きりぎりすさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

父ありき(1942年製作の映画)

5.0

竿の動きが合わなくなるだけで泣けるってすごい
序盤の無駄のなさもさすが

ヨーロッパ横断特急(1966年製作の映画)

-

軽くどんどん越えていくのに置いてけぼりではなく身を委ねられる感じが楽しかった

数に溺れて(1988年製作の映画)

5.0

縄跳びの反復
溺死の反復

描かれた反復は同じのようで全て違う
なぜなら1の次は2だからだ

こんなに画面の隅々まで意識して見たの初めてかも

去年マリエンバートで(1961年製作の映画)

-

サブリミナル効果みたいなやつで頭がおかしくなるかと思った
俯瞰

(1954年製作の映画)

5.0

みんな滑稽だけど人間臭くて好きだった
ザンパノが最後空を見上げるのが印象的
小石だって何かの役に立つって素敵だしそれを聞いて嬉しそうに小石を握ってるのもかわいい
ザンパノに捨てられてから死ぬまでどんな
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ヒズ・ガール・フライデー(1940年製作の映画)

-

話しながら机の周りグルッと一周するだけでドラマチックに見えるなんてさ
でもほんとに登場人物イラつく

夜明けのすべて(2024年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

肩に手をポンとおいてくれる
そんな映画だった

初めて山添が会社の服を着て、真っ暗な影が落ちた坂を登る。山添にとっては息が上がるほど辛く大変な坂でも、かたや女性が軽々と自転車で越えられる坂。誰かにとっ
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彼方のうた(2023年製作の映画)

5.0

とても良かっただけじゃ語りきれない素晴らしいがたくさん詰まっていた

かくも長き不在(1960年製作の映画)

-

彼女のまなざしはまさに銃口のよう
手を挙げた瞬間苦しくなった
横顔と波印象的

PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

5.0

"自然"の中に映画的な出会いや会話が織りなされていくのがとても映画体験で本当に楽しかった。

1番グッときたのは金髪の女の子の指が若く幼かったこと。着飾って憧れて大人になりたくて、それでも彼女はまだ未
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狼たちの午後(1975年製作の映画)

5.0

サルが1番怖い
恐怖がすぐそこなのにばら撒かれた金に群がる人々っていう描写好き

マッチ工場の少女(1990年製作の映画)

5.0

台詞がほとんどなくても伝わる素晴らしさと、最後の言葉にすべて詰まっている素晴らしさ
マッチをする質感っていいよね