Ryotaさんの映画レビュー・感想・評価

Ryota

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フォロウィング 25周年/HDレストア版(1998年製作の映画)

4.0

作家志望の主人公は見知らぬ他人を尾行することを趣味としていたが、風変わりな主義を持つ泥棒に尾行を指摘され空き巣の手伝いをすることに…
クリストファー・ノーラン監督の長編デビュー作だが、らしさ全開の作品
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マンティコア 怪物(2022年製作の映画)

4.5

隣の部屋の火事から少年を救ったことをきっかけに自身の秘密に気づいた主人公が、パーティで出会った女性との付き合いを深めていくが…
扱っている題材がセンシティブなため大規模に公開されるのは難しいだろうが、
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リンダはチキンがたべたい!(2023年製作の映画)

4.7

フランスのある団地に住む少女リンダが幼い頃に亡くなった父親の得意料理パプリカチキンを食べたいと母親にお願いしたことから始まる大騒動を描いた作品
現代のフランスと家族の愛を独特のアニメーションで描いてい
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マジカル・ガール(2014年製作の映画)

4.5

魔法少女ユキコに憧れる余命わずかの娘の願いを叶えたい失業中の父親
奇妙な縁で出会った女性と一夜を共にしたことを恐喝することから始まる悲劇を描いた作品
唐突に流れる魔法少女ユキコの主題歌に面食らうが、内
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キラー・ナマケモノ(2023年製作の映画)

3.7

キュートで賢いナマケモノが大学の女子寮の人たちを襲っていくという期待していた通りの面白さ
女の子たちの処し方が動物っぽくないうえに、車まで運転するのは流石に笑った😂
何気に寮母さんがいいキャラしていた
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ブラッド・レッド・スカイ(2021年製作の映画)

3.7

Netflixで視聴
病気の治療のためにニューヨークへ向かうため息子を連れて飛行機に乗るがハイジャックに巻き込まれてしまう。しかし、母親の抱えた秘密がハイジャックの計画を狂わせることになるというストー
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インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国(2008年製作の映画)

4.5

クリスタルスカルを巡るソ連との争いに巻き込まれた考古学者インディ・ジョーンズの活躍を描いたシリーズ4作目
冷戦下という時代背景もあり、原爆とオッペンハイマーの名前が出てきたのに少しびっくりした
ユーモ
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エル・スール(1982年製作の映画)

4.9

ある秋の朝、父が失踪した。エストレリャは枕の下に父の振り子があることに気づき、二度と戻ってこないことを悟って、父との思い出を振り返る
幼い頃の楽しい日々、母以外に想いを寄せる女性がいることに気づいた日
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インフィニティ・プール(2023年製作の映画)

3.8

リゾートで訪れた島で交通事故によって島の住人を死なせた罪で死刑判決を受けるが、外国観光客向けにクローンを身代わりにする制度を利用し、自分が殺されるのを目撃する
終わらない悪夢が始まる…
外国でハメを外
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ザ・タワー(2022年製作の映画)

3.2

ある日団地が突然闇に覆われ、中の住人たちは生き残るために行動する
犬猫好きは見るな!
ある状況が起きたときに人々はどのように行動するのかというタイプの映画なのでオチやら謎の解明などは期待していなかった
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クラユカバ(2023年製作の映画)

3.5

クラメルカガリを観たあとに観賞したが、レトロとSFがミックスされた世界観に、騒動を引き起こすムジナの存在、講談のような語り口は共通していた
ロボットのアクションシーンに興奮し、クラガリという主人公の記
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クラメルカガリ(2024年製作の映画)

3.8

日々迷宮のように変化する炭鉱の町「箱庭」を記録する地図屋の少女カガリと風変わりな町の人々が織りなす物語
大正レトロにスチームパンクが混ざったような世界観が魅力的だった
過酷な状況で生まれる少年の恋やヤ
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インディ・ジョーンズ/最後の聖戦(1989年製作の映画)

4.7

午前十時の映画祭で鑑賞
聖杯を巡るナチスとの争いに巻き込まれたインディ・ジョーンズの活躍を描いたシリーズ三作目
ハリソン・フォードとショーン・コネリーの共演は当時の観客を興奮させただろうな
二人が演じ
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インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説(1984年製作の映画)

4.2

午前十時の映画祭で鑑賞
考古学者インディ・ジョーンズの冒険を描いたシリーズ2作目
インドを舞台にさらわれた子どもたちと聖石を取り戻すため、邪教集団と闘う!
成り行きで冒険に加わったウィリーや小さな親友
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アメリカン・フィクション(2023年製作の映画)

4.5

スランプの黒人作家が流行りに全力で乗っかった小説を偽名で書き上げたら評価されてしまい、自分の書きたい文学とのギャップに葛藤するコメディ作品
主人公の実生活は妹の死や親の介護、ゲイの弟との関係と新しい恋
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四月になれば彼女は(2024年製作の映画)

3.8

ヒロインが使っているカメラが気になったのと、主題歌が良かったので鑑賞
やっぱり恋愛映画は俺には分からんなあ
ヒロインが使っているカメラはオリンパスと予想していたが、ペンタックスだった
ペンタックスは渋
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悪魔の追跡 4Kデジタル・リマスター版(1975年製作の映画)

3.9

キャンピングカーで休暇を満喫しているところ、偶然カルト集団の儀式を目撃してしまい逃れられない悪夢に巻き込まれるというストーリー
奇跡のB級映画という謳い文句に惹かれて鑑賞したが、カーチェイスシーンに興
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ミレニアム・マンボ(2001年製作の映画)

3.3

主人公の行動原理と物語のリズムなど、俺には完全に合わない作品だった
ダメンズとの関係をズルズルと引きずってしまう女性が主人公なので、どうしてもイライラしてしまう…
長回しを多用していたのも冗長に感じた
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レイダース/失われたアーク《聖櫃》(1981年製作の映画)

4.5

考古学者インディ・ジョーンズの活躍を描いたシリーズ第一作目
午前十時の映画祭で鑑賞
序盤から目が離せないシーンの連続でハラハラドキドキしまくり
トラックのフロントグリルにしがみつくシーンが特にすごかっ
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毒娘(2024年製作の映画)

3.6

再婚をきっかけに引っ越してきた家族のもとに謎の女の子ちーちゃんが来訪してきて家族の暗い部分を明らかにする物語
ちーちゃんの存在感が抜群に良かった👍思春期の女の子の暴力的な不安定さを掻き立たせるのも納得
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オッペンハイマー(2023年製作の映画)

4.9

原爆の父ロバート・オッペンハイマーの生涯を描いた作品
科学者は自らが生み出したものに対してどこまで責任を持てばいいのかと私たちに問いかけていると感じた作品でした
原作を読んだ身としては、子どもたちとの
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怒りの日(1943年製作の映画)

5.0

ドライヤーの作品の中で一番お気に入りだと再確認した
愛に生きることは罪なのか?
この作品を通して、主人公の女性は稀代の悪女にも見えるし、とてつもない聖女にも見えるのが本当に不思議
モノクロの美しさを堪
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あるじ(1925年製作の映画)

4.4

家庭内暴力をする夫を改心させる様子をコメディタッチで描いた作品
どんなにひどい目に合わされても夫を愛し続ける妻は神々しさまで感じた
お手伝いのマッスは夫の乳母だったので、とにかく甘やかさないのが面白か
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海の上のピアニスト(1998年製作の映画)

4.1

海の上で生まれ、生き、そして死んだピアニストの数奇な人生を描いた作品
「鍵盤が有限だからこそ、人間は無限に表現することができる」という台詞は、人間の可能性について観客に鋭く問いかける言葉だと思う
なぜ
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コットンテール(2022年製作の映画)

4.1

認知症によって妻を亡くした男の再生の物語
東京と湖水地方の風景の対比にまず惚れ惚れした、ポスターと全く同じ風景がこの世にはあるんだなあ
妻に対する無力感が彼を頑なにしていたが、その苦しさを乗り越えたラ
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奇跡(1954年製作の映画)

5.0

カール・テオドア・ドライヤー セレクション vol.2で上映されていたのを鑑賞
題名通り奇跡を「目撃」する作品
母の生と子の死、映画的なカットと演劇的な長回しの対比が見事だった
なぜ熱心に信じないのか
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