エスパーいとぅさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

裁判長!ここは懲役4年でどうすか(2010年製作の映画)

3.0

傍聴How-toコメディー映画。

バナナマン設楽主演。
とても見やすい作品。

俳優さんの演技に関しては、まぁ芸人さんばっかりなのであれですけど、ストーリーは分かりやすいし、傍聴なんてしたことないか
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アーミー・オブ・シーブズ(2021年製作の映画)

3.5

クライムアクションラブストーリー映画。
Netflixオリジナル作品。

ゾンビ映画「アーミー・オブ・ザ・デッド」の前日譚という位置付け。
ゾンビウィルスが蔓延し始めたアメリカに対し、まだ平穏な状態の
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search/#サーチ2(2023年製作の映画)

4.0

「search/サーチ」の続編。
といっても独立した物語なので、これだけ見てもOK。

前作も良かったが、本作は更に使用するデジタル機器が増え、その便利さと怖さをより痛感できるストーリーになっている。
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バレリーナ(2023年製作の映画)

3.1

復讐劇。
Netflixオリジナル作品。

女性主人公がめちゃくちゃ強いくだりって韓国好きよね。

ストーリーはかなり分かりやすい。
悪い奴らがどうやって殺られていくかを楽しむ為の作品。
気合の入った
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大河への道(2022年製作の映画)

3.7

立川志の輔の創作落語を原作とした映画。

伊能忠敬は日本地図が完成する前に亡くなっていた。
日本地図を完成させたのは伊能隊にも所属する天文学者・高橋景保ら伊能の弟子たちだった。

それなりに重厚な時代
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ザ・キラー(2023年製作の映画)

3.8

デヴィッド・フィンチャー最新作。
Netflixオリジナル作品。

まず、個人的には好きな作品だった。

良い意味で無駄な部分を削ぎ落とした起伏の無いストーリー。
単調な物語の中に、主人公のこだわりや
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すずめの戸締まり(2022年製作の映画)

4.2

新海誠作品。
友人がレビューで「台詞が聴き取りづらい」と書いていたので字幕付きで鑑賞。

「君の名は。」「天気の子」、そして本作。
東日本大震災後に新海誠監督が作った作品はテーマに必ず震災が絡んでくる
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ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー(2023年製作の映画)

3.1

任天堂とイルミネーションが共同製作したCGアニメ映画。

みんな知ってるスーパーマリオをCG映画化。
素晴らしい映像と音楽、そしてオリジナルの持つ壮大な世界観を見事に表現した作品。
往年のマリオファン
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探偵マリコの生涯で一番悲惨な日(2023年製作の映画)

3.2

忍者と宇宙人と探偵の織り成す群像劇映画。

ジャケの雰囲気と、伊藤沙莉・竹野内豊に惹かれて鑑賞。

不思議な映画だった(笑)
二人の監督が短編を3本ずつ作り、それを組み合わせて一本の作品として仕上げて
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ラスト・オブ・ザ・デッド(2016年製作の映画)

3.0

南アフリカ産ゾンビ映画。

ツッコミどころは沢山あるものの、予想していたよりはちゃんと映画になってた(笑)
71分という短さも魅力。

ダメ男がとあるきっかけで改心し成長するロードムービー。
ゾンビ映
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最後まで行く(2014年製作の映画)

3.8

これがオリジナル。

今年、岡田准一主演で日本でもリメイクされたオリジナルが本作。
韓国らしいコミカルとシリアスの絶妙なバランス、そして中弛みの少ない丁寧な脚本と演出。各国でリメイクされる理由がなんか
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沈黙のパレード(2022年製作の映画)

3.0

ガリレオ劇場版3作目。

重厚な話。
面白かったが前2作と比較するとちょっと物足りなかった感。

テレビシリーズから全部観てる人にとっては様々な変化を感じ取れる作品なのかもしれないけど、劇場版しか観て
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次元大介(2023年製作の映画)

3.0

次元大介を主人公とした実写映画。
Amazonオリジナル作品。

玉山鉄二の演じる次元大介はオリジナルの渋さを上手く表現していて良かった。
ただストーリーが冗長で雑。
世界観が良かっただけに、そこが残
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麦秋(1951年製作の映画)

3.5

小津映画。

ときどき見たくなる小津安二郎作品。
時代時代における日常を切り取る作風は妙な安心感と、新しい発見を毎回与えてくれる。

本作に関して、戦後間もない時代の話だったことから、女性の立ち位置や
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弱虫ペダル(2020年製作の映画)

3.3

青春チャリ映画。
原作未読。

この前「ガチ星」を観て、明るいチャリ映画も観たいと思い鑑賞。

うん、期待通り。明るいし、元気になれる。
スポ根王道展開でめっちゃ見やすい。

高校生らしくないキャラ(
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コンフィデンシャル/共助(2017年製作の映画)

3.5

エンタメアクションバディ映画。

北の刑事と南の刑事の共同捜査。
韓国お得意のテーマながら、あまり重くなく、バランスの良い王道作品。

リアリティよりもエンタメとアクションに特化したことで、かなり見や
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ガチ星(2018年製作の映画)

3.5

もがく親父の映画。

目標を失い、家族や友人にも見放され、苦し紛れに始めた競輪。
周りの冷ややかな目にさらされ、時折腐りながらも、もがいてもがいて前を向く。

何かを成し遂げるには結局ひたすら努力しな
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地獄の花園(2021年製作の映画)

3.0

コメディーヤンキー映画。

脚本バカリズム。
彼はOLの生態を描くのが好きなんね(笑)

期待しないで鑑賞したが、普通に面白かった。
ベタなヤンキー演出と、普通のOL生活のギャップが愉快。

見る映画
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シン・ウルトラマン(2022年製作の映画)

3.9

字幕を付けての2回目鑑賞。

評価アップです。
やっぱり庵野作品のセリフ量を考えると字幕は必須よね。

映画館で見た時よりストーリーがすんなり入ってきて、最後まで集中力切れずに見れた。
初回鑑賞時はゼ
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宇宙人のあいつ(2023年製作の映画)

3.4

SFコメディ映画。
レビューを見て鑑賞。

こんな映画作ってたんね。まるっきりノーマークだった。
SF感は一切ないけどSFだね、これは(笑)

中村倫也・伊藤沙莉・柄本時生・日村勇紀の4兄妹がおりなす
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PIG ピッグ(2021年製作の映画)

3.7

ジャケに描かれた「俺のブタを返せ。」という力強いキャッチコピー。
そして主演は超B級俳優ニコラス・ケイジ。こりゃもう見るしか無いじゃん(笑)

最近の彼は狂って暴れまくったり、セリフ無しなのに主演を張
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赤ずきん、旅の途中で死体と出会う。(2023年製作の映画)

2.9

福田雄一監督映画。
Netflixオリジナル作品。

振り切ったバカらしさが売りの福田作品にしてはおとなしめな印象。
なので、結構睡魔に襲われた(笑)

役者さんたちの演技は良かったし、ストーリーもあ
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普通の人びと:彼らを駆り立てる狂気(2023年製作の映画)

3.3

ドキュメンタリー映画。

ホロコーストで大量殺戮を行った警察予備大隊。そのメンバーは教育・洗脳された軍人ではなく、大工・パン屋・事務員といった普通の人びとだった。

なぜ彼らは殺戮行為を拒否しなかった
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潜水艦クルスクの生存者たち(2018年製作の映画)

3.2

ロシア原潜「クルスク」が2000年に起こした事故をテーマとしたドラマ映画。

事故に至る経緯は事実の通りだが、乗組員の行動や救助に関する内容はフィクション。

面白かった…だけど…うーん。

酷い事故
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岸辺露伴 ルーヴルへ行く(2023年製作の映画)

3.8

「ジョジョの奇妙な冒険」から生まれたキャラクター「岸辺露伴」を主人公としたスピンオフドラマがNHKで3年連続制作・放映された。
その新たなストーリーとして劇場公開されたのが本作。

ジョジョアニメは6
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ブッシュウィック-武装都市-(2017年製作の映画)

3.3

第2のドウェイン・ジョンソンを目指すデイヴ・バウティスタ主演作。

突如戦場となった街に放り出された女子大生。元衛生兵と出会い、戦場からの脱出を目指す話。

入りからなかなかの迫力。
日常が突然非日常
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バーン・アフター・リーディング(2008年製作の映画)

3.0

コーエン兄弟監督のコメディ映画。

とにかくキャストは豪華。
ジョン・マルコヴィッチ、ジョージ・クルーニー、ブラッド・ピット、ティルダ・スウィントン、まずこれだけで上がるよね。

ただ脚本はイマイチ(
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ケイコ 目を澄ませて(2022年製作の映画)

3.9

聴覚障害を持つ女性ボクサーの話。
史実に着想を得たフィクション作品。

劇中音楽が一切ない。
人や街、建物や道具、そして自然。さまざまな生活音の中で描かれる一人の女性の物語。
日常以上に日常な描き方に
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テラフォーム 侵略(2021年製作の映画)

3.2

とっても静かな宇宙人侵略映画。

謎の物体が地球に落下。そこには一つの芽が。この出来事をきっかけに起こる不思議な出来事。

最初から最後まで暗く静か。
雰囲気は「メッセージ」や「コンタクト」に近い。
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ナイト・オブ・ザ・リビング・デッド ゾンビの誕生(1968年製作の映画)

3.8

ゾンビの源流。
55年前に公開されたジョージ・A・ロメロ初監督作品。

今やカテゴリとして存在するほどメジャーになった「ゾンビ」。
その歴史がスタートしたのはこの作品から。
ただこの作品の時点では「ゾ
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見知らぬ乗客(1951年製作の映画)

3.8

ヒッチコック作品。

前回「めまい」を観たが、正直自分には合わなかった。
「鳥」「サイコ」「裏窓」は好きだったので、リベンジの願いも込めて鑑賞。

うん、これは好き。
自分はわかりやすいストーリーライ
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モガディシュ 脱出までの14日間(2021年製作の映画)

3.9

ソマリア内戦に巻き込まれた韓国大使館の人たちを描いた作品。
史実に脚色を加えたストーリー。

「クーデター」や「アルゴ」に近い内容。
独裁政権と反体制派の衝突。それに巻き込まれた人たちを描いている。
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少林寺(1982年製作の映画)

3.0

リー・リンチェイ(ジェット・リー)デビュー作。

子供の頃に見て以来だから30数年ぶりの鑑賞。
当時は俳優さんとかも知らんから、なんか「ハイ!ハイ!ハイーーッ!」っていう力がこもった声だけが印象に残っ
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RUN/ラン(2020年製作の映画)

4.0

スリラー映画。

これは優秀。
不穏な感じが上手に表現され、生ぬるい異質な空気感が伝わってくる。
90分という尺を無駄なく使い、伏線回収も見事。

見終わって知ったんだけど本作の監督アニューシャ・チャ
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エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022年製作の映画)

3.0

今年のアカデミー賞7部門を獲得した話題作。

映画好きな友人たちの感想がイマイチだったので期待せずに鑑賞。
…うん、そういう評価になるよね(笑)

混沌。この一言しかない。
マルチバースを行ったり来た
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疫起 エピデミック(2023年製作の映画)

3.5

台湾映画。

SARSの流行により隔離された病院内を描いたドラマ映画。

描写がかなりリアル。
コロナ禍を経験したから尚の事そう感じるのかも。
さまざまな事情の中で葛藤する医師・看護師・患者・家族。群
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