alsaceさんの映画レビュー・感想・評価 - 25ページ目

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GOGO(ゴゴ)94歳の小学生(2020年製作の映画)

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NHKで放送しそうな内容のドキュメンタリー。
94歳の女性が、学校に通う事が出来なかった孫の手本になる為に小学校で学ぶという構成。

何より良いなと思ったのは、学校で先生も生徒達も彼女の存在を特別視し
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スリ(2000年製作の映画)

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やっぱり、
黒木和雄と原田芳雄のコンビは信頼出来る。

2人が住んでる部屋が、映画ディーバの青い部屋を何となく彷彿とさせた。部屋の雰囲気は全然似てないけど。

影武者(1980年製作の映画)

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3hあるから見るの躊躇してました。
ストーリーよりも、プロダクションデザインの素晴らしさに目を奪われてしまいました。
今だったらIMAXで終盤の長篠の戦い見たいなと思いましたね。CGが無い時代の本気度
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モリのいる場所(2018年製作の映画)

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映画のモデルの画家熊谷守一については全く知らないのですが、主演の2人のアンサンブルに興味があって見ました。
それぞれの個性がちゃんと出てて、その部分は楽しんで鑑賞しました。

ただし、時代設定が昭和4
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ノッティングヒルの洋菓子店(2020年製作の映画)

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予想通りちょっとご都合主義的展開でしたが、たまにはこういう悪人が登場しないある種ファンタジー的な作品を見るのも良い感じです。
当然お菓子が美味しそう。

火宅の人(1986年製作の映画)

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小説も映画も有名ですけど
初めて見ました。
今見るとキャストが豪華。監督も深作欣二なのか。
この頃の緒形拳良いですね。
ダメ男炸裂な感じが。
仕事部屋の雑然さと黒縁の丸眼鏡の風貌が、無頼派繋がりで、坂
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ニューヨーク 親切なロシア料理店(2019年製作の映画)

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人種、移民、経済格差なんかは近年の映画にもよくある題材だけど、この映画みたいに一見幸せそうだけど、どこか人生や生活に問題を抱えた人々を描いた作品は少ないよな。と見ながら思ってました。
初めに縁が無かっ
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ハッピー・オールド・イヤー(2019年製作の映画)

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自宅のリフォームからの断捨離で、過去とどう折り合いをつけるか。って割と普遍的なテーマだったので興味深かった。
捨てても捨てても、物が多い!って思う人多いけど、思い出の整理には、普段人は余り気にかけない
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ゴッドマザー(2020年製作の映画)

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この作品だけ配給が付いてなかったので、鑑賞。個人的にはI・ユペールよりも
久しぶりなイポリット・ジラルドが見たくて。
ストーリーは、現実離れした設定ではあるけど、ユペールの聡明な部分とちょっと悪の雰囲
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パンとスープとネコ日和(2013年製作の映画)

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実際にはありそうで無い設定で、ある種の女性のあったら良いな。なライフスタイルの提示の仕方は、絶対に支持されそう。ファンタジーとして成功した描き方だと思う。勿論、私もこの雰囲気好きですよ。高等遊民みたい>>続きを読む

ローグ・シティ(2020年製作の映画)

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或いは、裏切りという名の犬の監督オリヴィエ・マルシャルの作品。警察内の権力闘争とマルセイユの地元のマフィアの抗争がうまく絡み合って、よく出来たドラマでした。
仏映画よく見る人だったら知ってそうな、ジェ
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こおろぎ(2006年製作の映画)

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劇場未公開(今年一部の映画館で上映された)だけど、Amazonプライムビデオに入ってたので。青山真治苦手なんですが…主演の2人鈴木京香と山崎努はいずれも曲者な雰囲気が良かった。取り敢えずフライドチキン>>続きを読む

さらば愛しき大地(1982年製作の映画)

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長らく見たいと思ってたら、
配信で見られたので。
数年前に亡くなった根津甚八は、割と好きな日本人俳優でした。
柳町光男の監督作としても有名ですよね。
脇を固めるキャストも今から振り返ると割と有名揃いで
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Mank/マンク(2020年製作の映画)

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予想通りモノクロが映像が美しい。
脚本の腕はあるけど、アルコールに溺れてやさぐれ気味のキャラはG・オールドマンにとても似合う。
劇中のあるエピソードを見ていて、大統領選の年にこの作品をリリースするのは
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バクラウ 地図から消された村(2019年製作の映画)

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日本未公開アクエリアス(配信で見て気に入った)の監督作。前作とは全く作風は違うけど、結果楽しんで見てました。

前半はまったりとしてて眠気が…でしたが、後半は目がぱっちり醒めて、怒涛の展開にノってしま
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ヒルビリー・エレジー -郷愁の哀歌-(2020年製作の映画)

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R・ハワードが監督してる。
先に原作のノンフィクションを読んでいたので比べながら見てました。長めの原作にきっと映像化は尺が足りてないんだろうな。出来た物を見た感じでは。
原作でも迫力があった著者(主人
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風が吹けば(2021年製作の映画)

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今年のカンヌセレクションの一本でもありますね。
久しぶりに、グレゴワール・コランを見た。(老けたね)
ナゴルノ=カラバフの今と歴史が分かる。コンペ作の中ではこれが好きかも。

繻子の靴(1985年製作の映画)

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6h50minの長尺映画。無事完走しました。舞台では4部構成のようですが、オリヴェイラの映画版では3部構成になってました。絵画のような画面構成が印象的。普段映画館で見にくい感じの映画なので映画祭らしい>>続きを読む

天国にちがいない(2019年製作の映画)

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エリア・スレイマンは、D.I以来かも見たのは。
去年のカンヌで上映されたやつが今頃やっと日本に上陸。(釜山は去年上映してた)

パレスチナも出てくるけど、紛争物とは一線を画した映画。
シラっとボケる演
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オキナワ サントス(2020年製作の映画)

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「勝ち組負け組」闘争の話は映画化されて知ってたけど、サントス強制移住は聞いた事も無かったエピソードでした。ブラジル人vs日系人の差別と移民同士の中の差別。二重での辛苦の歴史。

どんな移民にもそれぞれ
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七人樂隊(2021年製作の映画)

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面白かった。客の反応も良かった。これ配給ついてないのかな。アジア映画一年に一本ぐらいしか見ない私でも笑える小ネタ色々仕掛けられてました。

また、映画自体の内容も60-00年代の少し懐かしい香港が舞台
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逃げた女(2019年製作の映画)

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ホン・サンスの映画は短いのが多いからハードル低い。これも77分の作品。アジア映画疎いけど、彼の作品って雰囲気が緩いから結構相性が良い。
今回も会話のズレとか展開を楽しむ感じ。地味目ヨーロッパ映画が好き
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アスワン(2019年製作の映画)

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映画の世界のような苛烈なフィリピンのスラムを描いたドキュメンタリー。
ドラッグ抗争に巻き込まれる人々の日常が過酷すぎる。
困ってる貧しい人々に手を差し伸べる人たちも命がけの世界。
安全に生活が送ること
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