Sayawasaさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

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ザ・ピーナッツバター・ファルコン(2019年製作の映画)

3.1

ほっこり優しい気持ちになる…。
リトル・ミス・サンシャインにしても本作にしても、はみ出しもののロードムービープロデュースさせたらいいもの作る人なんだなぁ…アルバート・バーガー

危険に遭わないように機
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青天の霹靂(2013年製作の映画)

3.1

浅草キッドはこの作品を礎にして撮られたんだな〜と。みんなで行く居酒屋とか同じロケ地では?鯨のくだりも。
劇団ひとりって才能ありすぎませんか

展開ベッタベタなんだけど、BGM盛りまくってるんだけど、オ
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PASSION(2008年製作の映画)

3.1

大学院生がこんな映画撮れるんですか?!
細かい設定や描写は、偶然や想像よりも自分にハマった。
本気ゲーム、私も誰かとしてみたい。

人はいろんな顔があって、自分の大切なだれかが自分と向き合ってるとき顔
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偶然と想像(2021年製作の映画)

3.0

発想がよい〜話おもしろい〜キャラが皆楽しい〜ってなった、けど、なんかそこで終わった。
滝口監督作品は
圧倒的ドライブ・マイ・カー>>>PASSION>偶然と想像、が好みです!

「人の核に触れる」って
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わたしは最悪。(2021年製作の映画)

3.5

20代後半女子ブッ刺しにきてる…!

前情報ほぼなし、全く期待せずに行ったら(特に期待してなかったこともあり)おもしろくて…久しぶりにパンフレット買った。
よくよく調べたらドライブ・マイ・カーとアカデ
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ジョーカー(2019年製作の映画)

3.3

「CreamのWhite roomって曲がまじでよかった、シーンも含めて」
観た感想を訊いた友達がぽそっと答えた一言。彼女のセンスが大好きだ…。

画面の構図や画像の質感、ストーリーとマッチするかのよ
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華麗なるギャツビー(2013年製作の映画)

3.2

エンタメ!冒頭30分の使い方にたまげた。

「男の恋はフォルダ別保存、女の恋は上書き保存」「男は最初の人になりたがり、女は最後の人になりたがる」的なアレを思い出しながら見てた。

どれだけ物や名声を手
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カランコエの花(2016年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

わずか30分過ぎとは思えない。すごい脚本・カメラワークだと思った。
保健の先生の良かれと思ってやってる、若干の自己陶酔を帯びた感じの話し方とそれが裏目に出る感じが嫌にリアルだった。
最後のいろんな感情
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PLAN 75(2022年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

修論を書く際にお世話になったドイツの高齢者施設や心理系の実習でお世話になった日本の特養で見たお年寄りの皆さんの目を思い出した。
「ここが最後の住居になる人が多いね」とそれぞれ言ってた職員の方の横顔も。
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プリズン・サークル(2019年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

心理療法の可能性を感じた。

「罪を犯した人」以上のその人を見つめようと思う人間がいわゆる「一般社会」の中にどれだけいるんだろう。

一人の人間としてその人自身を受けとめたり、その人の語る言葉の手触り
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そこにいた男(2020年製作の映画)

2.8

事実は小説よりも奇なり

新宿ホスト殺人未遂事件をモチーフにしてるらしい、片山監督は2作品目。岬の兄妹に続きラストがすごい。よくこれで締めるよな、的な

流浪の月(2022年製作の映画)

3.3

なによりもかなしくて苦しいことは、きっと誰ともつながれないことなんだろうなって思った

ラストの重要なシーン、カタルシスを飲み込む青白い光が本当によかった。
全編通して光の色がほんとに良くて、どうやっ
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浅草キッド(2021年製作の映画)

3.2

「笑われんじゃねえぞ、笑わせるんだよ」

柳楽優弥すごかった…
大泉門脇よい…すき…

ラスト前、泣きながらのボケのシーンが印象的だった。ああいう場でボケること自体に師匠への深いリスペクトを感じたし
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コーダ あいのうた(2021年製作の映画)

3.3

爽やかで透明であったかい映画だった。


自分以外の家族が皆障害を抱える中、いろんな犠牲を払ってきたヤングケアラーの主人公。自分の未来と家族を天秤にかけて苦悩する様に、なんだかわからないけどすごく心打
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THE GUILTY/ギルティ(2018年製作の映画)

2.9

声のみを頼りとするワンシチュエーションスリラー。アイデアの勝利
よく88分主人公の顔だけ見続けれたなと思う、演技力すごい

ラスト25分で全部ひっくり返った。
前情報なしでみて正解。
ただ、映画にすべ
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ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

とてもよかった。冒頭から世界観に引き込まれる。

言語としての日本語、英語、北京語、韓国語、フィリピン語、インドネシア語、ドイツ語。言語としての手話。言語としてのセックス。

あまたのコミュニケーショ
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コンフィデンスマンJP 英雄編(2022年製作の映画)

3.0

ロマンス編にはやっぱり敵わないけど
相変わらずの長澤まさみのコメディアンヌぶり、山田孝之の贅沢な(無駄な)使い方、城田優と生田絵梨花の語学力を活かした役作りに、松重豊の表情のみならず雰囲気をもそっくり
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THE 有頂天ホテル(2005年製作の映画)

3.1

高級ホテルの年越しまでの2時間を描いたコメディ。細かいところ繋がってておもしろい!

むちゃハッピー。ディズニーみたい
お気に入りの群像劇

新聞記者(2019年製作の映画)

3.3

「あなたはそんなもので、自分で自分を納得させることができるんですか?」

ラブ・アクチュアリー(2003年製作の映画)

2.8

リチャード・カーティスの描く群像劇。
今からもう20年近く前の映画ってことにただ驚き。

男女恋愛に留まらず、友情、親子の愛情を真っ直ぐ描いてるところと、恋の成就のみならず失恋も扱ってるところがいい。
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ディア・エヴァン・ハンセン(2021年製作の映画)

3.1

冒頭のModel United Nations、経験者だからにやっとしてしまった。アメリカだとかなり一般的なのね。

「普段何飲んでるの?」からの流れが衝撃だった。お酒の話かと思った。 “The pa
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ファーストラヴ(2021年製作の映画)

2.8

このレビューはネタバレを含みます

公認心理師の仕事、脚色しすぎじゃない?暴露療法もいいとこじゃん?クライアントとのラポール形成どした、作業同盟全く組めてないぞ
と思いながら見てました

幼少期のトラウマが健全な人格形成を阻害することを
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シン・エヴァンゲリオン劇場版(2020年製作の映画)

-

基礎知識ゼロで見ても、すごいっていうのはわかった、映像もストーリーも

親と子の関係性に起因するトラウマの解消に係るシーンの描き方が印象的だった

サマーウォーズ(2009年製作の映画)

3.0

日本人にとっての「夏」をあれだけ美しく確かに再現できる、その表現力が個人的に一番の感動ポイントでした

10年以上前の映画とは思えない、よくできてる
ストーリー的には刺さらなかった

ペパーミント・キャンディー(1999年製作の映画)

2.9

自分が人に相対するときに思い出したい映画。その人がそうあるのには理由がある。表面で見えるものが全てじゃない。
人は周囲の影響によって変わらせられることもある、この時代はきっと殊更そうだったんだろう
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イン・ザ・ハイツ(2021年製作の映画)

2.9

めっちゃラテン!(よい)
夏に見るべきミュージカル映画。どうせなら映画館の大きい画面と立体音響で楽しみたい作品。
移民が異国で生きることのしんどさと日々の生活に負けずによりよい未来を目指そうとする明る
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蜜蜂と遠雷(2019年製作の映画)

3.1

原作未読。とても上品な作品でよかった。

監督が構図にめちゃくちゃこだわっている印象。ポン・ジュノを彷彿とさせた。人物の位置関係とか、地理的な曲線と直線を生かしたカットとか。ウェス・アンダーソンほどの
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散歩する侵略者(2017年製作の映画)

2.9

あいのおはなし。

上司の家族が原作者だと聞いて。
演劇の方がテーマ的に合いそう。

役者がみんなうまかった、特に宇宙人役のあの方々。
松田龍平がハマりすぎ。

ベルリン・アレクサンダープラッツ(2020年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

予想以上に、よかった。
3時間が本当あっという間だった。
全く飽きることのない展開、アートな画面構成、演劇のような印象的なセリフ回しや場面展開に、一貫したテーマ設定。

原作は読んだことないけど、難民
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殺さない彼と死なない彼女(2019年製作の映画)

3.6

「全ての眠れぬ夜に捧ぐ」から始まる物語、すんごくよかった
これは全くの予想外…2日連続見て2回ともちゃんと泣いてた。

漫画一部読んだけど、よく映画にしたなという驚きがすごい。
死にたいって言ってる人
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ここは退屈迎えに来て(2018年製作の映画)

2.7

何者かになることに憧れ続けていた若者が、自分に折り合いをつけるまでの物語。
地方独特の閉塞感の描き方がすごい。ストーリーの抑揚はない。

黒猫チェルシーの渡辺くん、「勝手に〜」とpairsのCMしか見
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彼女の人生は間違いじゃない(2017年製作の映画)

3.5

主人公は自分が生きてしまっていることの償いとして、また自分が生きていることをただ確かめたくて、渋谷に通うことを決意したんだと思う

瀧内公美と高良健吾がめちゃくちゃよかった

今まで見たNスペの特集の
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ガタカ(1997年製作の映画)

3.8

開始10分、時期設定が「近い将来」となっているとこで良作であることを確信したけど、いくつかの伏線が良すぎた…。
ラスト5分が忘れられない映画ベスト3に入りそう。

デザイナーベイビーとか出生前のダウン
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戦場のメリークリスマス 4K 修復版(1983年製作の映画)

3.7

これこそ、本当に映画館で見るべき映画。

“They were a nation of anxious people. And they could do nothing individually.
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14歳の栞(2021年製作の映画)

4.0

2回目の鑑賞。
1年ぶり、再上映。
今回はとっても冷静に見れた。 
1回目は自分を重ねすぎたんだと認識。

瑞々しいし尊い。
子供と大人の間で揺れる思春期って、今改めて考えるとすごい時間だったんだなー
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私をくいとめて(2020年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

「よろしく頼みます」
ラストシーンからエンドロールのつなぎがめちゃくちゃ好み。

自分しか頼ることができなかった一人の女性が、他人を頼ることを通じて誰かと繋がるまでを描いた不器用なラブストーリー、とい
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