美しく、へんてこな物語。
壮大で均整のとれたスペクタクルと言うより、例えば誰かの日記をぱらぱら捲るような、長い長いおとぎ話をとうとうと話して聞かせてもらうような緩やかさがある映画だった。
物語をつむ>>続きを読む
愛する男の遺灰を持ち出したドラァグクイーンと長距離ドライバーのロードムービー。
「その壺は?」「セルジュよ、盗んだの。」「セルジュを?大切な人なんだな」
盗みを咎めるでも過去形でも話すでもない、咄嗟に>>続きを読む
空模様の描き方は美しいと思った。
ストーリーはちょっと自分向きではないかな…声優陣だと森七菜さんがハマっていたように思う。
ソン・ガンホやカン・ドンウォンの巧さは言わずもがな、女優イ・ジウンがここまで蠱惑的だとは。歌手IUしか知らなかったので良い意味で驚き。
本名を明かすシーンや、屋上にて「産んで捨てるより産む前に殺す方が>>続きを読む
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さすがディズニー!おもちゃ箱をひっくり返したようなカラフルさ、軽快でノリたくなる音楽と期待通りのハッピーエンド。
とはいえミラベルの扱い(家族写真からあぶれても誰も気づかなかったり、魔法を授かった姉>>続きを読む
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とにかく日常系SFが大好物。なのでその分、評価も甘めです。
まず冒頭から二人の馴れ初めが超キュート!このカップルを好きにならずにいられない数々のシーンから始まり、だからこそ結婚後のすれ違いが堪らなく>>続きを読む
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かなり主観が入るので、この映画を愛してやまない方はスルーしてくださいね。
そもそも邦画があまり得意でなく、脚本の坂本裕二さんと友人のすすめに背を押されて何となく再生。主演の二人はあまりにも有名で、正>>続きを読む
Museum of Broken Relationshipsの存在は知っていたが、まさか映画の題材になるなんて!
その意外性とデイカー・モンゴメリー目当てで再生。失恋&失職のダブルパンチでボロボロにな>>続きを読む
描写の不快感と映像の絢爛さ、あまりのコントラストに脳がぐらぐらする。
ジャン=ポール・ゴルチエの衣装がひたすら美しくて、美しさもここまでいくとグロテスクに映るから不思議。
ちびっこギャング団とハナグマ一匹が町中のいろんなものを乗っ取り、ぶっ壊し、めちゃくちゃにしながらも大好きなおじいちゃんおばあちゃんを取り戻そうと奮闘する話。
細かいことは気にしない、というより気にする>>続きを読む
フォロワーさんにつられて鑑賞。頭空っぽにして笑える愉快な映画だった!登場人物達も(大半は)善良かつチャーミングで可愛らしい。
「デイズ・オブ・サンダー」が観たくなった。
1930〜50年代のクラシック映画へのオマージュがふんだんに盛り込まれていて、例えばCGの嘘っぽさでさえ可愛らしい。ストーリーや登場人物どうこうよりも世界感や映像美を楽しむ作品かな。
色男役にリアリテ>>続きを読む