エスパーいとぅさんの映画レビュー・感想・評価 - 41ページ目

her/世界でひとつの彼女(2013年製作の映画)

3.8

恋愛は人間が持って生まれた自然な欲求・感情だと思う。
その相手が人間なのかAIなのか、それは意外と些細な問題なのかもしれない。

寂しい時、辛い時、悩んでいる時、親身になって聞いてくれる、そしてア
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ラストベガス(2013年製作の映画)

4.1

マイケル・ダグラス、モーガン・フリーマン、ロバート・デ・ニーロ、ケヴィン・クラインというベテラン俳優勢ぞろいのコメディ。
おじいちゃんたちが色々無茶する物語なんだけど、それぞれに長い人生の中で得たも
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アバウト・シュミット(2002年製作の映画)

3.7

会社を定年退職した男の、ごくありふれた、そして自然な感情を自然なままに表現した作品。
ドラマチックでもなんでもない日常をあえて映画にする。それがこの作品のいいところ。
「普通の人」が辿るであろう人
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キング・オブ・エジプト(2016年製作の映画)

3.2

娯楽アドベンチャー映画。
太陽神ラーの次の世代の神様たちのいざこざと、それに翻弄される人間達を描いた作品。
CGグリグリのアクションは、まぁ素直に迫力ある。
娯楽映画の王道的なものでストーリーに
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アルティメット・サイクロン(2015年製作の映画)

3.4

「アルティメット・サイクロン」というタイトル(邦題)と主演がジョン・トラボルタということで観賞。
イメージ的には巨大なサイクロンにトラボルタが立ち向かうディザスターパニック映画…だと思っていたところ
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ベン・ハー(2016年製作の映画)

2.0

オリジナルを観た翌日に観賞。
あまり比較はしたくないが、あまりにもオリジナルと違いすぎて愕然。
ジュダとメッサラがいかに仲が良かったか、というところに序盤を力を入れてしまった為にメッサラの立ち位置
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ベン・ハー(1959年製作の映画)

4.0

私が生まれる15年前の作品。
CGも無い時代にこんな大迫力作品が作れるものなのかと、良い意味で唖然とした。
ストーリーに関してもジュダとイエスの奇妙な接点や、時代に翻弄される人々を見事に描いた作品
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フォレスト・ガンプ/一期一会(1994年製作の映画)

4.1

22年前、20歳の時、映画館で観賞してまったくピンとこなかった作品。
42歳になった今観たらどんな感想を持つのだろう、と思い観賞。

素直に面白かった。フォレストの純粋さ、それを取り巻く人間模様。
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007 スカイフォール(2012年製作の映画)

3.7

まずオープニングがカッコイイね。
そして途中途中で流れる007のテーマを聞くたびにテンションが上がる。

ちょっと気になったのが、オープニングの全体的な雰囲気がゲーム「メタルギアソリッド3 スネー
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柘榴坂の仇討(2014年製作の映画)

4.6

泣かされました。
中井貴一、阿部寛、二人の演技は素晴らしい。
広末涼子は正直時代劇向きではないと思ったけど、役に助けられた感はあるかな。
そして久石譲の音楽はやはり凄い。壬生義士伝もそうだったけ
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グランド・イリュージョン(2013年製作の映画)

3.7

路上マジシャンのサクセスストーリー、という体の世直し、といえばいいか…
「何映画?」と聞かれると説明しずらい映画。
マジック自体派手で視覚的にも面白いが、本質はそこじゃないところが面白かった。
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完全なるチェックメイト(2014年製作の映画)

4.0

トビー・マグワイアの熱演、すばらしかった。

元チェス世界チャンピオンであるボビー・フィッシャーの伝記映画。
伝記映画なのでドラマチックな部分は少ないかと思いきゃ、彼自身の人生が実にドラマチックだ
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ラン・ローラ・ラン(1998年製作の映画)

3.0

前提知識無しで視聴。
題名の通り、ローラがひたすら走ります。まぁ走ります。
1時間20分の作品だけど、1時間は走ってます。
そんな不思議な映像なのに見入ってしまう。
ストーリーに関して、まさか
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ONCE ダブリンの街角で(2007年製作の映画)

4.0

「はじまりのうた」を観てからの鑑賞。
全体的に荒削り感が強いけど、それがこの作品にマッチしていてとても良かった。
音楽がスッと心に響いてきて温かい気持ちになれるのは両作品の特徴かな。
そして掃除
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ハンガー・ゲーム FINAL:レボリューション(2015年製作の映画)

3.5

ハンガーゲームは3部作だと聞いていた。
1・2を見終え、さぁ次は最後と思いレンタル屋で手に取ったのが
「ハンガー・ゲーム FINAL:レボリューション」。
そして観賞。



ん?話が良く
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ゴッドファーザーPART II(1974年製作の映画)

4.0

デ・二―ロがカッコよすぎる!が第一印象。
父が育てたファミリーの絆を二代目も当然引き継ぎ、かつより強くしようと努力する。
そのやり方は父を踏襲するのか、二代目の色を出すのか、何が正解かは分からない
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ボーダーライン(2015年製作の映画)

3.5

「善」のような「悪」、「悪」のような「善」。
ボーダーラインという邦題は「国境」という意味と「善」「悪」の境目を示したものだと認識。
最初から最後まで緊張の解けない作品。なかなかしんどい展開だけど惹き
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HELL(2011年製作の映画)

2.0

ローランド・エメリッヒが母国ドイツで制作総指揮をとった作品。
低予算映画らしくカメラワークや光の取り込み方を工夫して灼熱地獄となった地球を表現している。

主人公の姉妹たちがどうしたいのかイマイチわか
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シチズンフォー スノーデンの暴露(2014年製作の映画)

4.4

スノーデン本人と暴露を記事にしたジャーナリスト本人が出てる完全ドキュメンタリー。
これは映画といカテゴリなのか?
ガチのやつだから。
まるで良質なフィクションスパイ映画のような緊張感。
本当に起きたこ
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セトウツミ(2016年製作の映画)

4.0

いいねぇ空気感が。
二人の掛け合いはもちろん、一つ一つのエピソードの演出も素晴らしい。
もう一つ二つエピソード増えても全然楽しめる。良作。

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