ふじおさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

ふじお

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モンスターハンター(2019年製作の映画)

3.0

軍隊が嵐に飲まれて異世界に吹っ飛ばされた挙句モンスターに滅茶苦茶にされる話。
ゲームはほぼ履修済みの上で観たのだけれど、まぁこれはこれで良いのかなぁ。
序盤がホラー映画、モンハンの持つあっけらかんとし
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劇場版 Fate/stay night Heaven's Feel Ⅲ.spring song(2020年製作の映画)

4.0

勝ち取ったものの願いを叶える聖杯を取り巻く争いに巻き込まれた少年少女の話。
桜編最終章なだけあり最初からクライマックス感がハンパなく、
戦闘の描写は本当に美しかった。
終わり方も綺麗だったけれど士郎の
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WEEKEND ウィークエンド(2011年製作の映画)

4.0

2度目の鑑賞。
クラブで出会った男2人のたった3日間の出会いと別れの話。
設定が何か特別なわけでもなく、キャストが飛び抜けてハンサムというわけでもないのに凄く惹きつけられる映画だった。
ゲイであること
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メランコリック(2018年製作の映画)

3.0

東大卒のフリーターが人殺しを隠蔽するために使われている銭湯で働く話。
タイトルから見当をつけておくべきだったのだけれど、殺伐としたスリラー的な物語を想像していたため肩透かしを喰らってしまった。
最初か
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アリス・スウィート・アリス(1977年製作の映画)

3.0

1人の少女が殺され、疑いの目が実の姉に向けられる話。
かなり古い映画なのだけれど、キラーの衣装や怪しい大家さんなどアイコニックな存在が多かった。
主役の少女も含め、登場人物みんがどこかジメジメとした陰
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花椒の味(2019年製作の映画)

3.5

腹違いの三姉妹が亡き父の遺したレストランの火鍋の味を再現しようと葛藤する中で父の軌跡を辿る話。
いきなり意気投合しすぎな三姉妹や父親がまぁまぁクズなことなどツッコみたい点は色々あるが雰囲気がとても良い
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DUNE/デューン 砂の惑星(2020年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

過酷な砂漠の惑星へと追いやられてしまった一国の王子が現地で頑張る話。
2部作の1作目ということで物語は全く完結はしない。むしろメインヒロインとやっと会えたくらいで終わるけれど充実感が凄かった。
SFに
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ロンドンゾンビ紀行(2012年製作の映画)

3.0

老人ホームを守るために銀行強盗をする主人公達とホームの老人達がゾンビと闘う話。
オープニングとエンディングはマーベルとかアメコミを意識した雰囲気だったけれど、蓋を開けてみたらイギリスらしいカラッとして
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007/ノー・タイム・トゥ・ダイ(2019年製作の映画)

3.5

殺しのライセンスを持ったエージェントが家族と世界のために奮闘する話。
相変わらず人間くさくて、歳を取ってちょっとお茶目になったダニエルボンドが良かった。
正直全てを纏めようと話を詰め込み過ぎていて、人
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星の子(2020年製作の映画)

3.0

信仰宗教の熱心な信者に育てられた少女の話。
2つの世界を隔てなく行き来する子供ならではのしなやかさが良かった。
今の生活を嫌悪しているわけでもない、ましてや、自分をきっかけに入信した親を責められるわけ
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明日の食卓(2021年製作の映画)

2.8

ユウという名前の子供を持つ三人の母親の話。
CMでどの子が殺されたのか?犯人は誰だ?みたいな煽り方をしていたので、サスペンス要素があるのかと思っていたけれど全くの見当違いだった。
それぞれの家庭にそれ
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ワンダーウーマン 1984(2020年製作の映画)

2.5

ほぼ無敵の考古学者が何でも願いを叶える禁断の力を手に入れた男と闘う話。
個人的に序盤凄く好きだったバーバラへの仕打ちが酷いと感じた。
続編から見てしまい、物語を把握できていないのも良くなかったけれど、
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犬に名前をつける日(2015年製作の映画)

3.2

愛犬を亡くした映像作家が、保護犬について身をもって色々学ぶ話。
生体を購入するという人のエゴにより犠牲になる動物がいることに心が痛む。
ただ、販売されている動物は、飼い主に巡り会わなければ生きてはいけ
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グッドナイト・マミー(2014年製作の映画)

2.8

整形を終えて帰ってきた母親に違和感を覚えた子供が本当の母親を取り戻そうとする話。
物語の確信が明かされた時は納得できたし面白かったのだが、色々なシーンを思い返すとモヤモヤする部分が多かった。
子供の目
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ゴーストマスター(2018年製作の映画)

2.7

うだつの上がらない映画助監督の書いたホラー映画の脚本が呪いの力を持ち出演者やスタッフを巻き込んでいく話。
タイトルからB級だろうなーと思いながら見始め、いやZ級だな、むしろここまでくると13周くらいま
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Girl/ガール(2018年製作の映画)

4.0

バレエ学校に通うトランスジェンダーの女の子ララの話。
酷い偏見や差別を受けるわけではないけれど突き刺さる視線、居心地の悪さ。
いわゆるマジョリティが少しでも悪意を持ってしまえばたちどころに居場所がなく
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劇場版メイドインアビス 深き魂の黎明(2020年製作の映画)

3.5

消息不明の母親にもう一度会うため、世界の謎を解き明かすために秘境の大穴『アビス』へと冒険の旅に出る探窟家の少女とロボットの少年の話。
あいかわらず心を深く抉ってくる。
映画内の悪役である黎明卿の考えを
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フィアー・ストリート Part 3: 1666(2021年製作の映画)

3.0

テーマである魔女の呪いの元凶を辿る物語の最終章。
サラ・フィアーがなぜ魔女となったのか、シェイディサイドでなぜ凄惨な事件ばかりが起きるのかが解明され面白かった。
事件の首謀者は思った通りだったが17世
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フィアー・ストリート Part 2: 1978(2021年製作の映画)

3.0

1作目の事件の15年前に起こった事件の話。
呪いを受けながらも生き残った女性が主人公で、相変わらずサッパリしているけれどグロいところはグロい。
各キラーの出自が明かされいたり、より物語を掘り下げられて
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フィアー・ストリート Part 1: 1994(2021年製作の映画)

3.0

呪われた町で魔女の呪いを受けたヒロインをみんなで力を合わせて救い出そうとする話。
舞台は今から約25年前だが、現代の価値観にアップデートされたホラー映画という雰囲気。
怖がらせる所はしっかり怖がらせは
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死霊館 エンフィールド事件(2016年製作の映画)

3.5

心霊研究家のウォーレン夫妻が再び呪われた家に挑む話。
序盤から怪現象がバッタバッタ起きまさにホーンテッドハウスといった様相。
序盤に伏線が張り巡らされており、後半の回収具合がまるでミステリー映画のよう
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死霊館(2013年製作の映画)

3.5

悪魔研究家の夫婦が呪われた家の謎を解明し悪魔と対峙する話。
実話を基にした物語という事だか、次々と起きる怪現象が派手で見応えがあった。
ホラー映画は元凶が判明し、ましてやそれが受肉なんてしてしまうと一
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シー・フィーバー 深海の怪物(2019年製作の映画)

2.0

深海生物の研究をしている学生が漁船に乗り込み未知の生物と対峙する話。
パニックものだと思い視聴を始めたため、いつ盛り上がるのか待っていたけれど盛り上がることなく終わってしまった。
主人公の傭兵のような
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事故物件 恐い間取り(2020年製作の映画)

2.0

売れない芸人がひと山当てようと事故物件に住む話。
事故物件自体は忠実に再現されているようで良かったが後半にかけての妖怪大戦争に爆笑。
ノンフィクションと謳う映画全てがこれくらい脚色されているのであれば
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コンフィデンスマンJP ロマンス編(2019年製作の映画)

3.5

コンフィデンスマンが大金を手にするため香港へと赴く話。
話のオチは中盤あたりから読めてくる、かつ若干禁じ手のようにも感じるが素直に騙されたくなる勢いがあり面白かった。
この規模のものをアニメじゃなく実
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ゴッド・ヘルプ・ザ・ガール(2014年製作の映画)

3.0

精神病棟から抜け出した少女と、うだつの上がらないギタリストの青年、その教え子がバンドを組む話。
years&yearsのオーリーが好きだったため観賞。
気怠いミュージカルな感じが好感触だった。
少女の
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SUNNY 強い気持ち・強い愛(2018年製作の映画)

2.7

余命宣告された高校時代の友人の頼みで当時の仲良しグループのメンバーが再集結していく話。
韓国映画が原作とのことだけれどキチンと当時の日本で再現されていた点が良かった。
女子高生の万能感というか無敵感に
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オーシャンズ8(2017年製作の映画)

3.0

7人、途中から8人の女達が宝石を盗む話。
脳みそ空っぽな状態で見れるストーリーである程度ハラハラできる内容で良かった。
女性メインの映画はビジュアルも良く大好きだが、スタイリッシュさがどうしても優先に
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ハッピー・オールド・イヤー(2019年製作の映画)

4.0

実家を仕事場にすべく始めた断捨離を通し半生を振り返る話。
思ったよりビターなエンディングだった。
見掛け倒しな親切心を振りかざして負担に思うならむしろ身勝手に生きればいい、というのは確かに1つの答えだ
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おと・な・り(2009年製作の映画)

3.8

マンションのお隣さん同士がゆっくりと惹かれ合う話。
こんな壁の薄いマンションでは絶対暮らしなくないが、干渉しないながらも少しずつ互いが心の拠り所になっていくというのはなんだか素敵だった。
途中押しの強
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彼女(2021年製作の映画)

2.0

DVから逃れられない女とその夫を殺した女との逃避行の話。
ロードムービーが好き、LGBTQ要素があり主演が体当たりな演技をしているということで期待していたけれど蓋を開ければ劣化板テルマ&ルイーズといっ
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チワワちゃん(2018年製作の映画)

2.5

殺された看護学生と死後彼女の足跡を辿る女の子を軸にした群像劇。
大学生にしては老け過ぎでは?みんなこんなもの?
何にも満たせない孤独とか虚しさみたいなものが描かれていた。
最近こういう日本映画多いなぁ
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アンモナイトの目覚め(2020年製作の映画)

4.5

孤独な古生物学者と、深く傷つき療養に田舎町へやってきた女性が出会い、関係を深める話。
「燃ゆる女の肖像」の劣化版、というレビューを事前にみたことがあり少し不安だったが、とてもこの監督らしい作品になって
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アイ・フィール・プリティ! 人生最高のハプニング(2018年製作の映画)

3.5

理想の外見を手に入れたと思いこんでいる女性がポジティブに生きる話。
自信を持つということがいかに大事か、どれだけ人を魅力的にするかということがテーマだと思う。
後一歩踏み出したい人をエンパワメントして
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シン・エヴァンゲリオン劇場版(2020年製作の映画)

4.5

TVシリーズ、旧劇場版を踏襲しつつもその先を見せてくれてシリーズのファンとしては感涙もの。
監督自身がエヴァの呪縛から解放されたのだから私たちももう先に進まなければいけないと少し寂しくも感じた。
あり
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コーヒーが冷めないうちに(2018年製作の映画)

3.0

コーヒーが冷めるまでの間タイムトラベルが出来る喫茶店の話。
戯曲が原作だからか凄く舞台的な作りで、舞台ならここでピンサスが役者に当たるのかなーとか観ていて雑念が混じってしまった。
舞台版、小説版は観て
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