大きな舞台でダンサーとして活躍することを夢見ながらも、男性から暴行で大怪我を負い声を失ってしまった若き女性フーリアが、リハビリ施設でろうの女性たちと出会ったことをきっかけにダンスへの情熱を取り戻してい>>続きを読む
感謝祭のディナーパーティーに挟まれた2年間の、舞台女優をしているハンナと二人の妹の恋愛模様を描いた、ウディ・アレン監督のコメディドラマ映画。ウディ・アレン作品の中で興行的に成功した作品であり、ダイアン>>続きを読む
コソボの男性優位社会を背景に、手話通訳士で生計を立てる中年女性ヴェラが、田舎にある持ち家の権利を巡って自殺した夫の親族や借金取りたちと対峙する姿を描いた、カルトリナ・クラスニチ監督の長編デビュー作とな>>続きを読む
主人公の女性・増子が浅井という男性の妾から正妻になり、姪の出現に脅かされる妻の地位を守り抜くまでを描いた、増村保造と若尾文子というゴールデンコンビによる文芸ドラマ映画。
原作は徳田秋声の同名小説であ>>続きを読む
ミッテラン大統領が誕生した1981年のブルターニュ地方を舞台に、ラジオ放送や音楽に情熱を燃やす青年の青春のひとときを、兄の恋人への思慕や徴兵先の西ベルリンでの友情などとともに描いた、ヴァンサン・マエル>>続きを読む
多額の借金を返済するためにダンスコンテストの優勝を狙う老夫婦、脱税が疑われて弁護士に相談している経済・財務大臣、彼氏との初体験を前に不安に思っている女子高生の3つのストーリーがゆるくつながりながら進ん>>続きを読む
若い頃に激しく恋した男性と街角で偶然に出会ったことで、今までの自由奔放な人生を振り返る初老の女性ジョーンを描いた、ローラン・ラリヴィエール監督のドラマ映画。本作は第72回(2022)ベルリン国際映画祭>>続きを読む
加速的に発展していく上海を舞台に、そこに暮らす人々の孤独やつながりを描いた、キャシー・ヤン監督の長編デビュー作となるコメディドラマ映画。映画の中で黄浦江に何千匹もの豚の死体が浮遊するという事件が出てく>>続きを読む
イタリア中部のアドリア海沿岸の港湾都市アンコーナを舞台に、ダイビング中の事故で息子を亡くして悲しみに暮れる夫婦と娘が少しづつ再生していく姿を静かな筆致で描いた、ナンニ・モレッティ監督のドラマ映画。第5>>続きを読む
ローマの高級住宅街の同じアパートメントに暮らす3つの家族が織り成す人間模様を描いた、ナンニ・モレッティ監督のドラマ映画。イスラエルの作家であるエシュコル・ネヴォの同名小説が原作になっていて、ナンニ・モ>>続きを読む
南フロリダの田舎を舞台に、バーで知り合った男性とともに退屈な日常から脱出しようとする30代の主婦を描いた、ケリー・ライカート監督の長編デビュー作となるドラマ映画。
この映画が公開された30年前を考え>>続きを読む
ローマを舞台にした4つの恋愛エピソードから構成される、ジョヴァンニ・ヴェロネージ監督の恋愛コメディ映画。恋愛マニュアル3部作の第1作目であり、続編として『モニカ・ベルッチの恋愛マニュアル』と『昼下がり>>続きを読む
1960年代の香港を舞台に、既婚者どうしの男女のプラトニックな恋を描いた、ウォン・カーウァイ監督のドラマ映画。60年代の香港を舞台にした三部作のひとつであり、時系列的に『欲望の翼』と『2046』の間の>>続きを読む
フォーチュンクッキーをきっかけに、心と身体が入れ替わった母親と娘が繰り広げるドタバタをコミカルに描いた、マーク・ウォーターズ監督のファンタジーコメディ映画。原作はメアリー・ロジャーズの児童向け小説『F>>続きを読む
ベルリン・フィルの首席指揮者となり公私ともに絶頂期を迎えている国際的に著名な識者リディア・ターが、ある出来事がきっかけで精神的にも社会的にも追い込まれていく姿を描いた、トッド・フィールド監督の16年ぶ>>続きを読む
カナダのケベック州北部の先住民居留区を舞台に、研究のために故郷に戻ったモントリオールの大学院生マニが、アルコール販売の自由化をめぐって密売人の女性や故郷の人々と対立する姿やその顛末を描いた、キャロリー>>続きを読む
性差別的な行為がバズって職を失った夫と産後うつに苦しむ妻、そして夫婦が雇ったベビーシッターが織り成すコミカルな日常生活を描きながらミソジニー的世界観を笑い飛ばす、モニア・ショクリ監督の長編二作目となる>>続きを読む
何だかわからないが人生を大きく変える出来事が起こるのを25年間もナイトクラブで待ち続ける男女を描いた、パトリック・チハ監督の恋愛ドラマ映画。原作は、文學界の巨匠ヘンリー・ジェイムズによる同名の短編小説>>続きを読む
ハンセン病と診断されて長野の療養所に隔離される女性を描いた、熊井啓監督のドラマ映画。遠藤周作の小説『わたしが・棄てた・女』の二度目の映画化作品で、倒産後の新「日活」の第一作として配給された。
最初の>>続きを読む
専務の姪との結婚が決まっていながらも、学生時代に肉体だけの関係を楽しんで捨てた女性と再会して良心の呵責にさいなまれる男性を描いた、浦山桐郎監督のドラマ映画。寡作な監督の代表作『キューポラのある街』(吉>>続きを読む
アントニオ猪木をテーマとするドキュメンタリー映画。ドキュメンタリー部分の監督が和田圭介、ファン視点のドラマ部分の監督が三原光尋。
今までにこれほどひどいドキュメンタリーを見たことがないと感じるほど、>>続きを読む
不倫をネタに恐喝されて八方塞がりの状況に追い込まれていく妻子持ちの男性を描いた、ミカエル・ハフストローム監督の犯罪スリラー映画。原作は、ジェイムズ・シーゲルの同名小説。あのワインスタインがミラマックス>>続きを読む
網走刑務所を舞台に受刑者たちのいざこざや脱獄を描いた、石井輝男監督による網走番外地シリーズの第1作目となるドラマ映画。もともと二本立てのサブであったが、本作が興行的にヒットしたことで続編が次々と製作さ>>続きを読む
80年代のパリを舞台に、夫と別れたばかりの女性エリザベートと二人の子供、そして自宅に保護することになった家出少女が紡ぐ物語を描いた、ミカエル・アース監督のドラマ映画。
『サマーフィーリング』と『アマ>>続きを読む
グラウンドホッグデーの取材に訪れた田舎町を舞台に、朝目覚めると必ずその日に戻ってしまうタイムループに陥った気象予報士の男性が、同じ場所で同じ経験を繰り返すことで自己を見つめ直す姿を描いた、ハロルド・ラ>>続きを読む
小説家の男性が夢に出てきた女性をルビー・スパークスという名の主人公として小説を書き始めたところ、その女性が彼の恋人として現実世界に現れるというファンタジー・ロマンスを描いた、ジョナサン・デイトンとヴァ>>続きを読む
東京大空襲のときに数寄屋橋で半年後の再開を約束した春樹と真知子の悲愛を描いた、大庭秀雄監督による連作三部作の最終作となる恋愛ドラマ映画。
最終作ということで、今までの障害が解決に向っていくとともに、>>続きを読む
東京大空襲のときに数寄屋橋で半年後の再開を約束した男女の悲愛を描いた、大庭秀雄監督による連作三部作の第二作目(第二部)となる恋愛ドラマ映画。
第一部にも増してメロドラマ色が強くなり、第三部はラストに>>続きを読む
ポルノ製作や女性斡旋などを生業とするエロ事師の主人公のエロな私生活を描いた、今村昌平監督のドラマ映画。野坂昭如のデビュー小説『エロ事師たち』が原作であるが、主人公の妻や義理の子供たちとの関係をメインス>>続きを読む
ギリシャの海沿いの工業地帯を舞台に、経験豊富な親友や建築士の父親との日常的な会話を通じて、男性経験のない若い女性の性に対する関心や考えを象徴的に描いていく、アティナ・ラヒル・ツァンガリ監督のドラマ映画>>続きを読む
東京大空襲で避難したときに偶然出会った男女が、お互いに生きていたら数寄屋橋で半年後に会おうと約束したことで始まる二人の悲愛を描いた、大庭秀雄監督による連作三部作の第一作目。
今では「君の名は」と言え>>続きを読む
フランス人の造船技師が日本に赴任して呉服屋の娘と恋仲になるが、以前に恋人であったフランス人の作家が日本に訪れたことで恋心が再燃するという三角関係を描いた、イヴ・シャンピ監督のオール日本ロケによるラブロ>>続きを読む
ある閉鎖的な村を舞台に、長年に渡って男性たちに性的に虐待されていた女性たちが今度どうするかを議論する様子を描いた、サラ・ポーリー監督のドラマ映画。原作はミリアム・トウズによる同名小説で、数百人の女性た>>続きを読む
パリ郊外の団地を舞台に、わずかな年金だけで生活に窮している老婆が、生活費を稼ぐために麻薬の売人を始めたことで巻き起こる騒動をコミカルに描いた、ジェローム・エンリコ監督のコメディ映画。スターチャンネルの>>続きを読む
1957年にブロードウェイで上演された同名ミュージカルを、スティーブン・スピルバーグ監督が映画化した作品。このミュージカルの映画化作品は、1961年の『ウェスト・サイド物語』に続いて二度目となる。>>続きを読む
ニューヨークのウエストサイド・マンハッタンを舞台に、白人の若者グループとプエルトリコ人の若者グループの対立の中で起こる、男女カップルの悲劇を描いた、ロバート・ワイズ、ジェローム・ロビンズ両監督によるミ>>続きを読む