観始めて、すぐに面白いなって思った。
面白い映画は、大抵冒頭5分で分かる。
紅の豚。ポルコロッソ。豚なのに渋い。
戦時中はイタリア空軍のパイロットだ。
本名マルコ・バゴット。今は賞金稼ぎ。
宮崎駿は本当に飛行機が好きなんだな。
空賊のマンマユート団を軽くあしらい、
小さい子供たちをわんさか救うポルコ。
酒場でシャンソンを歌う美女。美しい。
酒場の隅にマルコを敵視する空賊連合。
そこに豚が現れる。雰囲気大人の映画。
美女はマダム・ジーナ。ポルコと旧友。
空中シーンは見ていて飽きないと思う。
空賊連続が呼び寄せたカーチスが襲う。
カーチスに撃墜されても余裕のポルコ。
「飛ばねえ豚はただの豚だ」名セリフ!
カーチスに撃たれた飛行機を修理場へ。
修理工場のピッコロおやじと再会する。
孫娘フィオが修理手伝う。可愛らしい。
フィオの明るさと一直線の魅力溢れる。
飛行艇で街中の水上離陸シーンもいい。
ポルコとフィオの空の旅が気持ちいい!
この作品の雰囲気と空中の景色がいい。
フィオの心意気が空賊たちの心を打ち
ポルコとカーチスの一騎打ちが決まる。
ポルコがフィオに、人生を語り始める。
戦争で失った旧友たちの想いを背負う。
ジーナとフィオのWヒロインがgood。
色気のあるジーナの大人の魅力が新鮮。
健気で勇気溢れるフィオの魅力も光る。
さあ始まった!ポルコとマルコの空戦!
空を駆け巡る赤と青の飛行艇のバトル。
最後はコミカルな殴り合い勝負で決着。
加藤登紀子の歌が流れ始め余韻を残す。
ストーリー展開はシンプルで良かった。
宮崎駿監督作で一番ロマンがあるかも。