ウオォォォォオオオオおもんな!! 画面が退屈すぎてきつい。渡辺邦男って早撮りでマキノ雅弘と比較されてたらしいけど……。
司葉子(英語を喋る)だけが救い。ジョージがめちゃ日本語うまいのは笑った。
前篇と同じくらい焦点のブレた話だが、古川縁波がやりこめられるシーンは良い。八千草薫は最強に可愛い。
冒頭10分ほどが前篇の振り返りなのはさすがに長すぎ。しょうがないけど。
すごい面子でゆる~い話。しかしそれだけに、森繁久彌と越路吹雪の濃密な夫婦生活描写が妙に生々しい(「おいろけ」って感じだ)し、堕胎がカラっと口にされるのも恐ろしい。
司葉子が綺麗なのだが、やはり本作>>続きを読む
前篇に比べて編集は落ち着いたのだが、もはやわけのわからんスケールの話になっていて、終始困惑しながら見た。人間関係も相変わらず全く飲み込めない。徹頭徹尾、変な人物を持ち上げるめちゃ歪なイメージビデオと>>続きを読む
いやーひどい。ひどいっていうか、見てられない映像が2時間半続いて、とても耐えがたい。個人的には映画として認めたくないレベルだ(私がアメリカ映画や日本映画を見て育ったから、そう感じるのかもしれないが)>>続きを読む
被害者・被疑者ともに人柄がほとんど説明されない。インドネシアの司法の「問題点」とやらも、ちっとも浮かび上がってこない。怪しすぎる父親(なぜ裕福なのかすら説明がないが)だの、面白要素もなくはないのだが>>続きを読む
時代こそ違え、イ・ジョンジェ『ハント』とかなり似通った内容だが、こちらは人物が多すぎ&行動がそれぞれちょっとマヌケで、いまひとつスリリングにならないというか、何やってるのかよくわからないというか……>>続きを読む
予告を見た段階では「軽薄」という印象を持ち、まあ見るまいと思っていたのだが、同じように予告編では侮りまくっていた『窓ぎわのトットちゃん』(奇しくも同日公開)で大いに反省したため、本作もちゃんと見るこ>>続きを読む
スタローンの母親美人すぎ問題がおれの人生に発生してしまった
ドキュメンタリーの内容は(スタローン自身がプロデュースだし)ごく穏当で、映画作品についての驚きは特にないのだが、父親との関係は知らなか>>続きを読む
映画としてのつくりが不細工・不格好で、どんどん嫌気がさしてくる。時系列を行ったり来たりする構成も好ましいとは思えないし、それ以上に、役者と手持ちカメラの距離がほぼ一定で、演技が全然活きていないと思う>>続きを読む
白黒になって一番最初のショット、カーテンでほぼほぼ覆われたとても大きな窓が画面を占める構図に驚き、もうビンビン。しかも、電話で起こされたブラッドリー・クーパーはカーテンを開ける前に煙草を吸う。窓と煙>>続きを読む
予告を見た段階で(「『この世界の片隅に』の二番煎じみたいなアニメーション&英題だな~」「トットちゃんのお母さんの胸を強調する作画、いかがなものか」などと思ったし)全然期待しておらず、時間つぶしに見た>>続きを読む
序盤5分の会話で「こりゃあかんわ」となった。だいぶ無なドラマでしょんぼり。マット・スミス(何で金持ちなの……)との友情を描くべきだと思うが……美人なだけのヒロインが空しい。
あと、配信で見たのだ>>続きを読む
この題名で信長・秀吉・光秀・家康を描くとあれば、北野武流の――それこそ、任侠映画に対して『アウトレイジ』シリーズで行ったような――新鮮な「解釈」が披露されるのだろうと期待したのだが、なんか、意外に穏>>続きを読む
シネマヴェーラ渋谷で観賞。私の貧しい映画鑑賞歴のなかでは、特筆すべき上映だった……まず、台詞が極めて聞きづらい。何言ってんだか、ほぼ判別不可能なレベルだと感じた。全編、特定の周波数帯をまるごと削った>>続きを読む
今回のシネマヴェーラの特集で古川卓巳監督作品を何本か見たけれど、どれもよくも悪くも古臭いというか、瑞々しさを欠く演出……本作も何しろこんなテーマなので、全編もったりと進行する。小林旭(かなり若い)の>>続きを読む
めちゃえげつない話で驚いたが、最後の最後まで、サービス精神というか、誠意を感じる内容と思った。序盤は、せわしい展開、そもそも主人公が何をしたいのかわからない点、何本もの筋が連動せず描かれる点、あとヒ>>続きを読む
傑作。ほとんど事件らしい事件が起きない前半部の描写が良い。川地民夫の住むアパート?の階段をまたぐショット、歌声喫茶の2階から1階へゆっくり下降するショットなど、移動撮影が抜群の冴えを見せる。赤木圭一>>続きを読む
韓国映画といえば家族モノだが、薄情な自分はそちら系の作品で感銘を受けたことは殆どない。しかし、本作のラストで登場する「ある爆弾」のアイデアには、なるほどと思った。描写自体が感動的なうえ、その裏に、家>>続きを読む
役者の演技を引き立てる、じっくりと肝の据わった演出が素晴らしい。が、稲垣吾郎――いわば『桐島、部活やめるってよ。』の東出昌大にあたるキャラクターで、一番おいしい役なのだが――に怒鳴らせるのは、悪手で>>続きを読む
きっちりしたCGに「取材しました」という生真面目なスタンスが見て取れて好感は持ったのだが……唯一の特異点である「社長のテイスティングノート(aka印象擬人化イラスト)」が掘り下げられないのでガッカリ>>続きを読む
辛いことがあったため、現実から目を背けるべく4本映画を見たのだが、1→2→3→4と、本数を重ねるごとに出来が悪くなっていく。かなりきつい。本作が何本目かは言わずにおくが4本目です。
この手の現代>>続きを読む
数々の酷評は知りつつも、なにしろ根が真面目なもんで一応見に行ってはみたのだが、冒頭の腕輪(?)発見シーンが、1950年代の低予算コスチュームSFのように気の抜けた画面で、オウ……となった。このシーン>>続きを読む
『IU CONCERT: THE GOLDEN HOUR』とつづけて見たのだが、映画で見るかぎり、IUのコンサートのほうが仕掛けが派手で、へーと思った(もっとも、一会場で2日間に全力投入したIUと違>>続きを読む
冒頭の輪郭線があいまいな状態でのアニメーションでぐっと掴まれる。あまりにも可愛い。ことに前半が絶品。主人公を筆頭に人間たちはみな客よりも背が高いため、ただ接客するだけでも前屈みになったり座ったりとめ>>続きを読む
IU……美の化身か? めちゃめちゃ可愛くて美しい。もともと彼女の音楽のファンで、見た目には正直興味なかったのですが、本作を見てぞっこんになってしまった。第2部の"LILAC"終わりで振り返る仕草! >>続きを読む
近頃は海外を舞台にした韓国映画が多い気がするが、その中でも非常に良く出来ていた『モガディシュ 脱出までの14日間』――と、姉妹篇でもあるかのように邦題を似せている。いいんでしょうか。他のレビュアーさ>>続きを読む
ゴジラ関連の破壊描写に期待したのだが、多くが『シン・ゴジラ』と大差ないのでがっかりする。当然、『ザ・ワールド・イズ・マイン』のヒグマドン襲撃には遥かに及ばない。
ただ、『シン』との明確な差異として>>続きを読む
「御曹司で私立探偵」というアホが考えた設定をのりこなす小林旭が完璧。革のジャケットを着こなす姿がほれぼれするほど格好良い。必要性皆無な外車ぶっぱなしシーンや、日活らしいセットを駆け回る乱闘シーンに、>>続きを読む
こんなに題名が内容と関係ない映画は(ことに、日本映画では)なかなかないなと思いながら見ていた。
なんか全編演出がトロくて、のたのた描かれるのが見てらんない。ラストも『白熱』みたいに昇らせるのならも>>続きを読む
藤本沙羅と平井亜門が夜の公園で、望遠鏡をのぞいたりしながら会話をしているシーンが良い。このシーンひとつで、見てよかったと思ったくらい、じんとくる素敵な見せ方だと思った。
また、主演の女性たち(ミス>>続きを読む
ずっと楽しみにしていたドキュメンタリー。ゆるいけど好き! 書店の伝言板から同人サークルに発展していくというのが何ともたまらない。あの血も涙もない(失礼)ポン・ジュノ監督にも、こんな可愛い青春時代があ>>続きを読む
安っぽい画面効果よりも、録音・整音の低質っぷりに予算の少なさを感じ、辛い気持ちになる。主人公たちのキャラクターも面白みがない。
と思っていると、この映画、中盤からひと工夫で見せるアイデアがたくさ>>続きを読む
幕開けから心の声モノローグをひたすら入れてくるので死ぬほど眠くなったのだが、これが殺人シーンとその後の顛末にちゃんと活きてくる。やっぱり巧いなあと思った。
その後もモノローグが煩わしいが、マイケル>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
事件が起こり、主要人物が揃うあたりまでは、台詞などに違和感はおぼえつつもテキパキ話が進むし、中島健人や池田エライザ、および脇役たちの演技も悪くないなあと思いながら見ていた。撮影も良い。
ただ終わっ>>続きを読む
ずっと口をへの字にしたディカプリオのくそマヌケ演技――これをさせたら現状世界一でしょう――を堪能する、というか、他に楽しいキャラもいないので、それだけって感じの3時間30分。長すぎる。
かなり序>>続きを読む