KAWさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

モガディシュ 脱出までの14日間(2021年製作の映画)

4.0

昔見たホテル・ルワンダも衝撃だったが、やはりアフリカの内戦を背景とした物語は怖い。人格を持った人間が狂気に陥り、時には相手をいたぶりながら殺戮を行う様はゾンビモノ以上に恐怖を感じる。銃を持った少年兵が>>続きを読む

赤ずきん、旅の途中で死体と出会う。(2023年製作の映画)

2.1

勇者ヨシヒコは好きだったが
これはヒドイ。
色々と用事しながら流し見でした。

犯罪都市 THE ROUNDUP(2022年製作の映画)

3.7

絶対強者の破天荒刑事が主役のクライムアクション。
あまりの強さに登場時に安心感があると同時に鉄拳制裁される相手が可哀想になる。
あーあ来ちゃったって。
マブリーのレバーブローは全盛期のマイク・タイソン
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ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3(2023年製作の映画)

4.8

ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーの完結編。それぞれのキャラクターがシリアスなバックボーンを持ち、ストーリーも緊迫感が溢れているけど、個性豊かなキャラ、軽妙な会話、イイ感じのボケ&ツッコミ。マーベル作>>続きを読む

地獄の花園(2021年製作の映画)

3.8

いやいや侮ってたけど面白かった。
地上最強のOLって何なん?
ラストに明かされるこの疑問の真実とは?ベストキッドをオマージュ?
何なら昔のジャッキーチェン映画?
こんな豪華バトルはなかなか見られない。
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ファンタスティック・プラネット(1973年製作の映画)

4.0

かなり前から気になっていた作品をようやく鑑賞。切り絵アニメーションという手法だそうで昔々の技なのでしょうが逆に今新しい感じ。
何なんだこの瞑想ってやつは!?
プカプカしてるやん。
でも瞑想をビジュアル
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ゾン100 ゾンビになるまでにしたい100のこと(2023年製作の映画)

2.0

ゾンビ物とかアウトブレイク物って、その追い詰められた状況の中で様々な決断をしたり、犠牲を払いながら生き抜いて行く物語だと思うけど、これはちょっと・・・。
もう1つのコンセプトであろう『やりたい事』も2
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ベイビー・ブローカー(2022年製作の映画)

3.9

人身売買の話かと思えば、とても温かみのある疑似家族の話。
子を捨てようとする女、親に捨てられた男、父であり続けたい男、家族を欲しがる少年。様々な境遇や視点から家族(親子)の絆について考えさせられる映画
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シン・仮面ライダー(2023年製作の映画)

3.6

子どもの頃🧒
ただ「かっちょいー!」って
キャラとストーリーを楽しんでただけだし、ショッカーが何であんなに悪いことばっかりするのか?
なんて深く考えた事はなかったが、
それを新解釈で無理矢理論理的に
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モーリタニアン 黒塗りの記録(2021年製作の映画)

3.8

9/11テロの首謀者として不当拘禁されたモーリタニア人の話。
テロに対する正義の鉄槌を望む気持ちは分かるが不当は不当。誰でも良いから裁いて罰を与えれば国民が納得する・・・ではないよね。
実話だから怖い
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カモン カモン(2021年製作の映画)

3.6

ジョニーはとても心の広い良き叔父さん(とても真似できません)。ジェシーは9歳ながらも確固とした自分を持っている1人の人間(あまり好きではありません)。ホアキン・フェニックスを喰ってしまうくらいの名演技>>続きを読む

サバカン SABAKAN(2022年製作の映画)

4.6

長崎を舞台にしたスタンドバイミー的作品。迫りくる列車から逃げるのではなく内田のじじいから逃げる。かなり笑えた。
和製なのでノスタルジー感もより身近に感じられる。
長崎弁の温かみも良いですねー。
またね
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TANG タング(2022年製作の映画)

3.3

人間の生活にロボットが溶け込んでいる近未来を舞台にした友情ストーリー。ニノの映画は結構好きだけどシナリオがちょっとなぁ...。
背景設定がことごとく浅いし、命かけるほどの友情に至るの早過ぎて「え、もう
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劇場版めんたいぴりり(2018年製作の映画)

3.6

ALWAYS三丁目の夕日が更にベタになった福岡版という印象だが、とてもホッコリ出来ました。足ながおじさんはやり過ぎでしょ。

タイラー・レイク 命の奪還2(2022年製作の映画)

3.9

タイラーレイクといえば長尺ワンカット。前作よりパワーアップしてます。火炎瓶、カーチェイス、ヘリコプター等仕掛けも様々。計算し尽くされたこのワンカットはまさに神業。どのくらい編集やCG入ってるんでしょう>>続きを読む

死刑にいたる病(2022年製作の映画)

3.7

最後まで雅也の行動にハラハラ。
騙されるなー。
白石監督の犯罪シーンの描写は目を逸らすほどエグ過ぎ。痛過ぎ。
孤狼の血もこんな感じだった。
優しさの中に狂気を表現出来る阿部サダヲはハマり役。

幸せなひとりぼっち(2015年製作の映画)

4.5

孤独、疎外感から偏屈になり変人扱いされるオーヴェ。でも本当は正義感が少し強めの面倒見の良いお爺さん。何だかんだ言っても子どもに好かれるし、周りにも頼られる。嫌嫌のようで本当は嬉しい。結果、人の為に尽く>>続きを読む

プロミシング・ヤング・ウーマン(2020年製作の映画)

4.3

サイコサスペンスでありながら
キャシーのカラフルな衣装やポップなBGMでドロドロ感を中和…でもやっぱり怖い、みたいな。フェネル監督凄い。ラストは想定レベルなのか狙ってたのか?とっても良い映画だけど辛い
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最後まで行く(2014年製作の映画)

4.0

事件は序盤からは想像もつかない意外な展開へ。腐敗した韓国警察を舞台にしたなかなか見応えのある映画でした。岡田准一、綾野剛が演じる日本版を見るのが楽しみ。濃い目のいい味出してるんだろうなぁ。

レジェンド&バタフライ(2023年製作の映画)

3.4

大友啓史と古沢良太。
彼らの作品はとても大好きだけど
キムタクが強すぎて結果いつものキムタク映画に。織田信長の魔性の部分まで格好いいお兄さんに見えるのもキムタクだから仕方ないか。

あのこは貴族(2021年製作の映画)

3.8

日本の階層社会の現実。
上流階級で生まれ育った華子の苦労も分かる。だけど一生懸命努力して田舎から上京し慶應に飛び込んだ美紀の苦悩と独りで頑張っていく姿が美しいし格好良いなぁ。

AIR/エア(2023年製作の映画)

3.8

確かに昔のNIKEは二流感があった。ナイキと読めずニケと読んでるヤツも多かった。今では考えられない。
ジョーダンに賭けたNIKEの執念。
確り損得勘定したジョーダン家。
なるほど、そうだったんだという
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ミッドナイトスワン(2020年製作の映画)

4.5

凪沙を演じる草彅剛は役者として間違いなく日本のトップクラス。ギスギスした序盤から、お母さんと呼ばれて母性に目覚め、一果の為に自分を犠牲にして生きていこうとする姿は涙しかないです。一果の新人俳優賞も納得>>続きを読む

光の旅人 K-PAX(2001年製作の映画)

3.6

最後まで、どっちなの?…って。
ケビン・スペイシーの普通のオジサン感もいい味出てる。
CGもモンスターも無い、こんなSFファンタジーも結構好きです。

タイラー・レイク -命の奪還-(2020年製作の映画)

3.7

なぜ?何のため?と思えるストーリー展開ではあるものの、序盤のワンカットの市街地アクションシーンだけで、見る価値アリの映画。

パンチドランク・ラブ(2002年製作の映画)

2.9

いまいち何を言いたかったのか分からず、コメディにサイコな印象を加える狙いなのかBGMが気持ち悪い、落ち着かない、そんな事しなくて良いと思ってしまった。やっぱり自分はカンヌ作品に合わないなぁ。。。

茜色に焼かれる(2021年製作の映画)

3.9

世の中の理不尽さと複雑な人間模様と感情がなんとも言えない哀しさを醸している作品。鑑賞後に「自分も頑張ろう」と思えるかと言えばそうでもない所が不思議。兎にも角にも尾野真千子の熱演に脱帽。

マリー・ミー(2022年製作の映画)

4.2

名作『ノッティングヒルの恋人』は何度見たことか。。。本作はあらすじでそのオマージュであることは予想出来たが、音楽やSNSを使った現代風の演出が素晴らしく最後まで楽しく観られました。