eriさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

ナイトメア・アリー(2021年製作の映画)

4.5

面白かった!キャストと不気味なサーカスの設定は好みだし、どんどん引き返せなくなっていく先に辿る結末にも大満足。禍々しいオーラを前に、追い求めてたものの小ささを知る…

マン・オブ・スティール(2013年製作の映画)

3.6

久しぶりにクラークケント!地球人じゃないって設定すら忘れていた

ボーはおそれている(2023年製作の映画)

3.8

無意識に不安に感じてることが次々起こったり、前後脈絡のない感じはまさに悪夢で、どこまでが現実なんだろう…って不安が常に付きまとう。
不安定な少年のように見えるホアキン・フェニックスもすごい…
場面がぶ
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夜明けのすべて(2024年製作の映画)

4.0

苦しみを知る者同士の助け合いが恋愛と切り離されていて、とても心地の良い距離感。人とこんな関係性を築けるなら何とかやっていけるんじゃないかと思える。
自転車で駆け抜けるだけの姿がこんなに眩しいとは…!

ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE(2023年製作の映画)

4.1

てっきり冒頭でバイクジャンプするのかと!
AIはあまりパッとしなかったけど、60超えてもハードなアクションに挑む姿を見れて満足!列車のくだりは終始見ごたえあり。
part2でフォールアウト超えてほしい
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最後の決闘裁判(2021年製作の映画)

3.8

妻のための大決闘というイメージがじわじわ変わっていくのが面白い。
この時代特有の女性の生きづらさに加えて、自分の時は我慢して当然だったんだから…って圧までかけられるマルグリットが不憫でしかたない。
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ドント・ルック・アップ(2021年製作の映画)

4.3

最後の切り札は本当にその通り用意されてそう。この恐ろしい状況をコミカルに描くセンスの良さ!

ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

4.6

過去の日本人と同じ轍を踏まないという強い意志を感じた。ゴジラの大暴れシーンはもちろん、沈黙すら大迫力!

アメリカン・サイコ(2000年製作の映画)

3.6

有名な名刺交換のシーンはやっぱりかっこいい!
こだわりの活版印刷を自慢して、相手の名刺の出来の良さに嫉妬するNYエリートのマウント合戦。
たしかにあの名刺の厚みは羨ましい…
そしてベイトマンは見れば見
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グランド・イリュージョン(2013年製作の映画)

4.0

華やかなマジックに巧妙なトリックに、惹きつける要素ぎっしりなうえにオチまでしっかり楽しい

かがみの孤城(2022年製作の映画)

3.7

ひと昔前だととにかく立ち向かえ、みたいな作風が流行りそうだけどこれは本当に優しい。終盤の東条のセリフを聞いて楽になる人はたくさんいるはず。

search/#サーチ2(2023年製作の映画)

4.3

前作が革新的だったのでインパクトは劣るけど、現代人が毎日のように使う機能を駆使して真相に迫っていくのは見ていて面白い!
前作同様、無機質な中に家族の愛を感じるところも良い。定期的に新作出してほしいなあ

パニック・ルーム(2002年製作の映画)

4.1

あの頃のロードショーか洋画劇場でよく観た作品。
今観ると犯人たちのズッコケ感が結構強くて、ジャレッド・レトのキャラクターが可愛い。

ホドロフスキーのDUNE(2013年製作の映画)

3.5

一番知りたかったDUNEの映像化がどう難しいのかについて触れてなくて残念だけど、実現しなかった幻のDUNEの画はすごく良かった。
ホドロフスキーはホーリーマウンテンから想像できる通りの人柄だった。超個
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search/サーチ(2018年製作の映画)

4.4

PC画面越しの進行はとてもユニークで、10年くらい前のSNSはこんな感じだったかもな…ってリアルな世界が広がっていた。ネットから断片的に見える人物像と現実がかけ離れてる虚しさも共感。ネットに振り回され>>続きを読む

ザ・キラー(2023年製作の映画)

3.8

復讐劇に落ち着かない展開にはナルホドだし、復讐とはまた違うギラギラした執念みたいなのも見ていて面白い。自らハプニングフラグを立てて回収していく流れにちょっと笑ってしまった!

マイ・ブルーベリー・ナイツ(2007年製作の映画)

3.4

ジュード・ロウから明日への活力をもらった。私もアイス添える派です。

アンテベラム(2020年製作の映画)

4.5

程よいひっくり返し方とスリリングさで観終わった後の充実感がすごい

スポットライト 世紀のスクープ(2015年製作の映画)

4.3

敵が大きいだけに、事実を淡々と追った先に最後はぼやけて終わるのかなあなんて思いながら観てたけど、メディアの役割に焦点を当てた着地はとても良かった。
もとになった一件でも、グローブ紙の記事を見て安堵した
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遠い空の向こうに(1999年製作の映画)

4.0

終盤一気にグッときた。少し不器用な親子愛と、実話ならではの力強い夢を見せてくれる。

テリファー(2016年製作の映画)

2.8

グロテスクさが度を越しててとにかく尺が長い。ピエロはいろんなホラー映画の影響を受けすぎて途中ブレブレだったなあ…
そして友達が見てない時だけ変顔するのとこっち見ながらギコギコするのだけは勘弁!

君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

4.0

過去のジブリ作品が蘇ってくるようなシーンの数々と、先が読めず手探りで進んでいく感じが夢の中みたい。キャストや主題歌含めて次の世代へのバトンパスなんだなあと感じる

ベルファスト(2021年製作の映画)

4.3

家族の温かさがじんわり沁みる。大勢で劇場に足を運び、映画を大衆娯楽としてワイワイ楽しむ姿の幸せそうなこと…
表現は柔らかいものの、宗派の違いで隣人と争いになる現実がたしかにあるということも認識させてく
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サスペリア(1977年製作の映画)

3.9

想像してたのと全く違うジャンルのホラーだった!思い返しても途中と終盤のイメージが繋がらず最後は唐突感がある…けど、パンチの効いた冒頭には引き込まれたしゴシックなセットは印象的。

ホーリー・マウンテン(1973年製作の映画)

3.4

生涯出会った中で一番ぶっ飛んだ作品。
これは大丈夫なのかしらというシーンばかりなのと、ホドロフスキーの宗教じみた洗脳には怯んでしまった…
とはいえ、10年前に冒頭でリタイアしたので完走してスッキリ!

プリズナーズ(2013年製作の映画)

4.3

最後まで緊張感が途切れないミステリー。個人的には迷路関連の思想がもっとゴリゴリ効いてくる方が好みだけど、この作品のテーマはそこじゃないんだろうなあ

ブロークバック・マウンテン(2005年製作の映画)

3.6

義務や責任がのしかかって幸せを取れないのはとてもリアルで、思い返すほどブロークバックマウンテンでの自由な日々が美しく見える。

ニューヨーク1997(1981年製作の映画)

3.8

改めて観ると全体的にこじんまりしてるけど、カート・ラッセルの尖ったキャラクターが光ってる。大統領の取扱いが終始雑で苦笑いしちゃう。

ゼイリブ(1988年製作の映画)

4.6

してやったりな展開が最高です。サングラスかけるかけないを巡って殴り合うシーンは何度でも観れる。

遊星からの物体X(1982年製作の映画)

4.1

エンニオ・モリコーネのサウンドを求めて久しぶりに。あの奇抜な生命体を早く見せてくれ!って待ち構えてる自分がいる。

アクアマン(2018年製作の映画)

4.0

混血の頼もしいヒーロー&戦闘力高い強気なヒロインの安心感!冒険にアクションに盛りだくさんでキレイな滑り出し。FF-Xを思い出すような美しい舞台でした。2作目間に合えば観に行こう。

ジョン・ウィック:コンセクエンス(2023年製作の映画)

4.5

素晴らしかった!劇場へ行けなかったのが悔やまれる。
No Where to Runで盛り上がったところからの派手な焼夷弾バトル。ドニー・イェンには釘付け。一作と思えないボリュームで大満足!
無事に見届
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モリコーネ 映画が恋した音楽家(2021年製作の映画)

5.0

感激。エンニオ・モリコーネ本人と、関わってきた第三者目線で語られる彼の音楽家人生、そしてその裏側にある葛藤や思い入れの数々。モリコーネの音楽を聴ける喜びをさらに大きくしてくれる。素晴らしいドキュメンタ>>続きを読む

哀れなるものたち(2023年製作の映画)

4.4

先行上映にて。
檻から飛び出し、好奇心に従って世の中を実験的に学ぶベラ。醜い現実も知ったうえで自分の居場所を選択する。
女性としての古い枠組や生物的に期待されている役割からの解放と、生き方の選択自由、
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