「昭和21年9月21日夜、僕は死んだ」
真っ赤に染まった14歳の清太の台詞から胸に突き刺さる。
辛すぎる。けれど、数年に一度、覚悟して観る。
この情景を焼き付ける意味はとてつもなく深い。
父も戦死、母も空襲で亡くなり、4歳の妹、節子も栄養失調で衰弱死し、清太自身も、、それを分かった上で観る、2度目以降は相当の覚悟がいる。
特に、日に日に衰えていく節子を見ていられない。
脳裏に焼き付いたシーンを書き連ねようかと思ったがやめた。
サクマドロップの缶。
舞い上がる蛍の光。
次、観れるのはいつだろうか。
今はまだ観れない。