茅さんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

ミレニアム・マンボ(2001年製作の映画)

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ムードが好き。「思い出」って感じの映像と音楽。でも、ムード以外のものは...よくわからんし退屈。でも、ムードはかなり好き。

それって、すべてバッチリいいのにムードだけピンと来ない作品、よりは良い作品
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麻雀放浪記(1984年製作の映画)

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傑作!

麻雀のこと知らずとも楽しめる。
終始飽きない。
モノクロの必然性がある美しいショットがたくさんあって興奮した。

「戦後間もない日本」のイメージ、しばらくこれになりそうだ。

Wの悲劇(1984年製作の映画)

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よかった!熱さと厚さがあった。

いまはこの時から見て未来なんだな、と思った。どうだろう、未来は冷えピタシートみたいになってないか...

また見たい。

ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス(2022年製作の映画)

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相変わらずメタメタだけど、このメタメタは好きだった。作家性をゴリゴリに押し出そうとしてる感じがジャンクで開放されていた

ゲット・デュークト !(2019年製作の映画)

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やー、こういうイギリスの映画、最高だなぁ、、、!!!

静謐と夕暮(2020年製作の映画)

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もっと能動的に語りを追うべきなのか、いや、もっとぼーっと感じればいいのか、最後までわからず、中間くらいの姿勢で見続けた

mid90s ミッドナインティーズ(2018年製作の映画)

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最高。この短さも良い。
人生と比べると、少年時代は実は1時間25分くらいだと思う。

宝島(2018年製作の映画)

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気楽に見れてよかった。気楽について気楽に語る映画は意外と珍しい気がする。エンドロールはUB40。

MEMORIA メモリア(2021年製作の映画)

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通天閣の下で何言ってるか全然わからんおっさんに話しかけられて、「何言ってるかわっかんね〜」って思いながらウンウン頷いてたら、最後笑いながら握手された。その握手が暖かくて気持ちよかったことだけ残った。>>続きを読む

3-4x10月(1990年製作の映画)

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タイトルもオチも意味不明だが、ゲットー感じる。日常へのサイケのまぶし方がすごい。そして何より主人公の顔が良い。

見知らぬ乗客(1951年製作の映画)

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凄い!

スマホで誰でも簡単に「動画クリエイター」を名乗れるいまだからこそ、この凄さが身に沁みる...果たしてこの70年で映像文化は発展してきたと言えるのか...

アネット(2021年製作の映画)

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一番テンション上がったのは冒頭だったかもしれない

ゴーストワールド(2001年製作の映画)

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これは大好きだわ。
TSUTAYAディスカスで2年間待った甲斐があった。

山場の会話が為されているシーンの後ろで、歩行器を転がす老人の姿が映り込んでいるのだが、シーンの最初から(登場人物たちの関係性
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ウェディング・ハイ(2022年製作の映画)

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何度も笑い声を上げてしまった。
脚本が緻密で伏線回収が気持ちよかった。

ただ、「地獄の花園」のほうが好きかもしれん。なんでだろう?

アダム&アダム(2022年製作の映画)

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飛行機で見る「ちょうどいい映画」をなんかひとつダウンロードしよう、と思って見たのだが、これが素晴らしくちょうどよかった!ギャグ、おセンチ、アクションのバランスとリズムが素晴らしい。物語の地盤もタイムリ>>続きを読む

あなたの顔の前に(2020年製作の映画)

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ホン・サンスの、アタリのやつ!!!
心から素晴らしかった!

珍しく死や信仰といったシリアスで鈍重なテーマを扱っているはずなのに、やはり限りなくホン・サンス。チャーミングで、ライトで、お喋りが楽しかっ
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At the terrace テラスにて(2016年製作の映画)

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こんな人いないと思うので、ハマれず。
エンドロールはよかった。

ジャックポット(1974年製作の映画)

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マリーナベイサンズや阪神競馬場に立ち込めていた独特の熱を重ね合わせて、切ないような嬉しいような気分になった。終わり方もとてもよかった。ルーレットをやりたくなった。

CUBE(1997年製作の映画)

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この人間観には賛同できない。

ただ、ハラハラして目が離せない。怖い。
途中の「キューブ」自体に関する考察、討論がおもしろかった。

トッツィー(1982年製作の映画)

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80年代のゆるめな良作、好き。
メッセージは普遍性がある。
幸せな気持ちになった。
曲も良い。

トップ・シークレット(1984年製作の映画)

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逆再生のシーン、水中のシーンとかすごすぎ!!サービス精神がすごい

ズーランダー(2001年製作の映画)

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さすがにこれは馬鹿馬鹿しすぎるな...と途中まで萎えて笑えなかったけど、ずっとその調子なもんだから最後の方ともなると一周してすごい笑えた。つくったひとの信念に負けた...

新幹線大爆破(1975年製作の映画)

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はぁ...いい映画だった...面白かった...

役者が全員いい。
列車パニックものだけど、サスペンスからはみ出て溢れるムードがいい。

スプリング・ブレイカーズ(2012年製作の映画)

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めちゃめちゃいい!大好き。

これは詩だと思った。
即物的な画面や音に持ってかれるが、実はその表皮性を裏っ返しに使っていると思う。最後のカメラも、そういうことだと思う。

ハーモニー・コリンの映画は、
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カッコーの巣の上で(1975年製作の映画)

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思ったより重たい映画だった。

76年にこの映画が描いた「精神病院としての現実」は、それから半世紀以上経ったいまもなお、いや、ますます過激さを増してここに存在している、と感じた。違いといえば、看守が「
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フライングハイ(1980年製作の映画)

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最高だな!ワンカットに必ずひとボケある。こういう映画があと100個くらいあればいいのに!

情婦(1957年製作の映画)

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やー、めちゃ面白い!

話としては法廷モノと殺伐とした内容なのに、主人公のおっちゃんがコミカル&キュートで落ち着いて見れるのもグッド。

隔たる世界の2人(2020年製作の映画)

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これは「メッセージ性の強い映画」ではなく、「メッセージ」だと思う。つまり、映画より、広告と呼ぶべきものだと思う。
メッセージの内容に共鳴するか、そこから何を思うか、というのは次の話で、そもそもこれは映
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