鑑賞日記さんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

フラガール(2006年製作の映画)

4.5

めちゃくちゃ良かった…
松雪泰子とシズちゃん欲しさに視聴

昭和40年、厳しい経済状況だった福島県いわき市。ハワイアンリゾートが出来た経緯を実話に基づいて描く感動の話。

蒼井優、シズちゃん、池津さん
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レクイエム・フォー・ドリーム(2000年製作の映画)

4.5

薬物中毒者を極限までダークに描いた作品
「ブラックスワン」のダーレン監督作品

主人公は薬物中毒。彼女も薬物中毒。
薬物に手を出していくうちに取り返しのつかないことになっていき…

最近見た中で演出が
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ジェイコブス・ラダー(1990年製作の映画)

3.3

地下鉄で眠っていると昔の軍人だった時代のことを思い出し、そこからリアルと夢との境がつかなくなる

話がやや複雑、それが故に最後の方置いてかれた(少しボーッとしてました笑)

辛いけど、ホラーではなかっ
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正欲(2023年製作の映画)

3.6

異常性愛を持つ人たちの話
原作は「桐島部活辞めるってよ」や「何者」の朝井リョウさん

4人の異常性愛者と1人の刑事の話を交錯させて描く物語
原作は大分前に読んだのですが、内容は結構カットされてましたね
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縞模様のパジャマの少年(2008年製作の映画)

4.3

確かに胸糞だけど、それは結果論であって内容としてはとてもサッパリしてました
ナチスのホロコーストを題材とした作品

軍人の父により、新しい地に引っ越さざるを得なかった息子のブルーノ。しかしその地でユダ
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ノスタルジア(1983年製作の映画)

3.8

ノスタルジアというタイトルだけあって、とても郷愁を感じさせる作品
「アンチクライスト」でトリアー監督が捧げた、タルコフスキー監督作品

ローテンポかつセリフがほとんどない。
あったとしても、どちらかと
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グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち(1997年製作の映画)

3.5

ラストの爽快感が良い
親友であるベンアフレックとマッドデイモンによる共同脚本

幼い頃に親から虐待を受けてきた主人公ウィルは複雑性PTSDという病気を抱えていた。
ウィルは大学に通っていないものの、大
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ナイト・オン・ザ・プラネット(1991年製作の映画)

4.0

ジム・ジャームッシュ監督のオムニバス作品

5つの都市を走るそれぞれのタクシー。
その一つ一つの物語をオムニバス形式で描いた作品

監督のギャグセンが高すぎて驚いた。
前半はほとんど頬が緩んでました笑
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メランコリア(2011年製作の映画)

4.0

鬱病を患いながら作った映画だそう
トリアー監督作品

鬱病を患う新婦の主人公は、せっかくの披露宴を台無しにしてしまう。そして、巨大惑星「メランコリア」が地球に降ってくるということを聞いて…

鬱病を患
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オール・アバウト・マイ・マザー(1999年製作の映画)

4.2

スペインの鬼才、アルモドバル監督作品

交通事故で息子を亡くした主人公の母親。
父親がいなかった家庭で、息子から何度尋ねられても答えられなかった母だっだが、息子の死を機に旦那探しへと向かう…

想像の
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嘆きのピエタ(2012年製作の映画)

4.1

韓国の鬼才、キム・ギドク作品
金獅子賞受賞作

親を知らない状況で育ってきた主人公。金の取り立てに勤しむ中、いきなり主人公の元に母と名のる女性が現れるが…

韓国映画のイメージがガラッと変わった。
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アレックス(2002年製作の映画)

4.0

観終わる最後の最後まで⁉️な作品
ギャスパーノエがヤバイらしいので彼の作品を初視聴

前情報何もなかったから前半結構焦った
酔うわ、暴力シーンエグいわで、もう前半からヤバいの確定でしたね笑

反時計回
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ブラック・スワン(2010年製作の映画)

3.9

ダーレン監督作品、初挑戦です

バレエ一途の主人公が、主役争いに励む話
(大まかに)
ヒロインはレオンのマチルダでした。
だいぶ成長して、美しさが増増

凄い掴みにくい展開だったけど、何より映像が美し
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フリークス(怪物團/神の子ら)(1932年製作の映画)

4.0

あるYouTuberが紹介してたカルトムービー
イギリスでは30年以上上映禁止だったとか…

奇形児の方々を集めたサーカス。
そこにきた観客は、その光景を観て恐れ慄く…

設定は「グレイテストショーマ
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カサブランカ(1942年製作の映画)

3.3

「君の瞳に、乾杯」が強く印象に残った
期待値が高すぎたのか…
ただ名言は刺さった。今こんなこと言ったら多分シラけると思うし…

ローマの休日が名作すぎたのかもしれない

市子(2023年製作の映画)

3.3

ちょっとやりすぎ感が…

「ある男」と似ているけど、オチの爽快さが違うなぁ 
杉咲花ちゃんはこの映画でアカデミー賞の主演女優賞にノミネートしたらしいけどそれは妥当だと思う。

イディオッツ(1998年製作の映画)

4.0

ホームビデオのような独特な撮影技法を使った映画。安定の問題作でした

障害者になりすます集団、イディオッツ。
その集団に強制加入した主人公は、次第に染まっていくが…

主人公の境遇は、前半一切語られな
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悪魔を見た(2010年製作の映画)

3.8

サイコパス殺人鬼vsほぼサイコパス主人公vsポンコツ警察

殺人鬼に彼女を殺された主人公は、復讐のために1人で殺人鬼を追う…

前半の勢いは最近見た映画の中でも特に惹かれました。時間が経つのを忘れるく
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ある男(2022年製作の映画)

3.8

名役者揃いでした。
原作者の平野さんの小説は結構読みますが、「ある男」は未読でした
彼の「本心」は今読んでますが面白いです! 

話は意外と複雑で、途中参加だとキツイ
簡単に言うと、再婚した旦那が戸籍
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ドッグヴィル(2003年製作の映画)

4.5

もはやラースの3時間があっという間に感じてきている…笑 

ドッグヴィルという閉鎖的な街に逃げ込んできたグレース(ニコルキッドマン)はギャングに追われていた。そこでトム(ポールベタニー)という青年に匿
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ロブスター(2015年製作の映画)

3.6

これを観ると、相当「哀れなるものたち」が凄かったんだなぁと実感します。
これも構成は素晴らしいし、ストーリーの流れも良いんですが、どうしてもラストシーンがクサく感じてしまいました…

独身者は、45日
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パコと魔法の絵本(2008年製作の映画)

3.8

有名役者たちが絵本の世界に入って全力で演じているのは、可笑しいが斬新でした

簡単に言えば性格の悪い大貫(役所広司)が、翌日の記憶を失くしてしまう病気を持つ少女(アヤカ)との出会いを通じて、他人と心を
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灼熱の魂(2010年製作の映画)

3.8

宗教抗争を背景にした映画

双子の兄弟の元に託された母からの遺書。
だがそれは父と長男に送られたもので、彼らの存在を知らなかった双子は、遺書を届けるため二人を探す旅に出る…

胸糞すぎるラスト…
世の
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ホステル(2005年製作の映画)

3.0

拷問のオンパレード

最初のひたすら女遊びシーンは好きだけど、後半からの拷問シーンは萎えた…
しばらくグロスプラッター観ないかも
順当ホラーの方が全然中身ある

胸の大きい姉さんたちがたくさん出てくる
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ララピポ(2008年製作の映画)

1.5

中島哲也脚本じゃなきゃ観れん
下ネタオールでした笑

この頃の中村ゆりさんレベチ。
成宮くん残念…

キモ人物が大量発生してました。
監督と脚本の調和が取れてなかったのか、内容は最悪に近い…笑
でも導
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あん(2015年製作の映画)

3.3

樹木希林が凄かった…
純文学系の映画を描く河瀬監督作品

どら焼き屋を営む主人公は、経営不振だった。ところがある日、「時給半分でも良いので私をバイトに入れてください」と頼む高齢女性がやってくる。初めは
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ミザリー(1990年製作の映画)

4.0

アニー役の方、演技うますぎです。
アカデミー賞も受賞したとか…

吹雪の中、事故に遭ってしまった小説家の主人公。とある看護師アニーに助けられるが、彼女に世話になるうちに、やばい一面に気づいてしまう…
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ニンフォマニアック Vol.2 ディレクターズカット完全版(2013年製作の映画)

4.2

1.2合計で5時間半の長編
終わってしまったことに対する喪失感と、
この監督への更なる期待感が同時に押し寄せてきました

セックス依存症の主人公1人の人生をひたすら振り返るだけの映画
性に依存している
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最高の人生の見つけ方(2007年製作の映画)

3.8

ストーリーがとても易しく、頭空っぽにしてみたら胸一杯になった💦

ガンを患い、余命半年のカーターとエドワードは、棺桶リストという死ぬ前にやりたいことリストを作り、旅に出る…

おじいちゃん同士の微笑ま
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ギルバート・グレイプ(1993年製作の映画)

3.8

ディカプリオエグすぎる…

自閉症の弟(ディカプリオ)を持つ主人公のギルバート(ジョニーデップ)は、大変な弟の世話も任され、日々に苦労していた

ジョニーデップのイメージが「パイレーツオブカリビアン」
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ヘレディタリー/継承(2018年製作の映画)

4.4

エンドロールコーダの曲じゃん!って現実逃避してしまうくらい本編は悪夢の連続
ミッドサマーの要素もありつつ、ボーの要素もありましたね
でもヘレディタリーが一番筋通ってた説あるくないですか?ラストシーンが
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ユージュアル・サスペクツ(1995年製作の映画)

3.8

ラストのラストまで目が離せない映画

話としてはラストにいくまでが容易ではなく、内容もしっかりあるので頭を働かせる必要がある。

ラスト一歩手前までは読めなかったけどラストはなんとなく読めてしまった…
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奇跡の海(1996年製作の映画)

4.2

また予想を超えてきた鬱映画
毎回微妙に違うテイストで、観てる側を陥れるの凄い

愛する旦那が事故に遭い、全身不随になってしまう。愛人を作れ、と頼む旦那に、葛藤しながらも、だんだん主人公自身が鬱になって
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セブン(1995年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

最後の予想が見事に悪い方に当たってしまった💦

後味悪い、というか切るタイミングが意地悪
でも胸糞とは感じなかった。その類はまたその類であるからね…

ブラピとモーガンという最強のタッグを見終えてしま
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グリーン・インフェルノ(2013年製作の映画)

3.0

ヴィーガンズハムより凄かった…

大学で、結構ヤバめのサークルに入ってしまった主人公は、とあるジャングルに行く。
しかしそこには、食人族が住んでいた…

最初だけ観れば、バカ面白くなりそうだけど、特に
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殯の森(2007年製作の映画)

2.5

純文学を撮る監督と評されていたので、前から気になってた作品を視聴

介護士と認知症の老人を描いた話

暗すぎる。ワンパターン。
アンチクライストに設定は似てるけど、展開が少なすぎる

他の作品も観て、
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