レクター博士のシリーズ。トマス・ハリスの原作を映画化したのが、以下の5作。
①『刑事グラハム/凍りついた欲望』(1986)
②『羊たちの沈黙』(1991)
③『ハンニバル』(2001)
④『レッド・>>続きを読む
中年の男が、高校時代からの付き合いの妻に、離婚したい、と。妻は職場の同僚とやったんだと。それでなぜか家を追い出されるのは中年男の方で、パット・モリタ?みたいに、ナンパ師の男が手ほどきしてくれて、がんが>>続きを読む
アメリカのダンウィッチという地図にのっていない町で神父が自殺すると、生と死を区切っていた箍(たが)がゆるんで、死者たちが起き上がり、生者を貪り始めた、、、
ルチオ・フルチの3大傑作として『サンゲリ>>続きを読む
ニューヨークで暴れたヤクザを、やんちゃなデカ2人が日本に送還しにやって来ると、、、
☆映画の撮影
リドリー・スコットも、製作の人も、マイケル・ダグラスも、撮影監督のヤン・デ・ボンも、みんな口を揃>>続きを読む
とある映画撮影所つきの映画スターの銀四郎(風間杜夫)と、その恋人で10年前に流行った映画女優の小夏(松坂慶子)と、銀四郎の取巻きで大部屋役者のヤス(平田満)たちの、映画撮影所でのドタバタ。
☆蒲田>>続きを読む
1982年に放送開始されたテレビアニメ『超時空要塞マクロス』の劇場用長編。
☆細かい描写
機体や計機のメカ描写や、背景画はちょっと並ぶものが思いつかないくらいに精密である。さまざまな岩の陰影も、ガ>>続きを読む
死の彼方がどんなかを知りたい組織がありまして、誘拐して、幻覚が見えるくらい、苦痛を与える。苦痛を与えて変様するのに向いているのは、女であるらしく、女たちが拷問される。
☆死の軽さ①
リュシーが散>>続きを読む
ジョディ・フォスターは1962年の生まれ。Filmarksには映画52作品となっている。ジュリアン・ムーアは1960年の生まれで、75作品となっている。ジュリアン・ムーアの映画デビューは1990年と遅>>続きを読む
年上の人と美大生の恋バナ。
☆コンティニュイティ
①遠くに山が連なる群馬と思しき平野で、畑の中から一反ほど先の路上でのやりとりを捉えたロングショット。②これと東京の青梅周辺の各駅でのロケに矛盾は感>>続きを読む
オスマン帝国はヨーロッパとアジアの繋ぎ目であるアナトリア半島のイスラム系の小さな王朝だったが、15世紀半ばに東ローマ帝国のコンスタンティノープルを陥落させ、インスタンブールとして首都とした。バルカン半>>続きを読む
母親(メリル・ストリープ)はロックミュージシャンだが、日中はスーパーマーケットでレジ係のパートで文無し。父親(ケビン・クライン)は金持ちのビジネスマンで、新しい妻を得ている。末っ子の娘(メイミー・ガマ>>続きを読む
アレクサンドル・バスティロとジュリアン・モーリーのデビュー作。予算は3億円に満たないくらいらしい。『ビフォア・サンセット』(2004)と同じくらい。(^^) リンクレーターのと比べたら、予算として高い>>続きを読む
エジプトはカイロの映画プロダクションの女監督が、同じプロダクションの旦那に〜外国映画賞を目の前で持っていかれて、腹いせに斬新で大胆なドキュメンタリーを撮りたいと大号令を出すと、沈没船に潜ることに。>>続きを読む
物を極小化する技術を開発した東側の科学者をアメリカに亡命させたところ、襲撃を受けて、博士は脳出血で意識不明になる。ミクロのままでいられるのは60分であるが、博士はそれを恒常化する新たな技術を知っている>>続きを読む
ハードなPS4用のゲームを制作する会社の中年の経営者・ミシェル(Michèle、或いはmichELLE)の父親は大量殺人犯で、彼が終身刑となった時、彼女はまだ幼かった。マスコミや警察の好奇の目と激しい>>続きを読む
地方検事長の選挙のさなか、優秀な美人検事補(グレタ・スカッキ)が殺害されて、首席検事補で彼女と不倫していた男(ハリソン・フォード)が捜査に乗りだすが、彼は殺人の容疑者として逮捕されて、裁判が始まる。。>>続きを読む
レクター博士のやつ。『ハンニバル』”Hannibal”というタイトルは、ハンニバル・レクター博士のファーストネームを取っているが、食人を表すカニバルcannibalismの連想をあきらかに狙っている。>>続きを読む
1941年、ナチス・ドイツの空爆でベオグラードの街が破壊される。友達のクロを共産党に引き込み、パルチザンの対独闘争という名目で、盗みや武器の闇取引をして、マルコは党内の位置を高めていた。クロが劇団の女>>続きを読む
火宅の人というのは、浮気で炎上してる人のことらしい。桂一雄という太宰治の友人で自身も作家である本作の主人公は、実際に太宰と交遊し、『小説太宰治』なる書物を書いた檀一雄本人である。そうした火宅の作家であ>>続きを読む
地震が起きて地下洞穴と繋がった湖に古代のピラニアがたくさんやって来ると、ビキニで大騒ぎしているスプリングブレイカーズのお祭り軍団が血まつりに。ぶりぶりの馬鹿がたくさん食べられて、湖に鮮血が広がり、沈ん>>続きを読む
ガウェインはアーサー王の妹の子宮から生まれた。しかし娼館と酒場に入り浸り、名誉のない彼は廃嫡者。嫡男となるための冒険は、精神発達の物語となる。
もう少し、余白が必要かな。説明的ではないが、象徴で重す>>続きを読む
82歳となったダリオ・アルジェント御大が10年ぶりに撮ったジャッロ。今回は盲者の恐怖なのだが、退屈な展開である。犯人に追われるシーンはやたらと長い。退屈で長いというのは、意味不明の犯人の執拗な追跡がも>>続きを読む
EOというのはロバの名。劇中では「イオー」とEは短く発音されていた。
トリュフォーの『大人は判ってくれない』(1959)は、少年が家庭でも学校でも支配者である大人と反りが合わず、転々として、ただただ>>続きを読む
2022年公開の映画が、このレビューの時点で9500件を超えているのだが、私がフォローしている人たちを平均すると2.525。1人だけ高めに☆をつけている人はショットについて書いていた。。。
たしか>>続きを読む
ケネス・ブラナーによるアガサ・クリスティの映画化、第2段。
5500万程度で3億5000万ドル以上の興収を得た『オリエント急行殺人事件』(2017)に続く本作は、ダニエル・クレイグの007シリーズの>>続きを読む
レクター博士のシリーズ。トマス・ハリスの小説『レッドドラゴン』をトーマス・マンを監督に起用して映画化するも興収面で惨敗したディノ・デ・ラウレンティスは、本作『羊たちの沈黙』の映画化権を無料で手放したら>>続きを読む
①『ミッション:インポッシブル』(1996)
②『M:I-2』(2000)
③『M:i:III』(2006)
④『ゴースト・プロトコル』(2011)
⑤『ローグ・ネイション』(2015)
⑥『フォー>>続きを読む
昔、海と陸の全てを統一していたアトランティス人たちの王国が海に沈んだ。海人たちは滅びておらず、陸の人間に対する復讐を進めようとしていた。海人たちの王女が灯台守の男との間の子が、危機に立ちあがる。。。>>続きを読む
大学生のアンヌは本をたくさん読む熱心な文学部の学生。学校教師を目指していることにしているが、本当は作家志望。ある日、妊娠していることが判明するが、1960年代フランスでは中絶が禁止されていた。。。>>続きを読む
法曹界にいると思われる中年の男(ヒュー・ジャックマン)は再婚して、第2子ができたばかりだが、前妻(ローラ・ダーン)との長男が情緒不安定になっているからあって欲しいと。自傷行為をしており、新妻(ヴァネッ>>続きを読む
世界3大オケの1つ、ベルリンフィル(以下BPO)の首席指揮者のリディア・ターは、私生活でも他人をコントロールしたがるが、その不手際と不遜な態度のせいで人々は離れていき、しまいに自分のコントロールも失っ>>続きを読む
カール(ハリス・ディキンソン)とヤヤ(チャールビ・ディーン)という若いモデルの2人は、どちらがレストランの支払いをするのかでもめる。ヤヤは伝票が机に置かれても鏡から目を離さず、思わずカールが伝票をヤヤ>>続きを読む
黒猫のマスクを被り、鋭利な爪がついた手袋をつけ、腰にはT字のベルトで自分と一体化する巨大だが、猫のものらしいのをつけた、長身の男が、連続殺人鬼となる。男は愛していた黒猫のパトリックが死んでおかしくなっ>>続きを読む
2013年の夏に宮崎駿の『風立ちぬ』を公開したスタジオジブリは、同年の冬に『かぐや姫の物語』を発表した。高畑勲の遺作となった本作は、製作費が50億円を超える大作となった。興収は25億円に満たなかったが>>続きを読む
超高血圧で体重が200kgを超えた肥満の巨漢は、死に瀕している。彼は作文のオンライン講座を担当する大学講師。子供が小さな頃に、愛する男子学生と暮らすために、妻子を捨てた。その彼が死に瀕して、ずっと会っ>>続きを読む
レクター博士のやつ。原作は『レッドドラゴン』であったが、タイトルにドラゴンは縁起が悪いと思ったディノ・デ・ラウレンティスが”Manhunter”とし、その邦題が『刑事グラハム/凍りついた欲望』となった>>続きを読む