alsaceさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

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ジャン=リュック・ゴダール 反逆の映画作家(シネアスト)(2022年製作の映画)

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偏屈シネフィル爺さんの筆頭と言えばこの人。みたいなイメージ。めっちゃありますね。イメージ通りですけど。

この人に関する書籍、沢山出版されてると思うんですが、知りたいけど、本読むのはめんどくさ。と思っ
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福田村事件(2023年製作の映画)

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森達也の作品、実は初鑑賞。劇映画は初めて手がけたそうですね。メディアでは、よく見かける文化人枠。という印象を持ってた人でした。

「東葛飾郡」という表記が出てたので、東京の近郊(今だったら通勤圏)での
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ジョン・ウィック:コンセクエンス(2023年製作の映画)

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アクション・コーディネーターがやりたかったアクション、全部盛り込みました。みたいな感じ。

K・リーヴス何回車に轢かれてるんだよ。って終盤のシーンでつい思ってしまった。

予想通り長いと感じてしまった
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燃えあがる女性記者たち(2021年製作の映画)

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凄く良いドキュメンタリーを見ました。

スマホが生活や世界を変えた的な話本当に、色々あるけど、この映画の話も、そんな側面の一部だと思います。

00年代半ば辺りまでは、個人が情報発信する手段は、非常に
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愛の奇跡/ア・チャイルド・イズ・ウェイティング(1963年製作の映画)

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未見のカサヴェテス映画。子供が出てくる映画好きじゃない。って避けてたんだけど、見てないので気になってたので。

いわゆる、カサヴェテス映画っぽく無いんだけど、ひえー。良かった。良かった。今まで見ないで
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グランツーリスモ(2023年製作の映画)

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映画ファンというよりも、モータースポーツ好きの目線で鑑賞。

主役のゲーマー達よりも、アカデミー設立者や、チーフエンジニアの役割の方に興味深々に見てました。

途中、レースでそれは審議対象&ペナルティ
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オオカミの家(2018年製作の映画)

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「コロニア・ディグニダ」の件は、映画「コロニア」を見てたので、何があったのかは、予習済み。

公開直後から話題沸騰だったのは、何となく分かりました。
画面のモーションの緻密な部分に唸る事しきり。
寧ろ
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(2021年製作の映画)

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「オオカミの家」で、併映されたこちらもクオリティが高かったです。

バーナデット ママは行方不明(2019年製作の映画)

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R・リンクレイターの作品=オタク物。というイメージが強いけど、
これは一見オーソドックスな家族の物語。後半になると、スケールがドーンと大きくなりますけど。
地の果てまで行く必要はあったのか。と思いつつ
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オッペンハイマー(2023年製作の映画)

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2024/3/30 @ 丸の内ピカデリー
【DolbyCinema】にて再見

日本語字幕付きだと、公聴会の部分の詳しい内容が、確認出来て安全仕様。

公開前の日本でのメディア露出だと、どうしても原爆
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アステロイド・シティ(2023年製作の映画)

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オサレ映像監督として、なんか有名になっちゃった感ありますね。この人。

今回も、映像のセンスあるし、端役のキャストも豪華。
個人的には入れ子構造のストーリー展開が、割と好印象でした。

ふたりのマエストロ(2022年製作の映画)

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オーケストラ映画に良作多し。なのはシネフィルの方、納得される事が多いと思います。

同じ職業に就いた親子の話。両方現役だと、プロフェッショナル根性が剥き出しで、ガチな関係になって、家族としては、とても
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アル中女の肖像(1979年製作の映画)

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タイトル通り、酒を飲みにベルリンに来て、ただただ飲んだくれてベルリン中を彷徨うだけの話。
やっぱりこの監督3作見て、非常にヴィジュアルが映える。しかも独自の世界観あって、
割と気になりました。劇中、酒
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⾼野⾖腐店の春(2023年製作の映画)

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予告編を見てから気になってました。
予想通り良作。原作があるのかなと思ってたら、監督が脚本執筆されてるので、オリジナル企画のようです。

尾道+家族の話=東京物語的な風景という感想もネットで見受けられ
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タブロイド紙が映したドリアン・グレイ(1984年製作の映画)

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この監督。ストーリーよりも、セットや衣装などのディティールや作品が醸し出す雰囲気が良い。

この作品のメディアの騒動見てると、改めてマスゴミ。っていう言葉が思い浮かんでくる。

戦争と平和(1947年製作の映画)

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1947年の作品!当然配信には、無いので見てきました。

戦争から帰ってきたら、自分の嫁が、他の人と再婚してた。って、当時はあるある事項だったんだろうな。

作品自体の出来はそんなに良いとは思わなかっ
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フィフィ・マルタンガル(2001年製作の映画)

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いつものバカンス映画じゃなくて、舞台俳優たちの公演の裏側覗きます。みたいな話だった。前半は
カサヴェテスの『オープニング・ナイト」とか思い浮かべながら、鑑賞しました。

フリーク・オルランド(1981年製作の映画)

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予告編見た時から、前衛臭全開で気になってた監督でした。

この作品は、題名から分かる通り、「オルランド』を独自解釈した世界で展開。完全に雰囲気重視で、個人的には鑑賞してました。
ちょっと長いかな。と思
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エドワード・ヤンの恋愛時代 4K レストア版(1994年製作の映画)

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群像劇なので、人物の相関関係と名前をまずは覚えるのが大変だったけど、こなれた脚本で、中々面白かった。

自分が知らない、1990年代の台北が、ぎゅっと詰まってた感じ。

ソウルに帰る(2022年製作の映画)

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アジアの見慣れた街並みが、異国育ちの主人公を介すると、ちょっと違って見えたのが新鮮でした。

うまく感想を紡ぎ出せないけど、作品の雰囲気がとても気に入りました。見ていて、心地良かった。

破壊の自然史(2022年製作の映画)

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ほぼ予備知識無しで鑑賞。ナレーション一切無しの、クリアな歴史的映像の編集のみで構成。

爆撃でボコボコにされた市街地や犠牲者達を見ていると、戦勝国・敗戦国関係無く、一番ダメージを受けるのは普通の一般市
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しとやかな獣(1962年製作の映画)

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面白かった。
日本版「パラサイト」と一部で言われてたのも、分かる気がします。
前半は伊藤雄之助、後半は若尾文子の存在感が強烈。
カメラアングルもおもしろい。

ジェーンとシャルロット(2021年製作の映画)

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この作品を見る人は、2人に関心がある人達だと思うので、ホームビデオのような構成が逆に良かったのでは。

ケイト・バリーの自殺がかなり転機になってたのが良く分かる感じでした。

そして、この作品がジェー
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