Ayumiさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

Ayumi

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あと1センチの恋(2014年製作の映画)

3.5


シネリーブル梅田でこの作品が上映しているとき、珍しく若いカップルで混雑していて、流行っているんだなと。もっと軽い感じなのかなと思ってたけど、けっこう重いストーリーだった。

ロージーがどん底の時はア
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ブルージャスミン(2013年製作の映画)

3.5


最初に観たときは、「かわいそうな女性だな」というのが一番の感想だった。あらためて観てみると、自分が同じ経験をしたら、つまり財産も家族も失ったら、精神のバランスを崩さないでいられるのか、と不安になった
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母を亡くした時、 僕は遺骨を食べたいと思った。(2018年製作の映画)

3.5


安田顕、村上淳、石橋蓮司の3人のシーンの映像を見て、本編を観てみたいと思った。
親の病気や死はまだまだ先だと思うし、息子から見た母親像ってよくわからないので、この作品のテーマがほとんど理解できず。む
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ジョゼと虎と魚たち(2003年製作の映画)

4.0


卵焼きとぬか漬けが並んでるのを見て食べたくなってしまったので、私も恒夫のようにあの家に入り浸るようになりそう。

長年、世間から隠れるように生きてきたジョゼを、恒夫が世の中に連れ出す。これがジョゼに
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ノッティングヒルの恋人(1999年製作の映画)

4.0


油断して観ていたら、ラストシーンで思わず感動。

ジュリアロバーツは、こういうラブストーリーが多いイメージがあって、今まであまり観る気がしなかった。この作品では、人気女優でありながらもときおり素直な
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マスカレード・ホテル(2019年製作の映画)

2.5


「刑事は人を疑う」「ホテルマンは人を信じる」とそれぞれの対比をわかりやすくしすぎて、つまらなくなった印象。「客が…」からの「お客様!」という突っ込みなど、セリフも魅力的じゃない。
キムタクが見たくて
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百万円と苦虫女(2008年製作の映画)

3.5


100万円を貯めるたびに引っ越すことにした主人公の鈴子。人と深い関係を作りたくないからそうしてるのだけど、行く先々で面倒に巻き込まれる。
年の離れた弟のサイドストーリーが鈴子との対比になっている。
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舟を編む(2013年製作の映画)

3.5


「獣になれない私たち」の松田龍平がすごく好きで、年末年始にかけて松田龍平の映画をいくつか観た。まほろシリーズ、探偵はバーにいる、とか数作品だけど。
見続けて思ったのは、この人の演技の「間」が好きなん
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セント・オブ・ウーマン/夢の香り(1992年製作の映画)

4.0


自分が生きてても何もならない、という絶望感は老いても若くてもあるんだろうな。だからこそ、タンゴを踊ったりフェラーリで爆走したり、ジャックダニエルを「ジョンダニエル」と呼んだり、ちょっとしたシーンが輝
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南極料理人(2009年製作の映画)

4.0


南極観測隊を描いた作品。
外に一歩出れば極寒の環境、毎朝順番待ちの洗面所、自由に水が使えない、という生活の大変さが冒頭から描かれる。堺雅人演じる主人公も含めてみんながやる気あるわけではないが、「本当
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ホリデイ(2006年製作の映画)

3.5


ジュードロウの演じる登場人物がすてき。欲を言えば、キャメロンディアスとケイトウィンスレットの役が典型的なドタバタ、かつ感情的な役だったので、ちょっと魅力的に描いてほしかったなぁ。

まほろ駅前多田便利軒(2011年製作の映画)

3.5


しばらく海外出張に行っていて、久しぶりに観た映画。
母親に愛されてない、と嘆く少年に瑛太がかける言葉がすてきだった。
瑛太と鈴木杏は「anone」の夫婦、松田龍平と三浦誠己は「けもなれ」の税理士同士
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きみの鳥はうたえる(2018年製作の映画)

4.0


石橋静河さん、ほんとに素敵。つぎの作品も、きっと見に行くと思う。
クラブシーンとか、あんな感じで楽しい日なんてあったかなと思い返したら、自分の人生では10回くらいしかないんじゃないかと思ってしまった
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今夜、ロマンス劇場で(2018年製作の映画)

3.5


失礼ながら監督の名前も知らず、映画館には行かなかった。
たまたま観たら、けっこうおもしろい。モノクロの綾瀬はるかがかわいいのはもちろん、作った人は映画好きなんだろうなというパーツがところどころに。
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グレイテスト・ショーマン(2017年製作の映画)

2.5


音楽とダンスのすばらしさはおっしゃるとおりだけれど、バーナムの信頼できなさというか、人間性の問題にちょっと引っかかった。仲間との衝突という場面があまり解消されないままというか、、
これは史実上仕方の
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冷静と情熱のあいだ(2001年製作の映画)

4.0


竹野内豊って異次元にかっこよかったんだな、とあらためて認識。
ドゥオモの塔、いつか行ってみたい。

天使の涙(1995年製作の映画)

3.5


こういう、訳分からなくて不気味な金城武も好き。

めぐり逢いの予感/北京ロマンinシアトル(2013年製作の映画)

3.5


「Lust caution」のタンウェイが好きで鑑賞。こういうわがままで高級バッグたくさん持ってるキャラでも、可愛いからまったくいやにならない笑 そして、物語が進むにつれて、実はいい人だという。
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万引き家族(2018年製作の映画)

4.0


遅ればせながら。
警察やマスコミの振る舞い、みたいなことが書かれてるけど、きっと外から見てるだけじゃこの家族のあり方なんてわからないと思う。高良くん演じる警察官が、ステレオタイプな警察じゃなくてよか
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友罪(2017年製作の映画)

3.5


子どもがいなかったらやりたいことできるし、犯罪者になるかもってビクビクしないですむし、事件に巻き込まれて悲しい思いしなくてすむ。
中絶することを選んだ娘の言葉に対し、「子どもはすばらしい喜びをもたら
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29歳問題(2017年製作の映画)

4.0


「欲望の翼」を見た時に予告でやっていて、90年代香港映画が好きなら見なきゃダメだろうと見に行った。
そのオマージュ要素を置いておいても、良作。キャリアウーマンのクリスティと、レコード店員のティンロの
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シェイプ・オブ・ウォーター(2017年製作の映画)

4.0


やっと見られた作品。素敵。声を出せないイライザと、「彼」が心を通わす。「彼の目を見ればわかる」とイライザが言ったように、大事なことは言葉がなくても伝わる。はじめて一緒になった次の日、イライザが赤い靴
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海角七号/君想う、国境の南(2008年製作の映画)

3.5


物語の設定がよくわからなかったのと、ヒロインが怒りっぽい設定なのが気になり、中盤まではヒットの理由がわからないままだった。ラストにかけておもしろくなってきて、特に最後のライブシーンは秀逸。範逸臣のC
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国際市場で逢いましょう(2014年製作の映画)

4.0


主人公・ドクスは朝鮮戦争で父親、妹と離れ離れになり、残った家族の家長として生きる。弟の学費のため西ドイツの炭鉱で鉱員になり、妹の結婚費用のためベトナム戦争で調査員になる。
家族のために自分の人生を犠
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ザ・マジックアワー(2008年製作の映画)

3.5


舞台の街「守加護」は、シカゴから。「お熱いのがお好き」のオマージュかと。
殺し屋役をノリノリで演じる佐藤浩市がすごくおもしろい。憧れの映画を何度も見に行く映画愛と、アクションシーンを支えるスタッフた
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モテキ(2011年製作の映画)

1.5


なんだろう、このモヤモヤは…
主人公に「重い」と言われるルミ子も、既婚者とずるずる関係を続けるみゆきも、ちょっと都合よすぎ。いや、そんなこと言われたら怒ろうよ。
と思うのは、主人公の考え方も振る舞い
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ありがとう、トニ・エルドマン(2016年製作の映画)

3.0


「父と娘の笑って泣けるストーリー」みたいな記事につられて見たけど、だいぶ騙された。娘のイネスは仕事で疲弊してるからか、人間関係がとても希薄だし、時折ぶっとんだ行動を見せる。イネスの働くルーマニアとド
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恋するシェフの最強レシピ(2017年製作の映画)

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東京国際映画祭で見逃し、やっと見られた作品。「ターンレフト ターンライト」を彷彿とさせるコメディーぶり。金城武はこういうコメディアン的な役柄、似合うと思う。

blank13(2017年製作の映画)

3.0


葬式のシーンで出てくる各キャラクターの空気の読めなさ、痛々しさ。カサヴェテスの「ラブストリームス」を思い出した。

ダンガル きっと、つよくなる(2016年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます


主演・アーミルカーンと、「きっとうまくいく」にかけた邦題につられて見てしまった。ストレートな感動ものなんだけど、父親の娘に対するスパルタ特訓のシーンで入り込めなかった。髪を切るとか、私だったら家出し
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LION ライオン 25年目のただいま(2015年製作の映画)

3.0


主人公のサルーを演じるのは、デヴ・パテル。電車に乗るシーンで「スラムドッグ・ミリオネア」だ!と思い、ホテル経営学を学ぶところで「マリーゴールド・ホテル」だ!と思った。
話はすんなり流れすぎて、ちょっ
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