2020年代のアメリカングラフティでした。
人種問題やポリコレをずらしてとらえることも笑いになる、というメタコメディ。
映画評論家の町山智浩氏の解説がおもしろくて、観てみました。
今日のアメリカの言説や社会的文脈がよく分かっていないと、理解しにくい作品ですよね。
意識を失った白人女性を黒人が見つけて、黒人が通報すると、それだけであらぬ疑いをかけられてしまう。
日本人には、分からない感覚です。
とはいえ、友情の普遍性も描かれていて、すばらしかったです。
ラストのオチも良いね。
ビージーズのStayin' Aliveに、実用的な使い方があることを豆知識として、教えてもらいました。