Sayawasaさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

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シン・仮面ライダー(2023年製作の映画)

2.6

このレビューはネタバレを含みます

いろんな矛盾や間が気になりすぎてしまった。前日に見た映画制作のドキュメンタリーのほうがおもしろかった。
(構図やスマホ画面複数駆使して取る映像の繋ぎ合わせが、とても興味深かった)

世代どストライクの
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エンパイア・オブ・ライト(2022年製作の映画)

3.5

本当に良かったんだけど「なにがよかったか」を語るのがすごく難しい、というか言葉にしようとすると全部そんなものなかったような気さえしてくる。

多くを語らないからこそたくさんのものが語られていて、でも自
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ウルフ・オブ・ウォールストリート(2013年製作の映画)

3.0

バビロンの感想でこの映画のことを言ってる人がいた。なるほど、確かにわかる。
事実は小説よりも奇なり、ってのとマーゴット・ロビーはほんまもんの美人だってことがわかった。

人間の欲望は尽きないけど、根本
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エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022年製作の映画)

3.0

この映画の公開案内が出た時からずーっと気になってて、「前売り券」(今は紙じゃなくてテレカみたいなムビチケなるものだった!)を買って臨んだ作品。もはや前売を買って映画に行くなんていつぶりか。

夫婦の物
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バビロン(2021年製作の映画)

3.5

最低で最高で、駄作で傑作。
こんな作品他にある?

・表現がお下品すぎて「本当にララランド撮った監督なんでしたっけ?」となった。好き嫌いがめちゃくちゃ分かれると思う。簡単に人に薦められないし「私これ好
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ヒトラーのための虐殺会議(2022年製作の映画)

-

このレビューはネタバレを含みます

ドイツ留学から帰ってきた時にいろんな人に「どこがよかった?」って聞かれた。
大好きなお城、トゥービンゲン近くのホーエンツォレルン城って答えてた。

でも実際一番心に残ったのは、ヴァンゼーだった。あまり
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タイタニック:ジェームズ・キャメロン25周年3Dリマスター(2023年製作の映画)

3.7

今までの人生の中で一番「映画館で観てよかった」と思った作品。

3Dは想像以上だった。一番後ろの席がおすすめ。期間限定公開、もう一回観に行こうか迷う…
意外と泣かんなーと思ってたけど、最後の最後でやら
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時計じかけのオレンジ(1971年製作の映画)

3.2

先週までのわたしの中のキューブリック祭りの火付け役。監督の本国で長い間上映を禁じられていた作品ってことで気にはなってた。

スキナーのオペラント条件付けをベースにしてるところ個人的にかなりグッときたし
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アイズ ワイド シャット(1999年製作の映画)

3.1

このレビューはネタバレを含みます

キューブリックの遺作。倦怠期夫婦が経験する数日の出来事は、果たして夢か現か。
この映画を美しいと感じる人とは、初対面でも友達になれる気がした

男性の趣味が悪いと言われようがなんだろうが、エリートで性
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シャイニング(1980年製作の映画)

2.8

アシンメトリーが怖く感じるのははじめての体験だった。三輪車を追うアングルとあのなめらかなカメラムーブの気味悪さis異常。

イメージと音楽で怖がらせていくスタイルは個人的にハマらなかったけど、主演の怪
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アバター:ウェイ・オブ・ウォーター(2022年製作の映画)

3.0

大晦日元旦連日映画館で3時間の作品観れるのいいな〜
ありがとう、冬休み…

・前作は見ておいた方がたぶん、いや絶対よかった
・水が美しすぎた。CGの概念が変わった
・おいおい…となるストーリー展開多め
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RRR(2022年製作の映画)

3.5

やっばいな!!!!!!なんだこれ!!!
わたしの中の「2022年ベストオブ超ド級エンタメ」の座(トップガンマーベリック)をすーっと奪っていきました…褒めてます…

ツッコミどころはさておき
エンターテ
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ペルシャン・レッスン 戦場の教室(2020年製作の映画)

3.1

このレビューはネタバレを含みます

戦場のメリークリスマスを思い出した。
戦時下で「そうあらねばならなかった」人びととそうあらねばならなかった人に「ないものとされた」数え切れない人々のことを静謐に語る映画だった。

原作の短編小説の題名
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罪の声(2020年製作の映画)

3.2

この子のセンスが好きだーー、って思う友達に勧められた小説。珍しく大衆小説だったもんだからすぐに借りた。ゆっくり読むつもりが、ページを捲る勢いが止まらず数日であっという間に読んだ。

映画は小説の良いと
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MONDAYS/このタイムループ、上司に気づかせないと終わらない(2022年製作の映画)

3.1

「14歳の栞」のCHOCOLATE企画の長編2作目ってことで前からずっと楽しみにしてた!
1時間半もない作品だけど驚くほど濃かった。
プレゼンの場面は声を出して笑ったし、周りの人もみんな笑ってて、あた
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すずめの戸締まり(2022年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

ラスト10分よかったなぁ…
前作「天気の子」、前々作「君の名は。」のほうがストーリーは好みだけど、3作品の中で今作が一番泣いた。
東北の津波被災地は今年訪れた場所だったから余計に。
美しい湾岸の風景と
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ジョジョ・ラビット(2019年製作の映画)

3.1

新しい戦争映画だ!寓話的でコメディタッチでありながら描くとこ描いてて興味深かった。
英語字幕でみたけど、ちゃんと要所要所で台詞にドイツ語入れてて「好きー!」ってなった。

一方、ポップすぎて「この展開
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ショーシャンクの空に(1994年製作の映画)

4.4

映画で度肝抜かれたの久しぶり
なんで今まで観ていなかったのか…?

最後シーンの青と白が目に焼き付いて離れない

“Get busy living or get busy dying.”
頑張って生き
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ハウス・オブ・グッチ(2021年製作の映画)

3.2

おっもしろい。レディ・ガガに拍手。
日本人観光客入れてくるあたりもニクいよね…(イタリアに行く前に見たけど、結局ミラノには行かず)

個人的にこの歴史知ることで購買意欲低下すると思うのだけれど、そこら
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グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち(1997年製作の映画)

3.5

愛着形成の過程が甚だしく不完全ないわゆる"ギフテッド"青年の精神的な成長を清々しく描いた良作。名作は名作と言われる理由があると確信した。良くも悪くも出逢う人で、人生変わるなってしみじみ。

エンドクレ
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ザ・ヒューマンズ(2021年製作の映画)

3.0

トニー賞演劇部門で作品賞を含む4部門を受賞した演劇をA24が映画化した作品。
映画で「演劇」の質感を再現する工夫がとても、とてもおもしろかった。

話し手の顔ではなくむしろ後頭部のみを映したり、一人の
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ムーンショット(2022年製作の映画)

2.8

宇宙要素はよく考えられていておもしろかった!
けどラブコメにする必要は全く感じなかった。感情移入も難しく…

両手の生えてる地球のぬいぐるみ、私も欲しい

ヘイティング・ゲーム 恋とキャリアの必勝法(2021年製作の映画)

3.1

「嫌い合いごっこ」。素直になれない口達者な女の子とSっ気だけど一途なハイスペリーマンのじれじれロマンス。服もインテリアもかわいい…

二人の関係性やアプローチに、年柄もなく(恥ずかしながら)きゅんとし
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恋する惑星 4Kレストア版(1994年製作の映画)

3.5

90分、本当に最初から最後までずっと瞳孔開きっぱなしだった自信ある。映画館で見て本当によかった。
音楽、個性あるキャラクターの感情表現、台詞ひとつとっても、どれも面白かったな…

2話目が着目されがち
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無垢なる証人(2019年製作の映画)

3.2

ふら〜っと見始めたらいつのまにか夢中になって見てた。フィクション多めだし少し過剰なBGMはあれど、平日の夜長にぴったりな良い映画だなと思いました。

「わたしの頭の中の消しゴム」のチョン・ウソンが、本
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トップガン マーヴェリック(2022年製作の映画)

3.5

前作を見て24時間後に4DXを観に行きました。
結論、最高でした…
前作と合わせてこの評価。




4回観に行ったと豪語していた友人の気持ちが今ならちょっとわかるし、さすが世界ランキング上位になるだ
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トップガン(1986年製作の映画)

3.1

王道!THEアメリカ!
最後はグッとくる

ちょろすぎだろ!とか展開早いな!とか
上手くいきすぎ!とかツッコミは置いといて
ただひたすらに若い頃のトムクルーズがイケてる。イケすぎてもう、イケてるいう言
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人生、ここにあり!(2008年製作の映画)

3.0

予想以上におもしろかった
ふふふってなっちゃうところたくさんあった。ザ・イタリア!って感じがした
展開は結構急に進む

全部が全部上手くいかないと思うけど、理想の医療施策・福祉施策だよなと思う。

リバーズ・エッジ(2018年製作の映画)

3.1

誰も救われてない気がする。なのに絶望じゃないのが不思議。「青春群像劇」なんて響きの50倍重いので、注意してみるべし

えげつなぁ…って言いながら途中口を手におおってしまった箇所もある。あまり人に勧めら
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百花(2022年製作の映画)

2.8

原作未読。「ワンシーンワンカット」を謳う映画の作り込み方が面白かった。
記憶→忘却→想起/誤想起、そして想起したこと自体を記憶して、のループ。

「どういう風に撮ったら面白い」「キャラクターのこんな対
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ハッピーアワー(2015年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

「良かった」って言葉で終わらせるのが勿体無くて、なにか違う気がして、でも観て良かったなと思えた作品。感想を言語化しきりたくない、もう少しふつふつさせたいって思える稀有な作品。

「女性の友情」を一つの
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プロメア(2019年製作の映画)

2.7

水がカクカクしてたり、ポリゴンの表現がおもしろかった

ストーリーがザ・少年漫画で見応えあった、けど別にメッセージ性とか伝えたいこととかはない気がする

考えずに感じる映画!

アイネクライネナハトムジーク(2019年製作の映画)

3.3

„Eine kleine Nachtmusik“-ドイツ語で、「小さな夜の音楽」。
なんでベートベンのこの曲をタイトルにしたんだろうって思ってたけど、見終わってなんとなくわかった。

一人ひとりの小さ
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リコリス・ピザ(2021年製作の映画)

2.7

このレビューはネタバレを含みます

わ、わからん〜〜
起こる出来事のランダムな感じ、意味がなかったりする感じが単純に”that’s not for me”だったのかも。

最近、大人に"なりかけ"の女性の話が流行ってるのか?

「好き!
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今夜、世界からこの恋が消えても(2022年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

原作未読。始まってすぐ、スケッチブック出てきたとこでオチまですべて読めた、んだけど、泣かされてしまった。

悲しくて泣くというより、二人の姿が尊すぎて泣けた。透くんも真織ちゃんも、まっっっさらな純。眩
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ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー(2019年製作の映画)

3.2

声出して笑った映画久しぶり。
めちゃくちゃお下劣なんだけどふふってなる。テンポよすぎ!
(経験者として"模擬国連オランダ大会"にも笑った。たぶんおっきい大会)

「自分以外バカばっか」みたいな気持ちで
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