ほんまにこれディズニープラスで観れるの??
失礼ながらパリス・ヒルトンのくだりでもの凄く笑ってしまった。
パロディシーンが面白い。
しかしこの作品の本当の見どころは心温まる展開にあります。
いつの間にか町の人たちと同じ気持ちになれる、いいストーリーです。
無駄が多い一方、多数の登場人物を端的に紹介し、セリフもとことん削っているように感じる。
そう、無駄と思えるものはキャラクターにインパクトをもたせ、作品を彩るものになっているのだ。
そのため独特な展開に>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
山田悠介原作とやってることは対して変わらないのにこの重厚なドラマと緊迫感、これはシャマラン監督の脚本の素晴らしさでしょう。
この人過去の栄光どんでん返しに引っ張られないほうがいい作品になるよね。
ラストのブラッドリー・クーパーがヤバ過ぎる。
ストーリーや人物の内面、語るところがいっぱいある作品なのに、最後の迫真を超える演技がすべて持っていってしまった。
モブキャラにも役割がある、というテーマにみせかけて大衆向けエンタメ全面ゴーな作品。
詰め込み過ぎな要素がなんとかまとまっているけれど、まとめず要素減らしたほうがいいと思う。
この作品にはゲームのキャラ>>続きを読む
とてつもなく地味。
ただ、映画ではまずスポットの当たらないであろうごくごくありきたりなアパートの住人一人ひとりに役割がある、というメッセージを作品全体で表現しているとするとしっくりくる。
いややっぱり>>続きを読む
《シュガー・ラッシュ・オンライン》どころじゃないレベルで振り切ってた。
小ネタがどこまで通じるか、それを受け入れられるかが単純な評価になりそう。
2000年代前半には映画をよく観ていたので、その部分の>>続きを読む
なぜこれを映画館で公開できなかったのだろうか。
音楽に力を入れているのは当然、生きるというテーマをあまりにもうまく表していて、本当にもったいなく思う。
メリダの性格の変化が10年は前の進め方。
挿入歌をミュージカルにして動物をよりアニメチックにすればよりディズニー・プリンセスに近づくことでしょう。
ストーリー展開がやや乱暴なので、キャラが設定をもう少>>続きを読む
世代が刺さった瞬間、冒頭からすでにタイムスリップしてしまう。
少年時代、自分は何に憧れただろうか。
スティービーが憧れたのはスケボー?ワル?それとも兄?
この時期特有の感情と、この時期でしか得られない>>続きを読む
本気度マックスのサスペンスではなく、あくまでもコメディです。
でも色々と黒いよね。
これは間違いなく人生の土手っ腹にボディブローを撃ち込む映画だ。
ネタバレとか伏線とかまどろっこしいところは二回目以降の鑑賞に置いて、まずは今足りていない狂気を、現実では取り込めない量を存分に味わうべき>>続きを読む
サム・ライミがキチンと役割をこなしてて、MCUにあるまじき派手グロなシーン多数でした。
ストーリーもマルチバースが壮大に広がりすぎるのかと思いきや、キャラクターの心情をクローズアップしていて、一つの映>>続きを読む
ディズニーが編み出した、アニメと実写の融合のひとつの完成形。
プリンセスの要素と現代風刺も交えたユーモラスな展開のミュージカルにワクワクが止まりません。
何を見せることで物語に深みが出るのかがすごくわかってる。
だからこそほぼ同じ場所での進行にも関わらず、惹き込まれてしまう。
法廷モノにハズレなし。
これはその中でも特に異色な、実話かつホラー要素もある悪魔祓いにおける裁判。
複数の要素、センシティブな内容をうまくまとめ、つばを飲む展開には脱帽です。
ファンタジーであり、ヒーローものであり、でもやってることの大半は人間の葛藤である。
ゲーム画面での暗示や早送りでの口論による光と闇の勢力の対峙といった独特な表現が多く印象づけられる。
争いをしないた>>続きを読む
ストーリーはもうお腹いっぱいだけど、映像技術がすごい。
現代の魔法感を表現する手法がただただ格好いい。
知力と精神力で戦いに勝つあたりもドクター・ストレンジが今後メンバーの頭脳となりえる導入として良か>>続きを読む
続編、リメイクが延々と作られ、登場人物はひたすらやってはいけないフラグを建て続ける。
まるで彼岸島。
世界的に一定の需要あるのこれ系?
莫大な予算を投入して某映画賞に喧嘩を売った結果、よくみるパロディ映画のワンランク上のおバカ映画が出来上がりました。
このレベルまで全力のおバカ映画は少ないので、おバカ映画を観るなら中途半端なことをせず>>続きを読む
元祖クライム・サスペンスともいうべき作品。
延々と続くタンクローリーの爆発もこの映画以前にあったのかな?
タイトルのせいか数年に一度、節分の時期にふと観たくなる。
クリスチャン・ベイルの役作りがすごすぎて他があまり語れないレベル。
本作品の重要な要素でもある、事故のシーンがいくつもあるが、どれも別な形で印象づけてくるあたり構成は綿密に練られている。
もちろんどれ>>続きを読む
一般的な映画と考えると理解が及びにくいし、コーエン兄弟の映画と考えるとパンチ力が少なすぎる。
昔の映画風刺はきっとできてるんやろうけど、これは自分の勉強不足ってことなのでしょう。
狂言誘拐のはずが、いくつもの綻びが大きくなりすぎてあらゆる登場人物への不幸と形を変える。
淡々とした残酷が現実的に感じさせれ、殺人もとても暴力的なのは変わらずのコーエン兄弟だ。
あらゆるものが集約し、崩れていくさまが見ていられなくもあり、目が離せなくもある。
あのシーンの光があまりにも印象的。
当時の勢いこそないものの、精神的に成長していないまま歳を重ね、再会したストーリー、キャラクターが違和感なく入ってくるのは続編としての完成度の高さを伺わせる。
前作を観てすぐに今作に手を出すべきではなさ>>続きを読む
赤ちゃんのシーンが頭から離れない。
薬物の感覚を映像と音楽で叩きつけるセンスは素晴らしいし、なにより責任を持たない若者世代のパワーとストーリーが秀逸。
映画公開のタイミングのせいでボヘミアン・ラプソディに乗っかった感じが全開となるのは残念。
内容も被るところがあるし。
とはいえ歌がいい。
主題歌賞とかそらそうってなる。
生と死、愛と無関心があまりにも近い世界で、二人の少年は友情を育み、試練を与えられ、大人たちには助けられるより貶められることが多いなか、12歳という時を過ごす。
両親に愛されず病気で永くないと言われ続け>>続きを読む
20年の歳月を経てレッドが何を得たのか。
口述シーンの重みが心に響く。
出口のない環境下での、男たちの求めるものが、行動や表情からまざまざと感じられる。
少年時代の不思議な体験を描く様はさすがスティーブン・キング。
そこにホラー要素が練り込まれた伏線、さらに蔓延する血色の物体。
ここからの展開はちょっとコメントしずらい方面のスティーブン・キング。
映画>>続きを読む
終始モノクロに近い色彩だからこそ血が映える。
目を背けたくなくなるものほど見える。
これこそがティム・バートンの魅せ方なのだ。