『ラストレター』がおもしろかった。
勘違いすれ違いによって生じる距離が、手紙という手段によって縮まる様子、青春の瑞々しさ、時の残酷さが描かれていました。
岩井俊二だったら、
『ラブレター』は、も>>続きを読む
80年代制作の西部劇。
名作です。
どういう話だったかなって、ちょっとだけ確認しようとしたら、面白くてつい一気見しました。
シルバラードという町を舞台に、
4人のガンマンの活躍と友情を描く痛快な>>続きを読む
ポンジュノ作品のなかでは1番好き。
実際の連続殺事件をモチーフとしたサスペンス。
緊迫感あったなぁ。
田舎の刑事とスマートな都会の刑事のバディものの体で、1980年代の韓国社会の暗部を描いたすご>>続きを読む
『バリーリンドン』が、キューブリック作品の中で1番好きかも。
リバイバルで観た『2001年宇宙の旅』もびっくりしたけれど、『バリーリンドン』の映像美もすごかった。
『バリーリンドン』は、
18世>>続きを読む
『ブロークバックマウンテン』は、
マッチョな価値観に翻弄された男2人の20年間の物語です。
映画の舞台のワイオミング州は、アメリカ西部の山岳地帯にあります。
西部劇に出てくるカウボーイ達が活躍し>>続きを読む
キューブリック企画、スピルバーグ監督のSF作品。
名作です。
AI少年が、迫害を受けつつ、彷徨う可哀想な物語です。
AI少年は、実の息子の代わりに夫婦にかわいがられている。
ところが、実の息>>続きを読む
前作の『ブレードランナー』は、高校生の時に観ました。
『レイダース』に出てくる時のハリソンフォードのアクションに期待していたものの、それは肩透かし。
でも、映像のすごさにびっくり。
はるかに想像>>続きを読む
ど、ど、どおゆうこと。
と必ずつぶやくことでしょう。
万人におすすめできる映画ではありません。
ポルトガルのノーベル賞作家ジョゼサラマーゴの『The Double』の映画化。
ジェイクギレン>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
おそらく、プロットとラストが決まっていて、企画が進んでいった作品だと思います。
プロットも恐ろしいけれど、肉付け部分が怖い。
キャストが豪華。
ジェイクギレンホールやライアンレイノルズ、レベッカ>>続きを読む
写真甲子園を題材に、高校生の青春が描かれた作品です。
お世話になっている方の娘さんが美術のスタッフをやっていること、
東川町の景色が好きだっこと、
写真に興味があったらことから、公開直後に観にい>>続きを読む
中島みゆきの「糸」をモチーフにした作品。
恋愛物語です。
平成元年から平成の終わりまでを、令和から振り返る物語でもあります。
誰がなんと言おうと、
出逢いとすれ違いの恋愛テンプレートにのった作品>>続きを読む
七月隆文の同名ミリオンセラー小説の映画化。
日付よく覚えています。
2017年1月3日に観てます。
カサカサになった状態だったところに潤いをもらったような気がしました(だから、点数甘めになった>>続きを読む
スピルバーグの自伝的な映画という触れ込み。
函館でもやっと観られました。
美しくて素敵でビターなシーンの数々。
でも、どこまで本当でどこまで創作なのか。
スピルバーグについて、
自分が知って>>続きを読む
サンダンス映画観客賞にハズレなし。
『ワンカップオブコーヒー』は、
第7回サンダンス映画祭観客賞受賞作品です。
近年、アカデミー作品賞を獲得した、
『Coda』や『ミナリ』なんかもサンダンス映画祭>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
第12回サンダンス映画祭観客賞受賞作品。
サンダンス観客賞にハズレなし。
ヒューマンドラマです。
人生はやり直せるがテーマ。
どんなことで人は癒されるのか?
についても考えさせられました。>>続きを読む
マスメディアの負の側面と、集団心理の恐ろしさが描かれていました。
実話ベース。
今回の岸田総理へのテロ事件の報道を見るにつけ、リチャードジュエルの対処行動は理にかなっているとあらためて思いました>>続きを読む
マイケルキートン。
善人なのか、悪人なのか、主役なのか、脇役なのか、どんな役を演じても、インテリジェンスを感じさせる名優ですね。
『スポットライト』では、ボストングローブ紙の特集記事枠のデスク役>>続きを読む
この映画では、
マクドナルドバーガーチェーンの光と影が描かれています。
公開直後、旭川の個人バーガー店にポスターが貼れてました。
付加価値高い高級バーガーを提供するお店だったので、皮肉だっのかなぁ>>続きを読む
2021年に映画館で観られて本当に良かった。
ミステリー要素がエンジンとなって話しを引っ張っていきます。
もちろんミステリ展開も面白かったですが、しっかりと鎮魂の作品になっていました。
この映>>続きを読む
ホロコーストの実態について描かれた映画です。
ハリウッド流の感動ポルノにしてはならないという製作陣の意図があって、作られた作品と聞いていました。
ビルケナウ収容所が主な舞台。
主人公サウルの目>>続きを読む
ラブストーリーの王道。
もちろん、
このメインのストーリーに感動しました。
さらに、この映画の価値をあげているのは、史実の秘話にもスポットライトを当てているところ。
主役の2人の視点だけでなく>>続きを読む
倉敷のロケ地巡りしてみたいなぁ。
『恋は光』を観て思いました。
景色も主役の1人に数えられることがありますよね。
『心に吹く風』も、風景が重要な役割を果たしています。
夏の富良野・美瑛が舞台>>続きを読む
『まともじゃないのは君も一緒』は、意外におもしろかったよ〜
話していたら『恋は光』を勧められました。
「文化系哲学恋愛映画」だそうです。
倉敷にある大学キャパスが主な舞台です。
主要な登場人>>続きを読む
フェイバリットムービーの1本。
恋愛コメディの体で、
今日的課題にフォーカスしてます。
コミュ力があるのかないのかで、今の人は評価されがち。
漫画が原作ではなく、オリジナル脚本とのこと。>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
2019年のアラバマ物語。
希望と勇気、真実の話。
実話に基づく。
正攻法でグイグイ見せていく。
主人公は、黒人弁護士。
ある死刑囚のために、裁判を戦う。
警察・検察の捜査があまりにも杜>>続きを読む
⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️の名作です。
自分にとって。
情報の海に飲み込まれて、すっかり沈んでしまった作品の1つ。
『スティング』の亜流と、当時から捉えられたいた節あり。
本国では、ボクシング映画>>続きを読む
確か日曜日、
仕事帰りに映画館で観ました。
つまんなかったら、寝ればいいやと思って。
当時の職場はブラックで、自分の仕事が遅いせいもあったけれど、土日もなんやかんや出なければならなかった。
就>>続きを読む
先日、『パーカー』を配信で視聴。
そうしましたら、おすすめとして、
ステイサム関連作品がずらっと表示されることになります。
『ワイルドカード』『キャッシュトラック』『メカニック』などなど。
いた>>続きを読む
若葉竜也さんという俳優がめちゃくちゃ気になっている。
若葉竜也さん主演の作品です。
別の映画では、
二枚目サラーリーマンだったり、頭脳明晰な透明感ある人物だったり、トラウマ抱えた殺人犯だったりと、>>続きを読む
ET、当時輝いていました。
超満員の劇場、1番前の席で鑑賞してます。
立ち見、床座り見あり。
入れ替え制でもなかったはず。
なのに、あまりの人気ぶりに『ET』では、強く入れ替えを促すアナウンスが>>続きを読む
横道世之介、
人の心に、思い出のスナップ作品を残す男。
スマホもない80年代、
世之介にかかかわる人達との記憶が綴られていく。
クスッと笑ってしまうおバカな逸話もあれば、しみじみ考えさせられ>>続きを読む
傑作時代劇。
時代は幕末、激動の明治維新前夜、
つつましく清々しく生きた侍がいたという物語です。
娘の回想という体で、ストーリーが展開していきます。
娘の心に響いた、父の行動や言葉は、日常の生活>>続きを読む
タイムトラベルラブストーリー。
『スーパーマン』がハマり役の、クリストファーリーブ主演。
公開時あまりヒットしなかったそうですが、カルト的人気をはくしています。
ユーミンがお気に入りの映画とい>>続きを読む
心の中に仕舞ってある大事な作品の1つ。
ボーイミーツガールの物語の体をとっています。
2人の気持ちが通じあっていく過程が、美しい音楽とともに描かれます。
見始め、女優さんがそんなにきれいな人じ>>続きを読む
音楽映画のなかで1番好き。
この映画を観たら、
サブスクでこのサントラを絶対に探すことになるでしょう。
そして、ヘビーローテーションする!
キーコンセプトは、台詞に出てくる、
happy s>>続きを読む
社会派ミステリーの傑作。
同名小説が原作です。
モデルとなったグリコ森永事件は、
自分が一丁前に新聞を読み始めた頃に起こった事件でした。
連日報道されてましたけれど、
子どもながらも、犯人の幼>>続きを読む