本作の1999年時点でもピアース・ブロスナンの表情や身のこなしは旧型かっこつけの部類に入っていただろう。それが新鮮でよいのだが。
犯罪ものとしてはゆるゆるだから大人の恋愛を楽しみたいのだが、そこにも捻>>続きを読む
※注意※ジャケットを見るな
むかーしの録画ガチャ、大成功。
最後まで何のことはない愛憎劇を見せられるかと思ったら…!
いや、最後まで愛憎劇だったのは確かだ。しかし作品ジャンルが突然変わってからはいい>>続きを読む
たくさんオマージュ入ってて時折ニヤリとはなるんだが、いかんせん全体的に支離滅裂で…
この話はシンウルトラマンよりよっぽどウルトラマン的だ。というのが一番の感想。
力及ばないんだけど、ジェットビートルやホーク1号に乗り、作戦会議をして人間の知恵や意地をぶつけてみる。及ばないんだけど。そ>>続きを読む
見始めてから、ユマ・サーマンが苦手なのを10年ぶりくらいに思い出した。
くーっだらなくて暇潰しにはよいけどあいにく暇じゃなかったから低評価失礼します。
良い。意外性とか斬新さはないけれど。
ロードムービー部分がちょっと中途半端だったのが物足りなったかな。無理やり両親の無理解を描かず、パパママも変人の部類に入るよねとわかって見ることに安心感と救いがあり>>続きを読む
911は、地球規模の事件だから特に異国では地球規模の政治を絡めた視点で語られがちなのだが、当然そこには何千人×∞の個のストーリーがあって、悲劇の要因が歴史であれ宗教であれ当然そこには遺された子供たちが>>続きを読む
主人公♂は好かんばってん主人公♀はそれなりに。
頼むから為替レート感を先に教えてくれ日本円でどんなもんかわからん(笑)
とてもお手軽なアクションコメディ。
飲んだくれのミセス・コーンフェルドが出てくるたびに笑ってしまう。
アシュトン・カッチャーの演技ってどうなんだと思わされるのだが、数年後ジョブズ役をこなすのだからわか>>続きを読む
それなりに引き込まれたが、何を見ようとして見たらいいのかわからないもどかしさが最後まで続いた。
あえて解釈するなら人間の弱さ醜さを訴える作品なのかなと。
主人公は記憶探偵の子だよね、若干役柄被ってるよ>>続きを読む
ウクライナ戦争の序盤、フィンランドの地政学的な宿命を知った。ロシア(ソビエト)と国境を接する国の宿命。
早く終われ、早く1945を迎えてくれと願いながら観る文字通り一兵卒たちの日々は、淡々と描かれるだ>>続きを読む
スピルバーグはユダヤ人だから、主語が大きいと彼の主義主張の代弁映画と勘違いされうるところ、アヴナーという個にしっかりフォーカスしたことで善悪の偏りを中和していて見事だった。
正義感、いや正義観を試され>>続きを読む
僻地の家族の物語って、なんだか観るのが怖い。でも後悔した記憶がない。結局好きなんだと思う。
10代の頃だったか。レンタル店で作品の背表紙を見て「ギルバート・グレイプ」をERシリーズのアビー・ロックハ>>続きを読む
ルイ・アームストロングからのハートブレイカーからの、You'll never walk alone~!!サンキューリヴァプール、サンキューセルティック、サンキューFCTOKYO。サイコーだぜベイベー。>>続きを読む
結婚について、いろいろ見せるからさああなたも考えて。これだけがテーマなら確かに意図に添えた時間帯はあった。
しかしほとんどは、何を見せられてるの?状態。景色の無駄遣い。よく最後まで見たと自分を誉めたい>>続きを読む
惰性で2作目も見たが、こちらのほうが好み。
聖書の話はついていくのが大変だがしっかりリュック・ベッソンだったから見やすかった。
このレビューはネタバレを含みます
ジャン・レノとヴァンサン・カッセルのタンデムというだけで十分良い、そして金田一系の閉ざされた村(大学)の禁忌に迫る感じもワクワクするのだが、コンビが温まらないうちに終わっちゃった。
肝心の赤ん坊交換も>>続きを読む
世界にはこんなに美しい映画が存在するのか。決して大袈裟ではなく、そう思った。
秘められた、静かに胸にしまわれたユンヒとジュンの過去。降り続く雪のように静謐で柔らかなこの作品がオルゴール(小樽だけに)だ>>続きを読む
なんか試みようとして中途半端に終わってしまった映画、という感じ。
ダメそうな邦題からの実は名品、というパターンに入らず残念でしたー。
実際のところこの映画の魅力の大半はアンバー役の子のキュートぶりで占められる。が、もちろんそれだけではない。
周囲に理解されない同性愛の二人の葛藤を描くだけなら誰にもできるだろうが、古きよき家庭像が順風>>続きを読む
どこまでほんとかわからないけど、どこまでうそでも文句なしの、シラノ・ド・ベルジュラック誕生の物語。生みの苦しみは見てるこっちには生みの楽しみだね。
鍵となる代筆ラブレターは、劇本体とエドモン周辺の2ヶ>>続きを読む
若く美しい、大好きな叔母を事実上殺めた男は恋におちた相手の父親だった。
確かに数奇で歪な状況だが、主人公は藁人形をこしらえたりはしない。辛い記憶と苦々しいナチスの傷痕は、決して復讐劇で克服されるわけで>>続きを読む
すごい映画だと思う。演技も映像も。
でも、ここまで表現してすごくない?以上のものを感じるに至らず、結局個人伝記への苦手意識が克服されることはなかったのでした。
どうでもいいが、そのへんに転がってる>>続きを読む
こういうのは古いファンほど言いたいことたくさんあるやろなと思う。ゴジラもコングもちゃんと追ってなかったけど、何か大事なものぶっ壊してんだろうなと想像はつく。
いろいろストーリーはめちゃくちゃだけどバト>>続きを読む
コンサートバイトをしていた頃を思い出す。男たちの汗飛沫を避けながら、あややのライブでは双眼鏡を象ったカメラを取り締まったものだ。
自分的にもノスタルジーを呼ぶ作品ではあった。逆に時代的ノスタルジーを感>>続きを読む
ブルーインズの試合にもフェンウェイ・パークにも行ったことがあるが、なんというか「こんなやつら」ばっかりだった(ジェフの家族や友人を指す)。そこにアジア人として疎外感のようなものを感じたのだが、アメリカ>>続きを読む
スポ根映画のようだともいえる。
しかし例えば野球とサッカーを同時に映画にはできないところ、音楽はそれを乗り越える。ダンスはそれを乗りこなす。
ミックスジャンルのフュージョンにハートがビートするがHig>>続きを読む
事実は小説より云々。
見てるときの自分の表情を記録しておけばよかった…。
各種のコンプレックスを抱えた者どうしの切ない物語でもある。しかし結局フリッツは、わずかでもマウントをとれる相手にしか「成し遂げ>>続きを読む
雪深いカナダの田舎風景に緊張感と閉塞感を効果的に押し付けられ、サイコ野郎を描く監督もまた最後までサイコであり続けるのではという不安と付き合わされる。
これだけでサスペンスとしては成功しているだろう。お>>続きを読む
崖っぷちおじさんの再起ストーリーという定番といえば定番のネタ。激しいアップダウンがあるわけでもなく題材は地味。でも好きなトーンの作品だった。題名にパリと入れたくなるのはわかるけど、実際のシーンはフラン>>続きを読む
ブツブツ言いながら2作目もすぐ見ちゃったわけですが、前作よりよかったです。終わり方もセルフオマージュみたいな感じで乙。
ただし今さら思う、マチャミにこの役は向いていたのかという疑問。
監督も主人公も「HERO」シリーズの人なら、既視感消す努力してよって思うんだけど、普通の人はわーい小日向さんだ松たか子だって嬉しいのかな。
豪華キャストにオムニバスやらせながら選択肢広げて最後はあーそ>>続きを読む
インディアンズの捕手になるちょっと前のトム・ベレンジャー。
ちょっとハンサムで優柔不断な刑事が警護対象の美女と妻子の間で揺れるという、まあ平凡なストーリーではある。
ただ男女の機微も意外と細かく描いて>>続きを読む
霊的な化け物的な何かに襲われる取り憑かれるよりもよっぽど気味悪く恐ろしいホラー。
サンディエゴ動物園行ってみたいんだよなーーー。
人間のエゴがついに本土を傷つけるよというのが本作のポイントのひとつだが、そのまえの島のシーンはずっと夜で観るの疲れた。
鳥の祖先は恐竜。
非科学がすぎると物語にケチがついてしまうのがこういう映画の脆いところだが、今や当たり前のこの説を90年代前半に採用しているあたりがすごい。(次作は肉食恐竜の子育てと来る)
ヴァラキラ>>続きを読む