NYARGOさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

エンパイア・オブ・ライト(2022年製作の映画)

4.3

いくつもの要素が絡み合って一本の太い紐になってた
相手の気持ちを察した距離をもった優しさ
「人生とは〇〇〇〇」で涙
映画礼讃でもあった

アミューズメント・パーク(1973年製作の映画)

3.9

冒頭の語り、ただ"老衰"することが他者から侮られる大きな理由になるって打ち出しといて、直後その不幸に"貧乏"を掛け算するところが最グロテスク

隔たる世界の2人(2020年製作の映画)

3.9

史実知ってもうてるから「部屋番号の"9"のプレートの上ネジが外れてて"6"に見えたから機動隊が錯誤して押し入ってきたんか!あちゃ〜!!」って笑われへんよ

ドント・ルック・アップ(2021年製作の映画)

3.7

ビーズが爆発しまくってマークライランス自殺しに行ったんかと思ったらもっとしたたかやった

イニシェリン島の精霊(2022年製作の映画)

4.7

どんだけフリが長くても集中して見続けられる説得力があった。
火点けて炒め始める(警官がパードリックを殴るとこらへん?)までだいぶ長かったけどそこは信頼と実績のマクドナー飯店。みんなずっと小っちゃい島に
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誰よりも狙われた男(2014年製作の映画)

4.0

イングロリアス・バスターズでショシャナを短銃で撃ちよったアイツ出てた!あの将校の!勘違いパワセクハラのアイツ!

わたしは最悪。(2021年製作の映画)

4.1

左手に時代の要求の玉を、右手に迷ふ人心の玉を掴む布袋像のごとし

ゾッキ(2021年製作の映画)

3.3

九条、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、

ヒットマンズ・レクイエム(2008年製作の映画)

4.5

枝葉の部分ですらハリセンで叩くかのようなテンションで木刀で殴ってくる。
ほんで話の根幹おもしろすぎるやろオイ

散歩する侵略者(2017年製作の映画)

3.3

ナルミから"愛"を奪って「え…?何だコレ?」って驚いてるときのシンジくんがUR賃貸住宅のCMの千葉雄大よりかわい子ぶってた

LAMB/ラム(2021年製作の映画)

3.7

もちろん1番は夫の弟に無説明でアダを紹介するとこなんやけど、それに次いで、母ヒツジを殺した直後に穴を掘ってるとき、同じ画角にちょうど死体もおさまってるとこが間も良すぎてちょっと映像コントやった

NOPE/ノープ(2022年製作の映画)

4.5

バカおもろかった
一度で何度もおいし過ぎて何の味か分からんかったけどまた食べたい

ニューオーダー(2020年製作の映画)

4.0

ミシェル・フランコさんどのテーマで人間のどこ見てんねんという細かい視点がたまらなく好きやけど、そんな天才にも本作みたいなテーマをピックアップして描かせなあかんのかという意味で滅入りました。
ただしニヒ
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ホムンクルス(2021年製作の映画)

3.4

ヤクザ〜JKのところ、寡言で不気味でよかった!
原作はラストもっと狂ってるんです。好きな漫画ベスト10には入る傑作を、やめとこうと思ってたのに観て、さらに比べてしまう愚かさを赦してつかぁさい

ホワイト・ノイズ(2022年製作の映画)

4.2

これはザ・悲喜劇
危機が畳み掛けてるときに覗く小さなイヤなことの引用センスがたまらんかった

ウィッカーマン(1973年製作の映画)

4.0

偽パンチ役のおじさんが一撃でとっちめられて縛られてていたいけだった
エヘヘウフフで終われるかと思ったら阿鼻叫喚inウィッカーマンはちゃんと地獄やったね

ギレルモ・デル・トロのピノッキオ(2022年製作の映画)

3.8

この設定まじで後世に多大な影響与えてそう

失った人は取り戻せないこと、代替として誕生した人外に固有の愛情が芽生えること、リスクを負って相手の命を守ること、さらに失うこと…
クラシックで強力なパンチの
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ロスト・ドーター(2021年製作の映画)

4.5

レダさんが底の底で何を考えてるか分からんし子供達が幼い頃に受けた「愛されてなさ」も本当なんだけど、その是非は横にいったん置いて(置けない)、レダさんがそう思ったことや思えなかったこと自体は本当だよね、>>続きを読む

ヴィーガンズ・ハム(2021年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

リュカを手にかけないところがよかった。直接とっちめてたらちょっと寄ってまうもんね
遠くから両者(調子乗りと目パキ人)に水鉄砲ピシピシ撃ってるみたいなとこが好きでした

運命じゃない人(2004年製作の映画)

3.8

知らんほうが幸せな場合があるという意味のコトワザみたい

牝猫たち(2016年製作の映画)

3.9

身体的にも精神的にも虐待されてる子供、何とかこらえて健康に育ってほしい

THE FIRST SLAM DUNK(2022年製作の映画)

4.2

実家の押し入れの奥にしまってたボロボロのぬいぐるみがソウル吹き込まれた上に歩いて喋っとるがなというような感動。
何回も読んで頭に入ってるプレーや言動に別角度からの意味付けされたらそら震えます。

「生
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初恋(2020年製作の映画)

4.0

シャブ中の幻覚で見えてる人間がiTunesに合わせてカチャーシー踊ってたらそら笑うよな

日本で一番悪い奴ら(2016年製作の映画)

4.0

ヤクザ版トレンディドラマの趣
良いとき悪いときの波の中で、悪いときにも自分を大事に思ってくれた人をも傷付ける
ちゃんと悪い人達ばっかり出てて説得力があった

悪の教典(2012年製作の映画)

4.0

伊藤沙莉がバイオのハンク(マーセナリーズ)にやられるぐらい一瞬で首折られてた

MEN 同じ顔の男たち(2022年製作の映画)

4.2

自己愛保つために相手を心身ともに傷付けてへっちゃらなアホの幼稚さを100分かけて観た。ジェームズが本当に最期まで自分しか見てなくて恐かった。最初なんで付き合ったんやろ
自己愛バーサーカーから逃げるとき
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リトル・ミス・サンシャイン(2006年製作の映画)

4.0

ああいう状況でジジイほんまに死ぬん意表突かれてちょっと笑った
みんな根はええ人やったね

劇場版 おうちでキャノンボール2020(2022年製作の映画)

4.1

時代を鏡にして人間を映してる。もはや文化人類学的な側面を持つ資料の領域

ハッチング―孵化―(2022年製作の映画)

4.1

娘と瓜二つな生物に躊躇いなく出刃行けるママンの感覚よね
フラれて車中の鼻息フンフンからの連続ハンドルヘッドバットには主人公の趣を見ました