Sworter18さんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

Sworter18

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アラジン(1992年製作の映画)

3.7

ディズニー映画のクラシック作品と近作を比べると、女の子の生き方の提示のされ方が全く異なることに気づく。王子様待ちの時代から、自らの力で打開していく時代へ。
アラジンはその中間期だなぁなんて思いながら見
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響 -HIBIKI-(2018年製作の映画)

3.9

平手友梨奈の演技(なのか憑依なのか)に慣れるまでしばらくかかったけど、受け入れてからはスムーズだった。
青春譚の要素を散りばめながら、異常性を持つ主人公と振り回される大人たち、そこに文壇の持つ閉鎖性や
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この世界に残されて(2019年製作の映画)

5.0

後半、忍び寄るソビエト共産党の影。そこからの展開は「思ってたのと違う」という人もいるだろう。
でもそれでよかったんだと思う、この映画は。
忍び寄るコロナの影を踏まぬよう、ひっそりと鑑賞するには最適だっ
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レディ・バード(2017年製作の映画)

4.6

カリフォルニアの州都サクラメント。ど田舎ではないが退屈な平凡な町の代名詞(的なことを昔NBAの雑誌で読んだことがある)。
描かれるのは、自らをレディバードと"名付け"て呼ばせる主人公のありきたりな毎日
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マッチポイント(2005年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

やっぱり。クリス、そうだよお前はそういう奴だ。最初のシーンからそう思ってたんだ、お前は感情の弦が1本足りない男の目をしている(つまり名演だったということか)。
「love & lust」(本人談)の狭
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イースター・パレード(1948年製作の映画)

3.8

ご機嫌なアメリカのご機嫌な映画はご機嫌な時間を運んでくれる。
クラシックはあまり見ないので昔の俳優ぜんぜん知らないんだけど、ハンナ役はかの有名なオズの魔法使いか!!
歌、踊り、ファッション、ユーモア、
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燃ゆる女の肖像(2019年製作の映画)

4.5

ナンポソンフォジェー、ナンポソンフォジェー。頭から離れない。

序盤、崖に向かって走り出したエロイーズが振り向く。絶世の美女ではないものの、相手を射抜くような、何もかも見通していると過信しているかのよ
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劇場版タイムスクープハンター 安土城 最後の1日(2012年製作の映画)

3.8

普通に面白かったけど、みんな評価が辛いなぁ…笑
たしかに、TVシリーズが好きだった人じゃないと入り込みにくいとは思う。映画用に話のスケールが拡大している分ツッコミどころが増えてる。主題の安土城焼失の謎
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スロベニアの娼婦(2009年製作の映画)

3.7

劇中何度も通りすぎるEU代表団の車列が、作品のメタファーになっている。
EU経済圏への参加による不況と、軌道に乗った売春業を当て込んでマンションを購入し背負った負債。
背伸びをしすぎてしまった国家と主
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ラスト・ターゲット(2010年製作の映画)

3.0

ジョージ・クルーニーの渋味をひたすら堪能する映画。孤独な殺し屋の最後の仕事と色恋が淡々と描かれる。
アメリカーノが身を隠すにはイタリアの田舎町は向いてないと思うが、街並みを生かしたアクションシーンはと
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教授とわたし、そして映画(2010年製作の映画)

3.4

試されてる気がするからコメントしてやんないんだかんね!
オッキの映画の章はよかったです。

82年生まれ、キム・ジヨン(2019年製作の映画)

4.5

あなたが誰かの妻なら、この映画は観たほうがいい。
あなたが誰かの夫なら、この映画は観たほうがいい。
でも夫と観に行くべきじゃないし、妻と観に行くべきじゃない。
ましてや感想を述べ合ったりしてはいけない
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クローサー(2004年製作の映画)

4.3

舞台のようなセリフ回しが支える中盤は秀逸。
彼らと社会との距離が全くといっていいほど描写されない映画。だから社会の目を気にしながら生きてる私達は共感より嫌悪が先に立ってしまう。登場人物にイラついたから
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ミスターGO!(2013年製作の映画)

3.5

荒唐無稽を楽しむのもまた、いとあはれなり。
実はこの映画で秀でているのはゴリラ関係ない野球シーン(特に守備プレー)の描写。けっこうワクワクする。
オダギリジョーに中日新聞感なさすぎて最高だった。

キングダム見えざる敵(2007年製作の映画)

4.3

めっけもんだった。サスペンスアクションとして不満なし。

プレミアム・ラッシュ(2012年製作の映画)

3.9

疾走感。
ええねんそれで十分やねん。難しいことは言わん。

ル・ブレ(2002年製作の映画)

4.5

ブレ
には2つ意味があって、弾丸と囚人の足枷(どや顔)。なるほどね。
学生時代なぜか映画館で見てハマった映画。観覧車と追いかけっこすな!
2000年代のヨーロッパサッカーファンは必見です。

セイフ ヘイヴン(2013年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

ラブストーリー兼サスペンスって大好物。奥さんの件は途中でわかっちゃったけど、全く問題なし。もう一度見たい映画です。

知らない、ふたり(2016年製作の映画)

4.6

とっても(いい意味で)日本的なお話。いろんなすれ違いが交錯する舞台が靴の修理工房ってのが、説明がうまくできないけどとてもとても良い。

旦那は違う俳優さんだとよかったなとは思いつつ、個人的には木南晴夏
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モン・ロワ 愛を巡るそれぞれの理由(2015年製作の映画)

3.8

これはフランス人によるフランス人のネガキャンなのではないかとすら思った。


そんな映画だから、何も共感できるところがないのか。心当たりもないのか。どうなんだ?
決してそんなことは言い切れません。