トシオ88さんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

3.8

ゴジラ、70歳おめでとう🥲。70歳と言えば古希だけど、益々ご健勝😆。もっともっと破壊の神としての、暴虐ぶりを観たい。
今回、IMAXで観た最新のゴジラ!結構マッチョでイケメン。生物感はなかなかのもの。
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夜のバラを消せ(1966年製作の映画)

3.3

真っ赤なジャギュア(©️徳大寺有恒)に乗って登場するのは徳川新六こと石原裕次郎。時々FRのジャジャ馬に手こずりながらも、箱根のゴルフ場に乗り付ける彼こそは戦後の日本国🇯🇵を堕落させる者たちに天誅を加え>>続きを読む

夜の牙(1958年製作の映画)

3.8

石原裕次郎、銀幕デビュー3作目の作品だが、テンポよく、ストーリーもピリリと山椒の効いた良品😃。
たぶん昔の下北沢駅?のガード下で、医院を営む裕次郎。これまた若き日の岡田真澄が舎弟で出入りしているが、い
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コールガール(1971年製作の映画)

3.7

ジェーン・フォンダが第44回アカデミー賞で主演女優賞の栄冠を獲得した作品。物語は、ニューヨークで失踪した男を探す為にドナルド・サザーランド演じる私立探偵クルートが、男がジェーン・フォンダ演じるコールガ>>続きを読む

散歩する霊柩車(1964年製作の映画)

3.7

二転三転するブラックスリラー。痩躯の西村晃とグラマラス女優春川ますみの夫婦が織りなす色と欲のドラマ。西村晃のやはり出色な演技力が堪能できる😃。ドラマに絡む俳優たちも、渥美清、金子信雄、浜村純、加藤嘉(>>続きを読む

ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE(2023年製作の映画)

3.9

今夏、映画館で観る事能わず、ようやくサブスク配信で鑑賞😆。これがレンタル店だと本作のような最新人気作品には貸出中の札がダーッと並んでいて、泣く泣く他の作品を借りる、みたいな事も今は昔。まぁそれでも代わ>>続きを読む

花を喰う蟲(1967年製作の映画)

4.0

ピカレスクロマンというには余りにも毒のある映画。すっかり魅了された。黒岩重吾の原作を、後のロマンポルノの巨匠、若き西村昭五郎が描くと、エロもグロも悪も何もかもカオスになって、スクリーンに踊る。
特に主
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ブルータウン 青い街の狼(1962年製作の映画)

3.0

日活でカラー!そして芦川いづみもカラーで観れる😆。タイトルも何だかイカしてる!もうそれだけでワクワクして観たけど…🙈。
内容はダンプガイ😆二谷英明が覆面麻薬捜査官として、日本ヤクザ、中国マフィア、そし
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しあわせはどこに(1956年製作の映画)

-

コロンビアローズ🌹の歌声で始まる本作。メロドラマの王道の母娘ものストーリーだけど、最後まで観てしまうのは、やはり芦川いづみの可憐さの為か、それとも最早、失われつつある古き良き日本の姿の所為か🥲。
芦川
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レオン(1994年製作の映画)

3.7

今ではBS放送映画のご常連になってしまったけど、まだスリムで不器用なジャン・レノ、幼いけど美しく鮮烈な演技のナタリー・ポートマン、そして新進気鋭の若手だった頃のブチギレヒャッハーのゲイリー・オールドマ>>続きを読む

祈るひと(1959年製作の映画)

3.7

1時間半足らずのストーリーの中に私小説の如く芦川いづみの独白が混じりながら、過去と現代の様々な出来事がレイヤーになっていて見飽きない。
俳優達のお芝居がきちんと出来ている所為もあるのだろうけど、日常の
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ブラックサン(2023年製作の映画)

2.5

スペイン🇪🇸産のNetflixホラー。本作のパコ監督はあのRECの監督!😃。でも今回はホラーというには怖くなく、心霊ドラマといった感じ。他のスペイン産ドラマのようにドンデン返しがあるのかなあと思って観>>続きを読む

コードネーム U.N.C.L.E.(2014年製作の映画)

3.6

ガイ・リッチー監督の切れ味の鋭い演出が楽しめる娯楽作品😆。1960年代を映像に復活させるのは、デジタルの世界ではもはや容易な事なのかもしれない。ベルリンやローマをその時代の風俗やファッションと共にスク>>続きを読む

扉の影に誰かいる(1970年製作の映画)

3.2

チャールズ・ブロンソンがドーンとジャケ写に載っているので、彼が主役のサスペンスと思いきや…。あれこの人どこかで?アンソニー・パーキンスが登場…。どちらかと言えばパーキンスが主役のちょっと不思議な感覚の>>続きを読む

影なき声(1958年製作の映画)

3.5

松本清張原作、鈴木清順監督のサスペンス。
新聞社の電話交換手役南田洋子が偶々、殺人犯の声を聞いてしまったことから始まる悪夢のような日々💀。やがて旦那が他の殺人事件のホシとして捕まり一層追い詰められてい
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誘惑(1957年製作の映画)

4.0

まだまだ映画的幸福を得られる作品ってあるんだなと深く実感できた物語。中平康監督作品で一番好きという方もいらっしゃるけど、成程と得心😃。
物語は千田是也演じる妻に先立たれた50代の男とその娘左幸子が東京
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若草物語(1964年製作の映画)

3.3

日活を代表する4人の女優が華やかな姉妹を演じる1960年代の作品。サムネイルはモノクロ調だけど鮮烈な色彩が印象的なカラー作品。
芦川いづみ、浅丘ルリ子、吉永小百合、和泉雅子が各々の個性を魅せてくれる🥰
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アジア秘密警察(1966年製作の映画)

3.6

昭和を代表するダンプ・ガイ二谷英明を主役に迎えたアクション巨編。共演は日活でお馴染みの宍戸錠、浅丘ルリ子、そしておやっさん小林昭二の若かりし日の勇姿も鑑賞できる😆。 
ストーリー自体はジェームス・ボン
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黒い潮(1954年製作の映画)

3.8

国鉄総裁下山事件、戦後日本の闇とされる事件の一つ。事件発生直後から真実を追い求める新聞記者役の山村聰が辿り着く果てにあるものは…。
井上靖原作を、俳優山村聰が監督も務めたドキュメンタリー的な作風だが骨
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ジョン・ウィック:コンセクエンス(2023年製作の映画)

3.7

ようやく鑑賞😆。長い長いと聞いていたので、大臀筋をよくストレッチして鑑賞したが、お尻の痛さなんかそっちのけの、あっという間の3時間だった。
真田広之、ドニー・イェンという豪華な配役の中、大阪、ベルリン
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銭形平次捕物控 女狐屋敷(1957年製作の映画)

3.0

メモです:誰が呼んだか〜銭形平次〜😆
ご存知平次を大川橋蔵ではなく、長谷川一夫で描く大映時代劇。銭形平次第12作だから当時は長谷川一夫人気が凄かったのでしようねー😆。
新興宗教を巡るドラマは今のご時世
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殺意の夏(1983年製作の映画)

3.7

イザベル・アジャーニ主演の1980年代のミステリー。フランスの片田舎に現れる、とてつもない美人。街の男たちは皆惹かれるが、やがて1人の男と結婚。しかし彼女には心に秘めた暗く熱い秘密があった…🔥。
憑依
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空港の魔女(1959年製作の映画)

3.7

高倉健と久保菜穂子のサスペンスロマンス。
昭和34年の東京を舞台にした偽ドル札を巡る愛憎劇。高倉健もまだデビュー3年目。新東宝で鍛えられた久保菜穂子との演技力の差は如何ともし難い。そして久保菜穂子は当
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黄金バット(1966年製作の映画)

2.7

黄金バット・ザ・ビギンズ😆。彼が何者なのか今明かされる!同じ蝙蝠🦇の由来ながら、東西の世界でこれほどまでに違うとは😆。
テレビ📺放送の為に作られた映画版だが、結構TV版と違う箇所ありあり。
惑星イカル
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THE BATMAN-ザ・バットマンー(2022年製作の映画)

3.6

暗くて重いけど、面白い。でもやはり少し長い…。映画館で観たら終盤お尻が痛くて、鑑賞継続大変だったかもしれない😨。
あのジム・キャリーの、ある意味強烈なリドラーが印象に残っているおっさんからすると、今作
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追いつめられて(1987年製作の映画)

3.7

若かりしケビン・コスナーとショーン・ヤング、そして黒幕にジーン・ハックマン親分が絡むポリティカルサスペンス映画。若い主役2人の美男美女ぶりは他に類を見ないけど、ショーン・ヤングは既に後年の奇天烈な気質>>続きを読む

13日の金曜日PART7/新しい恐怖(1988年製作の映画)

3.5

13日の金曜日だったので、13日の金曜日を久々に鑑賞😆。どれを観ようかと悩んだけど、ラッキー7、且つサイコキネシスのティナが闘う本作を選択😠。前作の闘いで、クリスタルレイクの奥底に沈んでいたジェイソン>>続きを読む

ゴジラvsコング(2021年製作の映画)

2.7

Netflixの配信終了が間近ということもあり鑑賞。相変わらずよくわからない国際組織や企業が暗躍する中、ゴジラとコングにxxが絡んで香港が大変なことに😆というストーリー。
CGの無駄遣いというくらい全
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アナベル 死霊館の人形(2014年製作の映画)

3.0

アナベルちゃん、お久しぶりっス😆🪆
死霊館最新作を観たら、お勧め作品として提示されたので、ウン年振りに鑑賞。もう制作されてから10年近く経っているのかぁ。お人形ホラーの主役は最近の歌って踊れる、しかも
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死霊館 悪魔のせいなら、無罪。(2021年製作の映画)

3.5

死霊館ユニバースももう何作目だろうか👻。
wikiによると8作目らしいけど、何だかもっと沢山あった気もする😅。そして…街でカラオケ館を見ると、つい死霊館を連想してしまうのは自分だけだろうか😅。たぶん自
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ヴァチカンのエクソシスト(2023年製作の映画)

3.6

世間は空前のエクソシストブーム😆!、かどうかは知らないけど、来年にかけて続々とエクソシストムービーが上陸。その嚆矢とも言うべき作品がこれかな😃。かってローマ帝国を震撼させたグラディエーターが転生輪廻し>>続きを読む

宇宙快速船(1961年製作の映画)

3.2

ソニー千葉真一を正義の味方アイアン・シャープとして主役に迎えた一大冒険活劇😆
千葉ちゃんの眉毛がデューク東郷みたいに太くて、おまけに両さんみたいに繋がりそうなのが常に気になる。もともとテレビ番組ナショ
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岸辺露伴 ルーヴルへ行く(2023年製作の映画)

3.7

邪悪な黒い絵を巡る岸辺露伴の物語。
若き岸辺露伴の描写も興味深かったが、パリとルーブル美術館を舞台にした後半も映像が美しく楽しめた。そしてルーブルのドラマの後に更にもう一幕用意してあるのは、やはり脚本
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囚われの美女(1983年製作の映画)

3.7

繰り返される不条理劇。冒頭のクラブのシーンから妖しい洋館に怪我を負った女を車で運び込むまでの流れまでは時間列は正常のように思えるが、この後、混沌の中に巻き込まれていく。
タイトルはルネ・マグリットの「
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異人たちとの夏(1988年製作の映画)

3.7

山田太一原作、市川森一脚本、大林宣彦監督の異色作。夏の終わりに、その昔よくテレビで放送していた。風間杜夫演じる脚本家原田が体験するひと夏の出来事。風間杜夫の両親役にに秋吉久美子と片岡鶴太郎が出演。切な>>続きを読む

影の車(1970年製作の映画)

3.6

松本清張原作「潜在光景」をベースにした作品。昭和45年に上映。東京郊外の公団団地に暮らす生真面目なサラリーマン役の加藤剛が、偶然通勤のバスで出会った幼馴染の岩下志麻との不倫に溺れるが、やがて冷たい瞳を>>続きを読む