勝沼悠さんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

キングダム~首領になった男~(2019年製作の映画)

2.8

 組のトップに立った桜木が大阪のヤクザを統一。

 日本統一とキャストが相当被る別バース日本統一だが、本家とうまく差別化している。登場人物の立ち位置が違い、よりダークな雰囲気とストーリー。しかもこちら
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ブラックフット クマ地獄(2014年製作の映画)

3.2

 山に入ったカップルが熊に襲われる。。。

 冒頭に「あなたの彼を採点」という話があるのだが、この映画の本当の怖さはやばい彼氏。なんか危なっかしいなぁと思ってたら、この無能な彼氏のせいで遭難してしまう
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ほんとにあった!呪いのビデオ THE MOVIE2(2003年製作の映画)

2.3

 視聴者から送られたいくつかの何かが映ってる映像。その映像達はやがて、一人の亡くなった老人を軸につながっていく。。。
 
 よくあるホラービデオのつくりだが、いくつもの投稿がつながっていき一つの結末に
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きさらぎ駅(2022年製作の映画)

2.1

 2ちゃんねるの伝説的スレきさらぎ駅が映画化。

 これは電車男もそうなのだが、きさらぎ駅の何が面白いってリアルで進行するスレ(発信者と2ちゃんねるを覗く人々のやり取り)にあるのであって、その本筋を外
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アイス・ロード(2021年製作の映画)

2.3

 鉱山に閉じ込められた人々を救う為に3台のトラックが凍った湖(アイスロード)を爆走する。

 もっと氷の上をトラックで走ることの大変さに焦点が当たる方が良かった気がする。裏切者は誰だみたいなのはその上
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ディストピア 2043 未知なる能力(2021年製作の映画)

2.4

 近未来アメリカは子どもは強制的に収容され国によって育てられていた。子どもと共に逃げていたクリー族の女性も見つかって子どもを取られてしまい。。。

 タイカ・ワイティティ総指揮の作品ということでやはり
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パワーレンジャー(2017年製作の映画)

2.8

 日本の戦隊モノがハリウッドで映画化。

 黒人やアジア系だけでなくASDやLGBTもいたりと多様性に配慮して話題になったアメリカ版。見てみるとそこは自然で特別気にならない。
 選ばれた時点でパワーは
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ドラゴンボール超 スーパーヒーロー(2022年製作の映画)

2.3

 レッドリボン軍の再建に気づいたピッコロが悟空とベジータ不在の中奔走する。
 
 ほとんど戦ってるだけだった最近のドラゴンボール映画の中ではちゃんとストーリーがあり、新キャラクターも立っていて見れるつ
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レストレポ前哨基地 PART.2(2014年製作の映画)

3.8

 アフガニスタンの渓谷の米軍基地に密着したドキュメンタリー。
 
 1作目が戦闘シーンがすごいらしいが未視聴。この2作目では隊員のインタビューが中心。
 タリバンの移動経路だからと渓谷にちっちゃな基地
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デモンズ(1985年製作の映画)

2.9

 80年代のイタリアの有名なゾンビ系映画。

 ゾンビとはちょっと違った悪魔憑依型の有名な映画。
 映画の中と同じ惨劇が起きるという仕掛けや特殊メイクの力の入れようもいいが、何よりこの映画が評価される
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白頭山大噴火(2019年製作の映画)

3.9

 白頭山が噴火を起こし朝鮮半島を大地震が襲う。さらなる大噴火を防ぐには北朝鮮が持つ核を強奪するしかない。

 ディザスターシーンの迫力はなかなか。
 イ・ビョンホンは悪役寄りでこそ光るというのがまたも
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パーフェクト・ケア(2020年製作の映画)

2.3

 高齢者の成年後見人を完璧にこなすマーラー。しかし、彼女は合法的に高齢者の財産を巻き上げる詐欺師だった。

 犯罪者が危険な犯罪者に攻撃される話。
 合法的に信じられない様な詐欺行為を行う主人公に気分
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新感染半島 ファイナル・ステージ(2020年製作の映画)

4.4

 前作のゾンビパンデミックから4年、韓国は崩壊し朝鮮半島は封鎖。難民として香港で暮らしていた男に韓国に残された大金を回収する依頼が。。。

 前作ほどの面白さはないかと思って見てたが、終盤に一気に巻き
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さかなのこ(2022年製作の映画)

2.1

 さかなクンの自伝をのん主演で映画化。

 評判いいようだが、私はのんのさかなクン駄目だった。
 駄目な理由をうまく言語化できないなぁと思いながら見続けてたらピンと来た。私が見たいのは宇野祥平が演じる
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モスル~ある SWAT 部隊の戦い~(2019年製作の映画)

2.9

 荒廃したイラク第二の都市モスルで単独行動するSWAT。彼らの目的は。。。

 ルッソ兄弟の社会派な作品。
 人が普通に住んでいたはずの街が戦場という地獄絵図になる。ラストで明らかになる隊の目的も希望
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キャッスル・フォール(2021年製作の映画)

1.7

 爆破解体される直前のビルに隠された大金を巡って三つ巴の争いが起きる。

 スコット。アトキンスとドルフ・ラングレンという新旧二大格闘アクションスターを共演させながら格闘シーンがあまり多くない。しかも
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サメストーカー リターンズ(2021年製作の映画)

2.2

 サメストーカー3作目。

 3作続けて見て分かった。サメストーカーはサメ使いストーカーの映画ではなくイケメンだけどすぐボロが出るクズなストーカーのブルースを見る為の映画だったんですね。
 3作目でサ
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サメストーカー(2020年製作の映画)

2.0

 サメストーカー、実はこれが第二弾。

 2作目でもいうほどサメを使いこなしてない。一応、ちょっとだけサメを使ってる感がある分、一作目よりはオリジナリティがあるか。
 しかし、これがなぜシリーズ化した
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サメストーカー ビギニング(2017年製作の映画)

1.9

 サメから救ってくれた男がストーカーになる。

 ビギニングという前日譚っぽい邦題がついてるが、元々これが一作目。この一作目は方向性が定まっておらず、だからすぐ日本に持ってこられなかったのか。
 サメ
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日本統一外伝~山崎一門7~(2023年製作の映画)

2.4

 日本統一外伝第七弾。

 本編よりコメディに寄った外伝シリーズなのだが、今作はややコメディに寄り過ぎた感があるか。それでも田村と氷室が出てくるとビシッと引き締まる感が出るのはさすが。

ヒットマンズ・ワイフズ・ボディガード(2021年製作の映画)

2.3

 殺し屋や守ることになるボディガード第二弾。

 前作は未視聴。
 超がつくほど豪華キャストの映画ながらいまいち盛り上がらない映画。
 ラストに至ってはどこをどう間違ったのか、サミュエル・L・ジャクソ
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戦慄怪奇ワールド コワすぎ!(2023年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

 8年の時を経て『コワすぎ!』まさかの復活!

 カメ止めと舞台が同じだけど、むしろこっちの方が先発ですから。
 ワールドと題するだけあって、今作は今までの作品よりエンタメ、一般向け寄り。ポリコレ意識
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メタモルフォーゼの縁側(2022年製作の映画)

3.9

 高齢の女性が偶然手に取った漫画はBL漫画だった。女性はその本屋でバイトするBLが大好きな女子高生と交流を重ねていく。。。

 驚いた。芦田愛菜がすっかり女優になっている。若者が感じる今の自分のもどか
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SPACE ADVENTURE コブラ(1982年製作の映画)

3.9

 あのコブラの劇場映画版。

 テレビアニメ版よりこっちの方が早いのね。
 松崎しげるの声に最初違和感を覚えるが、雰囲気が合っててすぐ慣れる。
 ちょっとサイケデリックが強い感もあるが、クオリティは高
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ザ・ミスフィッツ(2021年製作の映画)

2.3

 悪人から金を盗んで寄付をする義賊が集まったミスフィッツを描く。

 義賊集団にあってただ一人だけそうではない主役のピアース・ブロスナンの一癖ありそうなキャラクターがいい。ブロスナンは007以降、こう
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リトル・マーメイド(1989年製作の映画)

3.0

 アンデルセンの人魚姫をディズニーがアニメ化。

 89年のディズニーが再度童話をアニメ化した頃の作品。ちょうど古き良きディズニーアニメと最近のディズニーアニメの中間に見える。今見てもアリエルの可愛ら
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マークスマン(2021年製作の映画)

2.3

 国境の町で妻を亡くし孤独に暮らす初老の男が逃げる母子とメキシコマフィアの争いに巻き込まれ。。。

 リーアム・ニーソンももう初老の感じ。アクション映画は引退ということでそれほどのアクションはないが、
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The Witch/魔女(2018年製作の映画)

2.8

 謎の施設から逃げ出したところを匿われ育てられた少女。高校生になった彼女はテレビで能力を披露したことで組織に狙われるが。。。

 タメにタメて終盤で一気に意外な展開へ。そこからはバイオレンス描写全開。
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決戦は日曜日(2022年製作の映画)

2.3

 大物議員が倒れて政治のことは何も知らない娘が立候補することになる。

 話の密度が低い印象。政治の世界の内幕を描くとしても、そこからの胸のすく様な展開を描くにしても、内容が薄い感があった。

ブラッド・ファーザー(2016年製作の映画)

2.4

 元犯罪者で今は静かに暮らしている男の元に犯罪絡みのトラブルに巻き込まれた娘が駆込んでくる。

 メル・ギブソンの雰囲気を堪能する映画。途中で髭を剃るので2種類の渋ぎルソンを堪能できる。
 キャストは
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ライダーズ・オブ・ジャスティス(2020年製作の映画)

2.9

 アフガニスタンで心に傷を抱えた軍人の妻が列車事故で亡くなった。彼の元に訪れた数学者達は事故は偶然ではなくバイクギャング「ライダーズ・オブ・ジャスティス」の可能性があると告げる。

 痛快なクライムア
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クーリエ:最高機密の運び屋(2020年製作の映画)

3.2

 キューバ危機の裏で西側のスパイとなった実在のイギリス人ビジネスマンのグレヴィル・ウィンを描く。

 鼻もちならない優秀な男を演じたら天下一品のベネディクト・カンバーバッチ。ただ、もちろんそれだけの男
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NOPE/ノープ(2022年製作の映画)

2.9

 撮影用の馬を育てる牧場で父親が空から落ちてきたコインに当たって急死した。残った息子達は空飛ぶ円盤の撮影で一山当てようとするが。。。
 
 パッと見分かりにくかったのでネットにあった解説も見てみた。
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2バッドコップス(2021年製作の映画)

2.4

 型破りな刑事二人がコンビを組む。

 アイスランドでは非常に有名な映画らしい。全体的に脱力系な緩いコメディ。あまり面白みは見いだせず。
 刑事二人のバディものは数あれど、その二人が同性カップルになる
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カオス・ウォーキング(2021年製作の映画)

2.3

 人類が入植した星では女性が死滅し残った男性はノイズと言う心がだだ洩れになってしまう現象と共に生きていた。

 ノイズという設定がやっと機能してきたと思ったら終わってしまう。豪華キャストのわりに設定を
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実録・侠魂(2011年製作の映画)

2.4

 男修行を経て生まれ育った淡路島でヤクザになる男を描く。

 任侠道を見せてヤクザの抗争を戦い抜き何だかんだでヤクザの世界で出世していく。後の日本統一を連想させるストーリーながら、話を一時に絞って終盤
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