cinemakinoriさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

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今夜、ロマンス劇場で(2018年製作の映画)

4.4






“どんな映画にも良いところは必ずあるんです”






殆ど選ぶことのないラブロマンスものなのだが、妙にジャケ写に惹かれて初鑑賞。



これは素晴らしい!!

とにかく“映画”として素晴
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インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国(2008年製作の映画)

3.7







“500年ぶりの空気が肌に合わなかった”







あれ?
観てたつもりが観て無かった。

前三部作は初作のレイダースから全て公開当時に映画館で観た記憶がちゃんと残っているのもの、どう
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騙し絵の牙(2021年製作の映画)

3.9




“お前誰だよ!!”






有る意味
原作を尊重するが故の一旦バラしからの組み替え脚本が逆に良かったと思えるエンタメ作品に個人的好感を得る事が出来た熱烈お仕事系ムービー。



大泉洋×松岡
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無聲 The Silent Forest(2020年製作の映画)

4.1




“一緒にいじめていいよ”

“外の世界で孤独になるほうが怖いもん”







実話。





決してあってはならないが、
きっと、古今東西ずっと塞がれ閉ざされ隠蔽されてきた事実なのだろう。
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仄暗い水の底から(2001年製作の映画)

3.9







“私がママよ、、、”









陰陽師・橋本京明氏
降魔師・阿部吉宏氏

この辺りの面々に興味や関心が有ると、この作品の見方がエラく変わる気がする。


単なるJホラーという括りで
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ボーダーライン:ソルジャーズ・デイ(2018年製作の映画)

4.0






“暗殺者になりたいのか?”






【ボーダーライン】三部作?のパート2

続編と言うか、スピンオフのようなテイスト。





結論から言うと、前作より好き。
脚本の緻密さや捻り、えぇ
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ボーダーライン(2015年製作の映画)

3.7




ボーダーライン

なかなかに邦題が作品とマッチしている珍しいタイプのシリアスなノワール劇。


【灼熱の魂】【プリズナー】などの衝撃的な展開が十八番!?のドゥニ・ヴィルヌーブ監督作品なだけに、本
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ラヂオの時間(1997年製作の映画)

4.3




“宇宙で消息を絶つってことはそう事でしょう?”





何だか急に三谷幸喜作品が無性に観たくなり、恐らく25年ぶり(公開当初に観たっきり)くらいに本作を再鑑賞。


三谷幸喜初監督作品であり、
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ベイビー・ブローカー(2022年製作の映画)

4.0



“何でだろう
何も見えない方がずっと怖い”






綺麗事じゃない社会に埋もれた切実な現実(リアル)を、羨望すら覚えるほどに綺麗に訴えかける是枝監督の妙技が炸裂してい
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憧れを超えた侍たち 世界一への記録(2023年製作の映画)

4.5


“泥だらけのクローザー
それが二刀流の証”



ドラマよりドラマティック
漫画より出来過ぎなストーリー
そして、映画にはないリアルな感動



こんな神が
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BECKY ベッキー(2020年製作の映画)

3.8


“君を傷つけたくない!”
“ワタシは傷つけたい、思いっきり!”





全くノーマークだった作品だったが、アマプラのおすすめに出てきてやたらと気になってしまって、、、我慢できず初見w





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運命じゃない人(2004年製作の映画)

4.0


ずっと観たかったやつ。
いつの間にかアマプラ配信されていたのですね〜。って事で初見。

【鍵泥棒のメソッド】→【アフタースクール】→【運命じゃない人】の遡り鑑賞になる内田監督作品。


なるほど、こ
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エスター ファースト・キル(2022年製作の映画)

3.9



いやー、アマプラさん有難う御座います!
無料配信早すぎん?
上映劇場少なすぎて観る機会を損失していた傑作ミステリーホラー【エスター】の続編、、、と言うか先日譚。


この類の続編、結構制作にも勇気
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ソーシャル・ネットワーク(2010年製作の映画)

3.5



偉大な功績を遺す人物はやはり“ぶっ飛んだ”思考回路であり、出過ぎた杭で太刀打ちできない。

スティーブ・ジョブズ
イーロン・マスク
イチロー

モーツァルト
レオナルド・ダヴィンチ
アルバート・ア
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スナッチ(2000年製作の映画)

3.6



ガイ・リッチーの出世作!?

あっちゃこっちゃで悪党どもがドタバタとひったくり合うクライムコメディのヒット作。
とにかく登場人物が多いので、目が離せないわ気が抜けないわの1時間40分。


総じて
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ザリガニの鳴くところ(2022年製作の映画)

4.2





“真相は『初恋』の中に沈む”





原作がベストセラー小説だけあって、非常に叙情性に溢れた意味深い作品。


一見、有りがちな設定だったりストーリー展開だったり、社会的描写の雑さが気になっ
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プルーフ・オブ・ライフ(2000年製作の映画)

3.4




20年振りくらいに再鑑賞。
当時はラッセル・クロウが推しだったせいもあってか、かなり贔屓目でこの作品を色んな人にオススメしていた記憶がある。

改めて、今になって観てみると、、、

ん????
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老後の資金がありません!(2020年製作の映画)

4.0




“人間、わがままに生きたほうが勝ちよ”




天海祐希×草笛光子

この時点で見る価値あり!!
ずっと気になっててウォッチリストに入れていた作品を漸く初鑑賞。


予想以上に面白かったし勉強に
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真実の行方(1996年製作の映画)

4.2



圧倒的エドワード・ノートンの怪演!!





所謂法廷モノのサスペンスドラマで、ストーリーや演出は至って普通。

がしかし!!!
兎にも角にも、一にも二にも、何と言ってもエドワード・ノートンの演
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AIR/エア(2023年製作の映画)

4.0







“靴はただの靴だ
だが、誰かが履いた時 意味が生まれる”









久しぶりに期待値超えの良作!
事実を描いたベン・アフレック監督作品といえば【アルゴ】が印象的で面白かったが、本
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NOPE/ノープ(2022年製作の映画)

2.9


ジョーダン・ピール監督
【ゲット・アウト】があまりにも衝撃的で期待値が否応なしに上がってしまったか。
後発の【us】、そして本作【NOPE】
新作を重ねるごとに個人的に肌感が合わなくなって来ているな
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ノーカントリー(2007年製作の映画)

3.9




コーエン兄弟お得意の観客置いてけぼり作品のうちのひとつ。



世の中の不条理や闇、そして希望のようなものをテーマとしつつも、クライムサスペンステイストで話を進めていく唯一無二な世界観。

特筆
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ヤクザと家族 The Family(2021年製作の映画)

4.0







“私のお父さんどんな人だった?”



”少し話そうか”









【日本で一番悪い奴ら】の綾野剛が、そっちの世界に完全に浸かっちゃちゃう映画。
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神は見返りを求める(2022年製作の映画)

3.9




“残るものって、そんなに偉いんですか?”







ジャケ写と内容のギャップに度肝を抜かれた。
人間のクソな部分を、岸井ゆきのとムロツヨシの素晴らしい演技で、YouTuberをテーマに露呈し
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ジャック・リーチャー NEVER GO BACK(2016年製作の映画)

3.7






“あの手ならとっくに殺されてた!”





【アウトロー】の続編。
って事で、シリアスな雰囲気をイメージして初見。

おや?

意外と今回は初作のようなダークでシリアスな雰囲気とは違って、
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僕のワンダフル・ジャーニー(2019年製作の映画)

4.1



犬好き、動物好きには100パー刺さるシリーズ二作目!


監督は違えど、設定やテイストはほぼ前作を踏襲しているので、全く違和感なくシンプルでピュアでクリーンな感動物語の世界へダイブ出来る良作。
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最後まで行く(2014年製作の映画)

3.8




“お前のおかげで潜水時間の記録が伸びたわ!”





全くノーマークだったが、アマプラのおすすめに出てきてちょっと気になり、一切の予習もせずに初鑑賞。


実に韓流っぽい!
めっちゃダークな汚
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21ブリッジ(2019年製作の映画)

3.7



故チャドウィック•ボーズマンの遺作。
痩せ方が痛々しく、序盤は今ひとつ内容が入って来なかったほど。


特に内容について何の情報も予備知識も入れずに鑑賞したのはある意味正解だったかも!?
え?こう
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アメリカン・ヒストリーX(1998年製作の映画)

4.1




“怒りは君を幸せにしたか?”





この一本でエドワード•ノートンの演技幅を存分に堪能できてしまう衝撃的作品。
且つ、現代に至っても根絶される事なく問題視される“差別問題”や“白人至上主義”
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ブレット・トレイン(2022年製作の映画)

3.9


アマプラ見放題配信を心待ちにしていた作品のうちの一つ。

上映時間2時間7分
これ、新幹線の東京⇄京都間とほぼ一緒w


そんなことはさて置き。
流石はデヴィッド•リーチ監督!
アクションが他作品同
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ガンズ・アキンボ(2019年製作の映画)

3.4







“金曜日の夜は指が恋人なのに”







ダニエル•ラドクリフ主演のぶっ飛びガンアクションコメディ!!

きっと、ラドクリフ自身が1番楽しみながら撮影したんだろうなぁ〜と感じる程に、痛
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アンテベラム(2020年製作の映画)

3.8







“過去は決して死なない
過ぎ去りもしない”








図らずも、前日鑑賞の【アザーズ】に続くどんでん返し系だったと鑑賞後に知ることに。
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アザーズ(2001年製作の映画)

3.9



不穏な雰囲気、不可解な言動、淡々とした不自然がずっと続く異質ホラー作品。

いや、
これはホラーという枠では到底括れないメッセージ性とファンタジックミステリー且つミスリードの醍醐味を存分に味わえ
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祈りの幕が下りる時(2017年製作の映画)

4.3





“だから、、、こそだ!”






原作も、TVシリーズも、【麒麟の翼】も一切触れずに鑑賞。


え!?
何これ、こんなに泣ける映画だったの?







さすがは東野圭吾原作だけあって濃
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シャーロック・ホームズ シャドウ ゲーム(2011年製作の映画)

3.4



一作目に続いて鑑賞。


よりアクションとエンターテインメント性とコメディ要素が増してスケールアップした感じ。
スローモーションの多用が監督らしさではあるものの、ちょっと口説いなぁと思ってしまった
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シャーロック・ホームズ(2009年製作の映画)

3.6



ガイ・リッチーの描くシャーロックホームズの世界観は、ぶっ飛んでるようで意外とコナンドイルのソレに近い!?


RDJの名演技!
そもそも生粋の米国人であるRDJが1800年代の英国人を違和感なく演
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