Sworter18さんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

Sworter18

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試合(2020年製作の映画)

3.4

週に2回もこのスタジアムの映像に触れることは後にも先にも今週だけだろう。
数日前にマンチェスターUを破ったスイスのヤンクボーイズの本拠地で行われた、おそらくは何の変哲もない国内リーグ戦での主審の90分
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プロミシング・ヤング・ウーマン(2020年製作の映画)

3.6

脚本賞。うーん、まぁそうだね。そうだと思う。映画として、クライムストーリーとして観るとき、とても優れた作品だと思う。
途中まで裏テーマとかメッセージ性とかを追おうとしてしまったのは少し失敗かもしれない
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ナインイレヴン 運命を分けた日(2017年製作の映画)

4.0

この話には大切なことが描かれている。炎や瓦礫は呑み込む者を選ばなかったということだ。「残酷な平等」。
テロリストは確かに富の象徴にジェット機をぶつけたのかもしれないが、そこには多くの持たざる者もいた。
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プリンセスと魔法のキス(2009年製作の映画)

3.7

隠れた良作。ジャケットからは伝わらないけど、生きる上でのさまざまなテーマが描かれていて、大人が観るべき作品だと思う。欲しいものではなく、本当に必要なものは何か。なるほどねー。
ニューオリンズと黒人の歴
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イントゥ・ザ・ブルー(2005年製作の映画)

3.3

ジェシカアルバは最高で、ファイブオーのダニーはそのまんまだった。
水中シーンのこだわりと出来映えには感心したがストーリーに興奮はしない。
ろくでなしに寄り添う出来の良い彼女って、フィクションとわかって
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アシュラ(2016年製作の映画)

3.7

血も涙もない、という慣用句の物足りなさ。血糊の量は単位ガロンで量りたい。
韓国ノワールの監督は自分の子供にどんな顔して接しているのか、などと無駄なことを考えて気を紛らわしながら観ないとメシが喉を通らな
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アンティークの祝祭(2019年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

最後に母娘は和解してクレールは死ぬのをやめるのだが、結局火事で死んでしまうんじゃないか。そう想像していた。
煙草やコンロ消し忘れの描写で思惑どおりに誘導されていたのかもしれない。

しかし、そうきたか
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スマート・アス(2014年製作の映画)

2.6

面白そうな空気そんなに醸したら期待しちゃうじゃないですか。
でも何がテーマなのかさっぱりわからないよ…

ジョニー・イングリッシュ アナログの逆襲(2018年製作の映画)

3.8

ゴーグルつけたまはま街に出ちゃうシーンが面白すぎて、後半すこーしだけ物足りなかった。前作のほうが好き。

ジョニー・イングリッシュ 気休めの報酬(2011年製作の映画)

4.0

いやーそれ回収される伏線(前立腺)だったんかい!笑

ミスタービーンが笑い声SEに助けられてると思ってる人がもしも存在するなら、これ見て出直してこいと言いたい。そんな人いないか。

アンストッパブル(2010年製作の映画)

3.7

一難去るとまた(辟易するほど)次の一難を繰り出してくる多くの米国産と違い、一本の線路が舞台で実話に基づくという安心感安定感。脚本的には進むと戻るしかボタンがないぶん難しいはずのところ、十分ハラハラドキ>>続きを読む

ヴィンセントが教えてくれたこと(2014年製作の映画)

3.8

昔は幽霊をやっつけてたビル・マーレイもいいジイサンになって…。
英語タイトルからハイライトシーンが想像できちゃうんだけど、そんなことはどうでもよい。わかっててもうるうるしてしまう。
不器用は悪ではない
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新聞記者(2019年製作の映画)

4.2

骨太の、という表現がよく似合う映画。

実在の事件や疑惑を冒頭に並べたせいで「反権力(反自民)映画」色が初っ端から前に立ちすぎて、観る人を限定してしまったのではないかと余計な心配をしてしまう。
ただそ
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ナイト・サバイバー(2020年製作の映画)

2.5

ジャケ写詐欺の片棒を担がされてブルース・ウィリスかわいそう。

フレンチアルプスで起きたこと(2014年製作の映画)

4.3

文化村で見そびれてから何年も経ち、ようやく鑑賞。一人で見たのは正解。土曜の夜に見たのは、たぶん不正解。
フォースマジュール。原題が素晴らしい。痛々しいほど笑えて、痛みを伴うレベルで笑えない。
いざこざ
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操作された都市(2017年製作の映画)

3.9

それがハリソン・フォードであれ藤原竜也であれ、冤罪逃亡モノの前半というのは胸糞悪いと相場が決まっているが、韓国のそれは度合いがきつい。
そこもうすこーしツマんであと10分短くならんかねと思っていたら、
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バルカン超特急(2013年製作の映画)

3.5

謎解きよりも謎そのものと主人公の置かれたシチュエーション自体を楽しむ作品。そういう意味ではヒッチコックらしさ(オリジナルは見てないけど)を踏襲しているのだが、BBCの2時間ドラマの域を超えてはいない。>>続きを読む

クロスライン 凶弾のターゲット(2002年製作の映画)

2.7

またnothing notableな作品を見つけてしまった!
FBIやCIAが主人公でシークレットサービスがガバガバならわかる。シークレットサービスが主役でシークレットサービスがガバガバはあかんやろ。
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わたしを離さないで(2010年製作の映画)

4.4

ずっしりと重たい。
これはSF設定なのだとたびたび言い聞かせながら観るのだが、しかしイギリスの田舎の風景、舞台が近未来でなく過去であること、細やかに描かれる若者たちのありふれた三角関係と心のさざ波の描
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ホワイト・チョコレート(2018年製作の映画)

2.0

Q.この映画が作られた目的を推察せよ。
A.皆目見当がつきません。

予算100万円くらいかな。BGMはきっと、フリー音源サイトから15分でかき集めるという制約があったんだろう。
人種間の交際が今も周
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パリ、恋人たちの2日間(2007年製作の映画)

3.8

ジュリー・デルピーはアメリカ人でもあるから、主観のフランスと客観のフランスが両方あって、それを少しずつ大袈裟にしてうまいことネタ化してて面白い。
フランス人は性に奔放、男は彼女の元カレに嫉妬する。ステ
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ある会社員(2012年製作の映画)

3.7

殺し屋が一番やっちゃいけないこと=恋。なのだが、会社員を装う彼らはうまくやればそれはオッケーなはずだった。しかし部長になったのに主人公はいろいろと下手くそで。相手役の薄幸の未亡人、イ・ミヨンは美しかっ>>続きを読む

シャーロック・ホームズ(2009年製作の映画)

3.9

あーあ、ふたりのせいでもう街がめちゃくちゃだよ…。シャーロック・ホームズでもこんなことになっちゃうなら、名探偵コナンの映画に突っ込み入れるのはもうやめようと思った。いやむしろ、ガイ・リッチーがコナン真>>続きを読む

寝ずの番(2006年製作の映画)

4.0

こういう「洒落た」(とあえて言う)映画が堂々と闊歩できる世の中であり続けてほしいと心から思う。
全編もれなく下品、下世話。回想エピソードの寄せ集めだから、スジも伏線も要らなくてある意味ズルい。それでも
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影裏(2020年製作の映画)

3.4

星野源とがなり合ってる綾野剛もいいが、こういう役のほうが似合うかもしれないと思った。
松田龍平が夜釣りで意味ありげなことを言うシーンが最終的に物語の肝になるのだが、この場面を際立たせるために他の会話を
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ヒトラーへの285枚の葉書(2016年製作の映画)

3.9

君はこれで何かを変えられると思ったのか――?
この言葉とともに、主人公に残酷な3桁の数字が突きつけられる。絶大な力を前に、名もなき個人はあまりに無力だ。そして「力」より恐ろしいのは、その「力」を盲信す
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完全犯罪クラブ(2002年製作の映画)

2.4

若き日の、このライアン・ゴズリングを見る限り大成するとは思えず、ある意味危うくサンドラ・ブロックにキャリアを潰されるところだったのではとすら思う。
どこかになにかを見出だしたいが、絞っても絞っても何も
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夜の浜辺でひとり(2016年製作の映画)

-

やっぱり慣れない。カメラワークにどうにも慣れない。
中身語るにまで至れず。
ホンサンスわかってからが一人前だというならば、どうぞ私を半人前だと罵ってください。

砂上の法廷(2015年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

真実の追求か、依頼人の利益か。
今さらこれ映画になるんかというくらい、裁判ドラマの基本のキをなぞるストーリー展開。
証人は皆、保身のために嘘をつくという前提が提示され挿入映像がそれを証していくことで、
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リード・マイ・リップス(2001年製作の映画)

3.7

観てほしくないかのようなジャケットとコピーですが、面白かった。
ムショ帰りのワルと耳の不自由な地味OLカルラが距離を近付けていく話。という説明で嘘はないんだけど、思いもよらぬ後半のノワ~ルな展開にヒリ
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パレス・ダウン(2015年製作の映画)

4.0

期待に反したと思ったみなさん、残念でしたね。ホテル・ムンバイもう一度観とけばいいんじゃない。
ルイーズと両親の視界の外は映さないと決めて作った映画なんだから、これでいい。彼女は誰が何をしでかしているか
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フロントランナー(2018年製作の映画)

3.3

この映画を見て論じるべきことは全て、パックン(パトリック・ハーラン)がNewsweek日本版に連載しているコラムにとても分かりやすく纏めてある。もちろん、ハートがダメでトランプはOKなのかよという点に>>続きを読む

南瓜とマヨネーズ(2017年製作の映画)

3.9

臼田あさ美が全部ぶつけた映画。彼女が年老いて認知不覚になってしまったら、あなたは「南瓜とマヨネーズ」で日本アカデミー賞主演女優賞を取ったんですよと伝えてあげたい。
あとオダギリジョーはこういう役やらせ
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マダムのおかしな晩餐会(2016年製作の映画)

4.0

晩餐会での小さな嘘から巻き起こるドタバタ劇…にすぎない。こともない、が、いや、そうではない。
純朴なメイド、マリアと、マダム・アンや周りの小金持ち連中。対比的に、準コメディタッチで描かれるそれぞれの色
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記憶探偵と鍵のかかった少女(2013年製作の映画)

3.8

人の記憶に入り込み、埋もれていた証拠(そしてそれは裁判でも通用する)を持ち帰ってくる「記憶探偵」。
このSF設定は便利で、ある意味安心してストーリーを追える。「記憶を徐々に辿っていくうちに真実が明らか
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ワイルド・レース(2019年製作の映画)

2.8

アメリカの田舎が舞台の映画に自動車修理工場が出てくる確率の高さね。僕らの国では車はそんなに壊れませんよと伝えたい。
まぁ壊れてなくても車いじるのが男のロマンみたいなところがあるんでしょう。マッチョ信仰
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