ツさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

タイム・マシン/80万年後の世界へ(1960年製作の映画)

3.5

未来への飛行に成功するわけだが、そこにいたのは雪男のような怪物、そして人間を統率!?
ラブロマンス的要素は個人的には要らなかったが、"時代を越える愛のテーマ"みたいなメッセージ性としては不可欠だったの
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黒い家(1999年製作の映画)

3.4

あねーって感じだがクライマックスで謎に大竹しのぶのおっぱいを拝見!ほんで形綺麗!だったからまあ耐えました
それにしてもあんなに暗い青空初めて見ました

冷たい水(1994年製作の映画)

3.7

寒い、後半特に、水が冷たい冷たい。
冷たい水を温かくなんてできない、「万引きはできるけど人生経験がないから」と彼は語ります。でも生きるには火を焚いて水を温めていかなくては、、しかし彼女は冷たい水の中に
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ラジオ・デイズ(1987年製作の映画)

3.8

あの時間のあの番組、あの声、あの曲…
それは待ち望むもの、1番に危険を知らせて人々を守るもの、時にうるさくて隣人が喚き、時にロマンチックな雰囲気をぶち壊すもの……とにかく皆の生活、いわば人生と共に、常
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告発(1995年製作の映画)

3.9

彼らの勝ち取った勝訴、それは彼の自由、それだけでなく彼と同じ境遇に置かれる多くの囚人たちの未来でした

13回の新月のある年に(1978年製作の映画)

3.9

彼女の亡くなる前5日間を描く本作。
この映画はなんだか終始じっとり、間伸びがまあ凄いんですが、あんな時代に自己探求、アイデンティティ、居場所の追求を念頭に放浪していた彼女をそんなに手早く淡々とコミカル
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嘆きのテレーズ(1952年製作の映画)

3.8

不倫を始めた2人を戦犯に歯車が崩れ出すような…もれなくこの映画に出てくる全員が何らかの形で不幸になってしまうわけです、ふーん面白いじゃん

ソイレント・グリーン(1973年製作の映画)

3.6

食糧危機を迎えた2022年の世界
若い女の「苺って何?」男の「熱いシャワーなんてひっさしぶりだぜぇ」からは十分なディストピアを感じ取らせていただきましたが、それも時間の問題なのでしょうか…
ほんで最後
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美しさと哀しみと(1965年製作の映画)

3.7

女性陣が終始喘ぐように喋るので(喘ぐので)1人で観てください、しかしながら「今日はダメなの」は聞いたことあるが「"右は"ダメなの」は初耳でした、えろいな、川端康成!

マーズ・アタック!(1996年製作の映画)

3.4

火星人と地球人のミスコミニケーションにケラケラしているわけだが、同じようなことが地球人同士でも行われてると思うと、あんまり笑えなくなってきたりするものだ

TIME/タイム(2011年製作の映画)

3.5

現実世界では生きるのと同じように死ぬのも容易じゃ無いですが、この世界なら、死ぬのは非常に容易で、しかも直接的に命を誰かに恵めるわけで、なんか羨ましいです

ザ・フォッグ(1980年製作の映画)

3.5

やはり「見えない」ことにするというのは、もれなく恐怖の増進、経費削減、興味の欲発という3点セットで非常におトクな話なのである。

ブルジョワジーの秘かな愉しみ(1972年製作の映画)

3.7

前半特に良い。偏見強くて過信家で何処か自分勝手で差別意識のある上流階級への嫌味が効いてて良い。頭に草つけながら神父さん(最初は格好で判断し信頼せず、追い出す)をお迎えするところが最高に皮肉的。自分達の>>続きを読む

ローズマリーの赤ちゃん(1968年製作の映画)

3.8

儀式シーンはエロティックで好みだったが、産むまでがまあ長く、そして赤子のショットが無かったのは個人的には許せなかったものの、そこで映さないのがどっかのB級ホラーと差別化を図っていたのかもしれません。

汚名(1946年製作の映画)

3.8

最後のイングリットバーグマンの表情は見物ですので是非ご注目ください

嘘をつく男(1968年製作の映画)

3.6

嘘をつく男の話。そもそも「嘘をつく」というレッテルがもう私たちに彼を信頼させる気なんてさながらない。一度嘘をついているとわかれば、もう色眼鏡なしに彼のことを見ることはできない。

こわれゆく女(1974年製作の映画)

4.0

精神病なんてある精神傾向に名前をつけただけの話。夫「お前は変だ」と「ビョーキだ」と罵ったしまいには「自分らしく振る舞え」だと。何を通常(個性)と捉え何を異常(病気)と捉えるのでしょう。彼女は本当に病気>>続きを読む

この世界に残されて(2019年製作の映画)

3.7

「ここにいない大切な人たちに」そう言い残された人たちで乾杯をします、残された人たちは大切な人たちで繋がり、それぞれが家族のような役割を模索していくわけです。

配達されない三通の手紙(1979年製作の映画)

3.5

まさかといえばまさかな展開、初めて古畑以外の古い日本サスペンス見ました。それにしても当時の男女の性役割にはまたしもゾッとしてしまい、内容がすんなりとは入ってこない。

フード・インク(2008年製作の映画)

3.5

養鶏場は本当に悲惨な状況なんですね、安いチキンとかを喜んで買っていたので本当に反省です、歩けないまで太らせるのが普通だなんて、本当に残酷なことです…「あなたはそれでも食べたいですか?」

ロバート・デ・ニーロの ブルーマンハッタン/BLUE MANHATTAN II・黄昏のニューヨーク(1968年製作の映画)

3.6

そういえばヨーロッパってなんであんなにカーテン閉めないんですかね、寧ろ家ん中見てくれと言わんばかりの窓辺の幾何学的な置物あって、ほんで丸見えだから一軒ずつ中ガン見しながら歩いてたら"見えるからと言って>>続きを読む

錨を上げて(1945年製作の映画)

3.6

戦時中になんたる陽気な映画を…
これを観て人々は現実逃避できるのか、はたまたこんなもの観る気観ている場合にもならないものなのか…どんなもんでしょうね。
ジェリーとの合成凄い、現在77年後にいます私です
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100億人―私達は何を食べるのか?(2015年製作の映画)

3.7

ある人の影響で去年、2ヶ月くらいベジタリアン生活をしていました。鶏肉を模したフェイクミートは本当にゴムみたいで食べきれなかったのですが、挽肉のは結構美味しくて、料理に度々入れてたんです。慣れてきたなっ>>続きを読む

花嫁のパパ(1991年製作の映画)

3.4

結婚式は拘りたいけど決して大金つぎ込みたくはないものです、それよりしっとり音楽かけてワイン片手にダンスとかしていたいです

アニー・ホール(1977年製作の映画)

3.7

映画監督は人間観察依存症なところがある。この映画はとにかく人間観察を私たち傍観者に強いられる。映画の中の人々は私たち同様それぞれに目を持ち対話を紡ぐわけであるが、その発話も行動も全てあくまでひとつの目>>続きを読む

誘惑のアフロディーテ(1995年製作の映画)

3.9

"I AM BLIND. PLZ HELP"の札を下げたおやじが妻の情事を密告して目を覆いたくなったよとかいいながら献金される、そんなスパイス効いたジョークが実際1番きもちいいし、カメラワークはウディ>>続きを読む

ビジョン・クエスト/青春の賭け(1985年製作の映画)

3.6

"We have loved those people who deserve it like there's no tomorrow, cause we need to get right down>>続きを読む

赤い靴をはいた男の子(1985年製作の映画)

3.5

マジックミラーでホテルの中監視すんの画期的だね悪用禁止だねエッチだね!?

ベイビー・トーク 3 ワンダフルファミリー(1993年製作の映画)

3.5

犬とか赤ちゃんが喋る映画はずるい、
ど正論をかます奴が馬鹿にされるだけなので。はぁトラボルタ、わたしにもダンス教えて…

ベイビー・トーク2 リトル・ダイナマイツ(1990年製作の映画)

3.4

妹の声がおばさんすぎるが、ジョージブッシュのジョークには少し笑ってしまった

クローサー(2004年製作の映画)

3.3

事故での出会いとか、撮影でのキスとか、最初の方はまあ大人の情事とか色恋沙汰を綺麗に映した映画かと思いきや…生々しいドロドロ欲望ズブズブ恋愛映画でした