天豆てんまめさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

平成狸合戦ぽんぽこ(1994年製作の映画)

3.5

観る前に一番興味がもてなかったジブリ作品。

第一たぬきに全く興味が持てない。

人間が出てこないのかな。

沢山の狸が出てくる映画を観たいかな。

マクドナルドを食べる狸。

テレビに夢中になる狸。
>>続きを読む

ザ・ファブル 殺さない殺し屋(2021年製作の映画)

4.0

アクションもドラマも前作を超えてきた。

岡田准一のアクションが凄い!
予告の印象を劇場で軽く凌駕する。

木村文乃のアクションもいい!
セクシーと愛嬌の塩梅も最高。

敵役の堤真一はやはり芝居がうま
>>続きを読む

フライト(2012年製作の映画)

3.8

「ハドソン川の奇跡」を観てから、本作を観ると、いかにトム・ハンクス(サレンバーガー機長)が立派だったかがよく分かる(笑)

設定は酷似しているが、こちらのデンゼル・ワシントン機長は完全にアルコール&コ
>>続きを読む

はじまりのうた(2013年製作の映画)

4.0

世には冒頭すぐにその世界に連れていかれる映画がある。この映画もその一つだ。

キーラ・ナイトレイの歌声に一気に引き込まれた。キーラ・ナイトレイはコスチューム劇の印象が強いが、本当に多彩で幅広い。今回、
>>続きを読む

マリアンヌ(2016年製作の映画)

3.9

予想を超えて面白く公開当時、劇場で観れて良かった。

「カサブランカ」を彷彿とさせるクラシカルな雰囲気と、ロバート・ゼメキスの戦時中の迫力ある映像再現力と、マリオン・コティヤールの麗しい色気と、ブラッ
>>続きを読む

海がきこえる(1993年製作の映画)

3.7

観始めて、絵柄が薄く軽い感じの印象。

高校時代の高知と大学時代の吉祥寺か。

主人公、普通くんの拓、飄々としてる。

親友の松野君はメガネイケメンの典型。

高知訛りの高校生達の学生生活を観る。
>>続きを読む

紅の豚(1992年製作の映画)

4.0

観始めて、すぐに面白いなって思った。

面白い映画は、大抵冒頭5分で分かる。

紅の豚。ポルコロッソ。豚なのに渋い。

戦時中はイタリア空軍のパイロットだ。

本名マルコ・バゴット。今は賞金稼ぎ。
>>続きを読む

インサイダー(1999年製作の映画)

3.9

マイケル・マン監督×アル・パチーノ×ラッセル・クロウ。

静かなる闘志が湧き上がるような骨太な人間ドラマの傑作。

実際あった事件の記事を映画化で番組名、告発される企業名、プロデューサー名、みんな実名
>>続きを読む

シンデレラマン(2005年製作の映画)

4.0

中年ボクサーの失墜と絶望からの復活。

それを哀しみに満ちたラッセルクロウの渾身の生き様と過酷なラストファイトシーンに本当に震える。

そして、自分も頑張ろうと勇気が湧いてくる。

あまりに辛い状況を
>>続きを読む

おもひでぽろぽろ(1991年製作の映画)

3.0

おもひでぽろぽろ出てくることあります。

平均寿命の半分超えたらぽろぽろ出ます。

家族の事。仕事の事。友人の事。色々と。

主人公の岡島タエ子さん、老け顔ですね。

27歳にあんまり見えない。OL満
>>続きを読む

天空の城ラピュタ(1986年製作の映画)

4.0

初☆体☆験☆

バルス!

言いたかっただけです。
意味は知りません。。

先日初めて「風の谷のナウシカ」を観て、
俄かレビューを書いたら14万を超えるナウシカレビューの中で1番いいねが多かったみたい
>>続きを読む

となりのトトロ(1988年製作の映画)

4.0

歩こう 歩こう わたしは元気~♪ 歩くの大好き どんどんいこう~♪

長男と次男が小さい時、合わせて30回くらい観ているのかな。

結局、人生で一番観ている映画かもしれない。

でも、不思議なことに何
>>続きを読む

火垂るの墓(1988年製作の映画)

3.6

「昭和21年9月21日夜、僕は死んだ」
真っ赤に染まった14歳の清太の台詞から胸に突き刺さる。

辛すぎる。けれど、数年に一度、覚悟して観る。

この情景を焼き付ける意味はとてつもなく深い。

父も戦
>>続きを読む

魔女の宅急便(1989年製作の映画)

3.8

この作品はですね。
2回くらい観てます。

いい話です。
ユーミンの曲もいい。

ほうきに乗って空を飛ぶキキ。
おソノさんいい人。
ウルスラもキキの相談に乗ってくれる。

1人の少女の成長物語として、
>>続きを読む

スラムドッグ$ミリオネア(2008年製作の映画)

4.3

アカデミー賞作品賞受賞。

ダニーボイル×インドの混沌×クイズミリオネア×貧困からの逆転劇✨

ダニーボイルがヒューマニズム溢れたサクセスストーリーを、彼得意のスピーディーなテンポと映像美で見せ切って
>>続きを読む

風の谷のナウシカ(1984年製作の映画)

3.9

初☆体☆験

生まれて初めて、ナウシカを観た。

妻と息子たちが幾度となく(多分10回以上)観ているのを横目でスルーしてきて、我が家では‘人でなし’と言われている。

そんな私が初めてナウシカを観よう
>>続きを読む

るろうに剣心 最終章 The Beginning(2021年製作の映画)

4.0

有村架純の映画だった。
アクションというより、悲運のラブストーリー。

「龍馬伝」を彷彿とさせるリアルな時代劇。それをIMAXで大友監督の映像美学を味わった。

エンタテインメントと激しく怒涛のアクシ
>>続きを読む

ボヘミアン・ラプソディ(2018年製作の映画)

4.5

金ローでつい観てしまうけど、やっぱり劇場体験が突き抜けて最高でした!

当時、評判が非常に高かったけど、軽く超えてきましたね。

クイーンの名曲と人間ドラマががっちり噛み合い、ウェンブリースタジアムの
>>続きを読む

あゝ、荒野 前篇(2017年製作の映画)

4.2

これはまた凄い映画で、、半端ない熱量。

ボクシング映画ではない。
まさしく拳闘という感じ。

仕事も飯もSEXも当たり前の人生の営みとして並列に、でも激しく生々しく描いている。お前らこれが人生だろ、
>>続きを読む

あゝ、荒野 後篇(2017年製作の映画)

4.0

あまりに、あまりに重かった。
2人の決着には、ここまで辿り着かないといけなかったのか。。

前編の怒涛かつアッパーな感じから一転、深く深く内省に向かう。しかし容赦ない。激しさは更に勢いを増していく。
>>続きを読む

最高の人生の見つけ方(2007年製作の映画)

3.9

ああ、時が流れるのは早い。

自分が死ぬ瞬間から折り返して

やりたいこと、やり残したこと、やれなかったら後悔することは何だろう。

映画の中の人生と自分の実人生が脳内で融合されていく。

モーガン・
>>続きを読む

トリガール!(2017年製作の映画)

4.1

土屋太鳳という類まれなる身体能力とど根性精神をもったその素材を120%活かしきった傑作青春映画だと思う。

これはテンポとコメディとストーリーテリングに定評のある英勉監督の手腕が大きい。

とにかく、
>>続きを読む

おとうと(1960年製作の映画)

4.0

市川崑監督って凄い。もっと世界的評価を受けてもいいなと思う。本作の翌年にはキネマ旬報ベストテン第10位の「黒い十人の女」というシャープでモダンな傑作を撮って、数年後には「東京オリンピック」記録映画。ど>>続きを読む

独裁者(1940年製作の映画)

4.0

1940年10月にこの映画がアメリカで公開されたことに驚く。

完全にヒトラーを皮肉っているわけだけど、そのリアルタイムインパクトとチャップリンの勇気は凄いことだと思う。

ユダヤ人の理容師が自分にそ
>>続きを読む

世界の中心で、愛をさけぶ(2004年製作の映画)

3.9

今、時代の空気感は世界の中心で愛を叫ぶなんて、はしたない。この世の片隅に一輪の花を咲かそうよ、という風潮なのかもしれない。逆にInstagramやTwitterでみんながみんな世界中で叫んでる時代かも>>続きを読む

映画 中村勘三郎(2013年製作の映画)

4.0

最初の5分で、涙溢れた。

圧倒的な生命力を放って、
尽きることの無い想像力と挑戦心で
突き進んでいく姿を拝見していると、
今、この世にいないことが、信じられなくなる。

中村勘三郎さんのどでかい人間
>>続きを読む

キューティ・ブロンド(2001年製作の映画)

3.8

陽キャで前向きハッピー気分になれる痛快サクセスコメディ✨

ブロンド美女のエルは可愛くてオシャレで成績優秀なのだけど、政治家を目指す恋人に振られた後、ハーバード・ロー・スクールに進学して、周囲のブロン
>>続きを読む

ミーン・ガールズ(2004年製作の映画)

3.9

虐められても機転とタフさで乗り切るアフリカ帰りの転校生リンジーローハンのスクールカースト青春劇。

学園頂点の意地悪美女のレイチェルマクアダムスとアマンダセイフライドのブレイク直前のフレッシュさ。
>>続きを読む

クルーレス(1995年製作の映画)

3.8

この映画は何だかとっても面白い✨
公開当時、留学していてすごく流行ってた。学校の授業でもスラングの勉強で教材になってたりして。で、アリシア・シルヴァーストーンがとっても可愛い。今、彼女は何をしているの
>>続きを読む

カメラを止めるな!(2017年製作の映画)

4.2

ほんと映画愛が深い映画。そして究極の大人の青春ドキュメント映画。笑って、笑って、最後は泣いた。

公開当時、本当に劇場で観れて良かった。この劇場の一体感はひとり家では味わえない。忘れかけた何かを確実に
>>続きを読む

バイス(2018年製作の映画)

4.2

超面白い。だけど、とっても怖い映画。影の政権支配者、ディックチェイニーの暗躍とその影響の凄まじさ。ただ、アダム・マッケイ監督は元コメディアンらしいトリッキーな演出により徹底したエンタテイメントになって>>続きを読む

スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望(1977年製作の映画)

4.0

歴史はここから始まった。

この時代に、スターウォーズの誕生を劇場体験したかった。

最初から最後まで、とぎれない一気感がある。

ダース・ベイダーの登場
ハン・ソロのかっこよさ
R2D2とC3POの
>>続きを読む

実録・連合赤軍 あさま山荘への道程(みち)(2007年製作の映画)

4.1

この時代に実際起きた当時の空気の怖さを体験できる。

連合赤軍メンバー内の「総括」として仲間殺しに至る集団心理の恐ろしさったらない。

若松監督が「この作品を撮らなければ、死んでも、死にきれない。これ
>>続きを読む

インテリア(1978年製作の映画)

4.0

ウディアレンがイングマールベルイマンに憧れ過ぎて、オマージュを超えて真似に挑戦しているようだが、見事にピーンとした緊迫感と意地悪いユーモアに満ちた静逸な女系家族の物語を綴っている。

海辺の映像も美し
>>続きを読む

ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還(2003年製作の映画)

4.1

第76回アカデミー賞作品賞受賞。

「ロード・オブ・ザ・リング」3部作の完結編であり、ピーター・ジャクソン監督の名作指輪物語を基に創り上げたファンタジー世界の堂々たる集大成。

シリーズの1、2でも作
>>続きを読む

モアナと伝説の海(2016年製作の映画)

4.1

今日は久しぶりに日差しが暑い!

健やかな爽快感に満ちた映画!

この映画は公開当時、劇場で堪能出来て良かった✨

ヒロインのモアナの未知なるものへの憧れと挑戦する心と高らかに歌い上げる主題曲も素晴ら
>>続きを読む