗っ取られて受け入れてしまう展開が謎。

反撥(1964年製作の映画)

3.7

2024年21本目

潔癖症だというのに部屋がとんでもなく汚いことに違和感があるが、ドゥヌーヴ様がそんな違和感を吹き飛ばす程美しい。

沈黙のパレード(2022年製作の映画)

3.6

2024年20本目

途中からオチが読めてしまい、驚くような仕掛けもなく、続編が出る度に質が下がってしまい「実につまらない」に尽きる。