ハミングバードさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

ハミングバード

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アド・アストラ(2019年製作の映画)

3.6

ひとりアポロ計画を今も続けるカーツ大佐と化したひとりの英雄は現代にいったい何をもたらすのか?もたらすものに期待したいだけなのか?息子が生きる今の時代ではそれらは全く見えない。

ザ・フォーリナー/復讐者(2017年製作の映画)

3.5

老いの真っ只中にあるかつてのアクション名優を例えるには、元特殊部隊やスパイといったパターンは約束された興奮にきっちりと応えてくれてとても楽しい。

THE GUILTY/ギルティ(2018年製作の映画)

3.8

根本に、他人を助けたいという気持ちがあるかないかは非常に重要だし、簡単に見分けがつかなくなってること自体が問題だ。

ウインド・リバー(2017年製作の映画)

3.7

都市部から目が届かない場所は確実に存在する。正に目を疑う様な不都合な真実。最近日本でも起こっているインフラ企業へ白昼堂々と行われてきた影のフィクサーの問題も同様にまだまだ目を疑う現実が確かに存在するの>>続きを読む

ヴェノム(2018年製作の映画)

3.5

トム・ハーディの存在感が無ければもっと評価は低かったな。ヴェノムの改心というか転向というか、人間性というか宇宙人性というかもっと丁寧に描かないとね。

22年目の記憶(2014年製作の映画)

3.9

後半のソル・ギョング劇場だけでも観る価値がある。死ぬ直前に息子に見せる舞台は圧巻。泣けた。

オーヴァーロード(2018年製作の映画)

3.7

エンターテイメントコンテンツとしての“ナチス”。アメリカ人はあほか。JJエイブラムスはユダヤ系と聞いているが、大丈夫かぁ?何でもありで、俺は面白かったけど。伍長や軍曹こそが、現場を支えているのはリーマ>>続きを読む

大脱出2(2018年製作の映画)

2.6

確かにC級のテレビドラマ二時間特別篇レベルの出来ですね。

The Witch/魔女(2018年製作の映画)

3.8

まぁ、大筋に言ってこのカタルシスは反撃に転じての復讐劇のなせる技ですね。
多くの大衆はこれをあらゆる場面で求めてるのでエンターテイメントの役割としてはとても重要なことだと思う。普段は人々の頭のなかにあ
>>続きを読む

家へ帰ろう(2017年製作の映画)

3.9

この目で見た事実を語れる人間は戦後70年以上も過ぎたこの世界では少なくなったことも事実。どんどん消費スピード速度が上がる中にあって流行歌の様に忘れ去られて良いものとそうでないものがある。“決して忘れて>>続きを読む

バッド・ディシジョン 終わりなき悪夢のはじまり/悪夢の逃避行(2018年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

勝手に全ての人々へ戦いを挑んで、勝手に勝利しているサイコパスは、哀れではあるがある意味無敵の人なだけに、カタルシスなやっつけ方をもっと研究してお待ちかねの皆さんに提供してくれてもいいのにな。と。

ちいさな独裁者(2017年製作の映画)

4.0

戦争、特にナチスドイツの興隆にはアイヒマン実験に象徴される様な様々な舞台装置が既に先の大戦で大きく傷ついたドイツ国民に用意された。シンボルマークや特徴的な軍服、行進曲等々。人間が、極限状況に追い込まれ>>続きを読む

search/サーチ(2018年製作の映画)

3.3

モチーフは良いんだけど、人間ドラマとしては乏しい印象。悪くないけど。

ブレイブ・ロード~名もなき英雄~(2017年製作の映画)

3.6

文化の違う異国が遠い国への軍事干渉をした場合のギャップがうまく描かれている気がする。感動物語であるのは間違いないが、一人のトルコ軍兵士の人生物語としてとても興味深い。

タクシー運転⼿ 〜約束は海を越えて〜(2017年製作の映画)

3.5

政治とか戦争とか暴力とか欺瞞とか、そんな馬鹿げたことに純粋さが巻き込まれることの哀れさは、“すずさん”のそれに似ている。観るものは、ほぼ皆純粋さを支持するがそれに反して馬鹿げたことを黙認していることに>>続きを読む

蜘蛛の巣を払う女(2018年製作の映画)

3.5

もはや、オリジナルのシリーズ感は全くないけどリスベットの天才ハッカーぶりにもっとフューチャーしても、良い気がする。

殺人者の記憶法:新しい記憶(2017年製作の映画)

3.8

演技とは言え、怪優ソル・ギョングの何が真実かは全くわからなさが面白い。先入観とか既成概念を捨て去る視点はなかなか難しいもんだ。

マイル22(2018年製作の映画)

3.6

イ○れた能力を鍛えられたCIA戦士たちと、シラット使いの三重スパイのアクションてんこ盛りで誰が敵で味方か良くわからないうちにマルコビッチもジエンド。楽しいアクション作品。

運び屋(2018年製作の映画)

4.0

映画と共に老いることを決意したハリーの作品をまた観ることが出来たこと自体、映画に感謝すべきだと思う。どう生きるか、から、どう生きたかへのシフトチェンジは誰もが戸惑うものだけど、ハリーの作品はそんな戸惑>>続きを読む

バハールの涙(2018年製作の映画)

3.2

誰かを守るため、自分が生きるため、そんな戦争も地球のどこかに未だに存在する。年齢も性別も関係なく。

ハンターキラー 潜航せよ(2018年製作の映画)

3.6

現代にあって戦争映画をでっち上げて物語を作るならなかなか無理な設定だがありかも。既に戦争は物語の設定となった現代の賞味期限が無いことを祈りたい。

ファースト・マン(2018年製作の映画)

3.5

AIが人類にとって替われるか否かを真面目に議論出来る時代になっても既に人類が月に何度か到着しているという事実をこんなに忘れていたことに気づいた。人類の解決すべき課題と宇宙は疎遠になってしまったのだろう>>続きを読む

ボヘミアン・ラプソディ(2018年製作の映画)

4.0

バンドを組んだことある人、バンド組んでもろくに演奏出来なかった人、バンド組んでたんだって嘘ついてる人、バンド組んでも楽しくなかった人、バンド組んでみたい人、バンドは社会、バンドはブラボー中隊、バンドは>>続きを読む

ウィンストン・チャーチル /ヒトラーから世界を救った男(2017年製作の映画)

4.0

たとえ家族や友を失くしたとしても奴隷国家に成り下がるのは嫌だろうから徹底的に最後まで戦争を放棄するなと鼓舞する首相は、あの男が歴史的絶対的悪の象徴として規定された今だから安心して観賞出来るが、もしその>>続きを読む

メカニック(2011年製作の映画)

3.4

このシリーズは良かった頃のステイサムが楽しめます。

リトル・ボーイ 小さなボクと戦争(2014年製作の映画)

3.6

日本人としては少し複雑な感情になるシーンもあるけどアメリカの、少年から見た、あの戦争が描かれる。リトルボーイという名前はなんとも。

ラスト・スナイパー(2016年製作の映画)

3.4

スターリンかヒトラーかという究極の選択を強いられた旧ソ連の国民もまた被害者である。ソ連が崩壊して時を経た今だからこそ語れることが沢山あるんじゃないかな。もう少し早く撃つっていたら教師の人生は変わったん>>続きを読む

悪女/AKUJO(2017年製作の映画)

3.5

美人のアクションシーンを見るだけでも楽しいけど、良くある設定を、こねくり倒し過ぎてストーリーにははい込めない惜しい作品。

ザ・キング(2017年製作の映画)

3.4

良くも悪くも熾烈な競争に挑んだ結果権力を手に入れた途端、常に他人の嫉妬を煽るが如くその力を濫用しまくり我が世の春を謳歌し過ぎた結果、嫉妬をエネルギーに替えた猛威達によって一斉に社会からの抹殺を目標に復>>続きを読む

ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書(2017年製作の映画)

3.3

報道は国家でなく国民の為に云々。世界にまだジャーナリズムが存在した時代の昔話し。スピルバーグにはやはり荷が重すぎたか。

コンフィデンシャル/共助(2017年製作の映画)

3.6

北の戦士をヒーローとして、南の刑事を人情味ある憎めない男として描いていて、何だかんだ云いながらも北への尊敬と同じ民族なのに分断されたままの状態への飢餓感がなせる作品パターンだろうな。観るであろうと想定>>続きを読む