七月隆文の同名ミリオンセラー小説の映画化。
日付よく覚えています。
2017年1月3日に観てます。
カサカサになった状態だったところに潤いをもらったような気がしました(だから、点数甘めになったかも)。
当時の職場で、年末から年始2日まで緊急対応の当番をしてました。
色々事件が重なって、心身ともにぐったり。
3日もサブで待機にすることになっていましたが、心静まらない。
空いている映画館で時間を潰すことにしました。
『ぼくは明日、昨日の君とデートする』は、SFチックな設定。
これっぽっちも期待していなかったので、ちょっと特別な体験になったなぁ。
没入して観られて、楽しかった。
所謂、パラレルワールド恋愛もの。
この物語は、パラレルワールもの、時間すれ違いもののなかではピカイチではないでしょうか。
福士蒼汰の視点で見ていると、最終局面に小松菜奈視点でひっくり返って驚くという構成でした。
福士蒼汰と小松菜奈がはまり役。
相手を思うピュアな気持ちが伝わってくる。
舞台となった京都の景色も心和む。
エンドクレジットで、電車の車窓をバックに、backnumberの「ハッピーエンド」が流れます。
なんとはなしに聴いていると、歌詞は映画のエッセンスを要約しているではありませんか。
小松菜奈視点が言葉にされている。
「お〜 そーゆー気持ちで頑張っていたんだ」と感心しました(映画と切り離して聴いても意味が伝わらないのでは)。
メロディもアレンジも美しい曲。
この曲の作詞作曲した清水さんも、天才ですね。
『ある日どこかで』も、賛否が分かれていました。
『TENNET』がダメな方も、受け付けられなさそう。
このSF設定にのれない人は、ご覧にならない方が良いかも、です。