yoichirrrさんの映画レビュー・感想・評価

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悪は存在しない(2023年製作の映画)

4.0

濱口竜介×石橋英子

横浜はジャックアンドベティにて鑑賞。
友人の意見だが、現状都内では渋谷ル・シネマと下北沢の2館のみ上映というのは、再開発が進むエリアから流してるのではと。

なるほど。


都会
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ゴジラ-1.0/C(2023年製作の映画)

3.5

『オルソ』と比べると時代背景はもちろんだし、ハイライトが下げ目で作ってるようで白黒とのシナジーがこちらの方がある。

ただ2作共通して、ゴジラが特撮じゃない以上やる意味を感じません。

『オルソ』発表
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ゴジラ×メカゴジラ(2002年製作の映画)

3.0

機龍2部作は私の特撮原体験。

改めて観ると釈由美子の映画でしかないな。
グラドルだった彼女のセリフを極力削ったのは名采配な気もする。

「のぼせ上がるのもいい加減にしろ」

これだけアイコニックな造
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オッペンハイマー(2023年製作の映画)

4.0

地を踏むその足音は、
賞賛か、贖罪の始まりか。


クリストファー・ノーラン最新作は原爆の父、ロバート・オッペンハイマーの半生を描く。

日本ではその題材ゆえにか配給が見送られ、3月末についに公開。
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LAMB/ラム(2021年製作の映画)

2.5

なんか気圧されたような、引いちゃったような、こけおどされたような、なんとも微妙な気持ちで終幕…

アートに振ってるのかや?
これでなんか文脈ありますとか言われても読み解ける訳ないよ…

色々キモくてよ
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ビデオドローム 4K ディレクターズカット版(1982年製作の映画)

4.0

クローネンバーグは去年より『裸のランチ』『クライムズ・オブ・フューチャー』と観始めましたが、今作でなんとなく2作への理解も深まるような体験となった。

どの作品にも共通していたのは、人間の“嗜虐性”。
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青いパパイヤの香り(1993年製作の映画)

3.5

トラン・アン・ユン処女作。

ベトナムとフランス、2つのアイデンティティを持つ監督が見た人間の姿。
どんな国にも時代にも、暮らしがある。

やはり光への理解凄まじといったところ。

街の一角を映すよう
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ポトフ 美食家と料理人(2023年製作の映画)

3.5

トラン・アン・ユン監督作初鑑賞。

『青いパパイヤの香り』を観ずして浅学ではあるが、この監督のフィルミングをたっぷりと感じることができる一本でした。

何よりの魅力は“光”への理解。
草原の光、夜の邸
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ファースト・カウ(2019年製作の映画)

3.5

ケリー・ライカート初鑑賞。

西部開拓時代、オレゴン。
混沌と情熱が交錯する時代の中、主人公クッキーは同じくアメリカンドリームを追い求めやってきた中国人、キングと出会う。2人は街に一頭しかいない牛のミ
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ヴィーガンズ・ハム(2021年製作の映画)

3.5

人間の肉ってよォー、もし食ったら「うまいのか」?それとも「まずいのか」?

食べることを深ーく考えるってことはよォーーー、
『幸せに生活してるか?』どーかにつながるからよー、とっても大切なことだと思う
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レザボア・ドッグス デジタルリマスター版(1992年製作の映画)

4.0

タランティーノ処女作。

アングルやカット。
スイッチになる音楽たち。
後の作品にも続く彼のセンスは、第1作で既に画面の細部に散りばめられており目を奪われました。


まあやはり中身はないんだけど、特
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ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー(2023年製作の映画)

3.5

思った幾倍かよかった笑

マリオはいよいよすっかりエンタメの中核だねえ

配給会社でニンテンドーのロゴ見れるのアツい

そこかしこに散りばめられた各ゲーム作品音楽へのオマージュが素晴らしい

最後瞬間
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サウスパーク/無修正映画版(1999年製作の映画)

3.5

なんでこのシリーズは歌モノちゃんとしてやがるんだクソ笑う

フセイン

ラプンツェルのウェディング(2012年製作の映画)

4.5

『ワン・マン・バンド』に並ぶ観返し回数。

これぐらいのユーモアが気持ちいい。

肌の色だのLGBTだのSDGsだの、今の社会は問題が山積かもしれないが、こんなユーモアを忘れないで欲しい大国ディズニー
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スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム エクステンデッド・エディション(2022年製作の映画)

4.0

Netflixにやってきたので鑑賞。

久しぶりに腰を据えて観て、当時の熱量が遠い彼方に行ってしまったのもあるが、さすがに余計なカットが多かったんだねと思った。
公開版は学校シーンやスパイダーマンズの
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名探偵コナン ハロウィンの花嫁(2022年製作の映画)

3.0

ちょいと期待してたから微妙だった。

警察学校編等、原作既読状態でも微妙だったからまあバランスが悪かったのかも。


今作からサントラは菅野祐悟。
菅野祐悟編曲による『キミがいれば』を聞けたのはデカい
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ワンマンバンド(2005年製作の映画)

4.5

『ゲイリーじいさんのチェス』『紙ひこうき』とディズニー短編の名作はいくつかあれど、今作ほど記憶に残る作品もなかろう。

全てにおいて完成度高い。
当時のディズニーの最強エンタメ会社たる所以を感じる。
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デイ&ナイト / Day & Night(2010年製作の映画)

2.0

ご立派なテーマに口の中が痒くなる

ディズニーの短編はセリフがない方が作品性が高くてよくないか?

ワンス・アポン・ア・スタジオ 100年の思い出(2023年製作の映画)

4.5

『ウィッシュ』同時上映短編作。
特別吹替版にて鑑賞。
当時のオリジナルキャスト大集合。
アナ役は故神田沙也加に代わり清水理沙が担当したと思われる。

それだけでお腹いっぱいなんだけれども、そしてストー
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ウィッシュ(2023年製作の映画)

2.0

ディズニーアニメーションスタジオ100周年記念作品。

100年の間、彼らは夢やら希望やらの大切さを創意工夫ある作品それぞれの力をもってして示してきた訳だが…。


今作はその哲学をはじめから最後まで
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ビフォア・サンセット(2004年製作の映画)

3.5

映像のほとんどが男女の会話により綴られるロマンス。

長回しの部分もかなりあり、主演2人はめちゃ頑張ってそう。

想いの所在や境遇も含め、
あるようでないようでないような。

アウトロお洒落過ぎた。
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ブラック・レイン(1989年製作の映画)

4.0

ニューヨーク市警のニックは偶然居合わせたレストランで日本人による殺人現場を目撃する。
犯人であるヤクザ、佐藤の護送の任に就いたニックだったが、日本に着いて間もなく、ヤクザの罠に嵌り彼を取り逃してしまう
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ラブ・アクチュアリー(2003年製作の映画)

3.0

クリスマス、ロンドンの街を歩く男女達の恋物語。

前々からなんかかなり期待しちゃってたんだけど、このテの邦画に負けず劣らずめちゃくちゃシンプルな話でした。
成り立ってるのは言わずとしれた名優たちの演技
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欲望の翼 4Kレストア版(1990年製作の映画)

3.5

WKW初期。

漢たるもの、雨の中独りの女の子がいたら一緒に歩いてあげるだけの優しさをもっていたいもんだねえ。

後年の作品にみえるようなカットやアングル、編集は少なめ。
今作より撮影にはクリストファ
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サンクスギビング(2023年製作の映画)

3.0

R18の映画を初めてまともに観た気がするが。

グロいがそれまでですなあ。

人間の体がこうなったらあんなことになるっていう想像力がいいよね。

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