ハミングバードさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

ハミングバード

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イエスタデイ(2019年製作の映画)

4.0

偶然手に入れた“他人には無いもの”は世界の至宝。それは自分の夢を叶えてくれるかに見えるけど、手に入れたものは同じく他人には無い名声や大金やそれらに群がる人間たちに囲まれる世界。この、世界の至宝は演じる>>続きを読む

ザ・ピーナッツバター・ファルコン(2019年製作の映画)

3.9

もし、無駄な教養に支配されない人間らしさというものが存在するならば、素晴らしいし出来るならばそういう風にありたいと思うな。

アンノウン・バトル 独ソ・ルジェフ東部戦線(2019年製作の映画)

3.5

その国独特の人間の愚かさが凝縮されるのが、戦争。戦勝国、敗戦国、どちらも多くの人間の犠牲に成り立っている不思議なモチベーションで構成されたものだ。ある意味それも人間らしさ。

デンジャー・クロース 極限着弾(2019年製作の映画)

3.5

久々のベトナム戦争映画、そして豪州製。戦闘の迫力描写よりも普通の現代に生きる人々たちの毎日に置き換えられるドラマが展開される。軍服がグリーンだった最期の戦争ドラマ。人間には大きな過ちとともに大きな力も>>続きを読む

ネイビーシールズ ナチスの金塊を奪還せよ!(2017年製作の映画)

3.3

BS放送で観賞。戦闘映画かと思ったらおもいっきり仲間は死なないハッピーエンドなアクションドラマでした。楽しく観れました。

長沙里9.15(2019年製作の映画)

3.7

分断からさして年月も経たない戦争で同じ国民同士で学生を動員までして勝利に拘ったモチベーションはなんだろうか。親戚や知り合いを殺すリスクは当然存在するはずなんだから。南北両軍には大平洋戦争で学徒の経験者>>続きを読む

1917 命をかけた伝令(2019年製作の映画)

3.9

塹壕での戦闘のイメージが強い第一次大戦のヨーロッパ線戦。俯瞰では無く目前の戦場描写が恐ろしい。何かを成し遂げ様とする人間を産むこと、これも戦争の為せる業なのだろう。

パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

3.8

地下に住む殺人犯の男の臭いに顔をしかめる社長を反射的に刺した父親のシーンがこの映画の全て。

ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY(2020年製作の映画)

3.6

こんな世の中にあってこれだけぶっ飛んだ痛快アクションコメディの存在意義は大きい。楽しかったね。

ジョジョ・ラビット(2019年製作の映画)

4.0

「ねぇ、どっちが勝ったの?」
「僕たちだ」これが全てだ。
滑稽で、汚くて、残酷で、でも優しい大人たちなんかではない、勝利したのは。

工作 黒金星と呼ばれた男(2018年製作の映画)

4.0

実在の人物の手記による映画化であることが一番重要な出来事に思う。報道機関がその役目を放棄した昨今、映画の存在意義は大きい。主演に韓国の、至宝ファンジョンミンを据えたことも素晴らしい。案外日本にはこの類>>続きを読む

ライリー・ノース 復讐の女神(2018年製作の映画)

3.8

ジェニファー・ガーナーいい仕事してますね。
彼女の代表作としても良い位、カタルシス満載の楽しい作品です。全く興味が無かった「デアデビル」観てみよう。

ペット・セメタリー(2019年製作の映画)

3.4

オリジナルの記憶は全く無いけど、キングというより普通のホラー映画として楽しめますね。

男たちの挽歌 REBORN(2017年製作の映画)

3.4

タイトルだけで、即レンタル観賞しましたが、
ウー、どうなんだろう。二時間ドラマ並の満足感かな。

エンド・オブ・ステイツ(2019年製作の映画)

3.8

大統領の信頼性を得ながら国への脅威と闘う24パターンはハッピーエンドへ全力で向かうその展開に安心して楽しめますね。

ヒトラーを殺し、その後ビッグフットを殺した男(2018年製作の映画)

3.9

先日、亡くなってしまった大林監督の世界観を思い出します。大林監督ならタイトルは違ったろうけど、好きな作品です。

マザーレス・ブルックリン(2019年製作の映画)

4.0

ハードボイルドエンターテイメントには、人々の心に、時々渇を入れてくれる力がある。最良のものなら、尚更だ。疑うこと無くその物差しに盲従することはやはりカッコ悪いな。

リチャード・ジュエル(2019年製作の映画)

4.0

例え素晴らしい経歴をもち取り締まるサイドの人間であれ、自分の目の前の利益に目がくらみとても大きな間違いを起こすものだ。そして、その間違いの大きさに気が付き目を覚ます者ならまだしも、許される、やり過>>続きを読む

エンテベ空港の7日間(2018年製作の映画)

3.9

サンダーボルト作戦の何どめかの再映画化。今風に巧く出来ている。やはり、何度も観る価値ある史実。

ターミネーター ニュー・フェイト(2019年製作の映画)

3.6

山田パンダを半年位鍛え直して無理くり何度目かの再結成をさせたかぐや姫のコンサートに行った気分です。でも、見ちゃう。

シティーハンター THE MOVIE 史上最香のミッション(2018年製作の映画)

3.0

あの頃よく手に取った「スコラ」あたりで連載されていそうな劇画の実写化版てな印象でした。オリジナルも知らないけどコアなファン以外はしんどいかもね。

バッドボーイズ フォー・ライフ(2020年製作の映画)

3.3

まぁ、自粛生活の暇潰しにはなるよね。お約束な内容で途中トイレにも行けるし。

僕のワンダフル・ジャーニー(2019年製作の映画)

3.8

また、すぐに生き返って続篇でわんこたちに会えそうな。玩具化する日本の犬生とはやっぱり少し違うね。

ドクター・スリープ(2019年製作の映画)

3.7

特別な能力を持つ人間?たちと対立する集団。そんな原作だったっけ?でも楽しめました。キャンピングカーで集団生活の設定は個人的にはウケタ。

ホテル・ムンバイ(2018年製作の映画)

3.7

ふとした日常にテロリズムが入り込む。これが世界。大災害やパンデミック同様にテロリズムもこの国にも平等に起こり得るという思わないといけないなんてことを考えてしまう。

15ミニッツ・ウォー(2019年製作の映画)

4.0

植民地なんて史実を今のこの時代に感じるのはとても難しい。ソ連(なにそれ?)出身のオルガキュレンコちゃんがアメリカ人教師を演じたそのシャレが効いていて、スナイパーとしてそのスキルを消費された外人部隊たち>>続きを読む

アス(2019年製作の映画)

3.9

もしかして、今のこの状況は全て嘘かもしれないなんて時々不思議に感じる瞬間を凝縮して再体験させてくれる、そんな作品です。

ジョーカー(2019年製作の映画)

3.3

バットマンは楽しく観た記憶はあるけど、復習もしないで本作品を観賞した。先記のスピンオフであることさえ曖昧な把握である自分には、“貧富の差により極悪が生まれる社会の構造悪を批判している”様に感じたけど、>>続きを読む

IT/イット THE END “それ”が見えたら、終わり。(2019年製作の映画)

3.1

DVD観賞。前作ほど楽しめなかった理由は二作目は劇場で観るべき類いの作品なのだろう、ってか映画とは本来そうなのであろうがフィルムからビデオ、そして劇場以外のデバイスでの観賞が多様化され、映画って劇場や>>続きを読む

天国でまた会おう(2017年製作の映画)

4.0

戦争を始めた罪、戦争を止めなかった罪、戦争を利用した罪......
そして、戦場というある意味、治外法権な瞬間で起こる味方に向けられた罪
勝敗にかかわらずその殆どは公平に裁かれることは不可能。戦争の罪
>>続きを読む

パピヨン(2017年製作の映画)

3.8

犯罪者にも人権はありその罪状の程度にもよるが、法の範囲に於いて処遇されるべきではある。マックイーンとホフマンの時代では想像しなかったが、リメイク&実話ということで少し計算してみた。25歳で投獄され38>>続きを読む

アンノウン・ソルジャー 英雄なき戦場(2017年製作の映画)

3.5

国によっては、その独立そして狭い領土に少ない国民を守る為に大国からのもらい事故の様な戦争の大義を突きつけられ、そして国民が泣きながら耐えて参戦した姿こそ、戦争の罪深さである。

グリーンブック(2018年製作の映画)

3.8

啓蒙や教育だけでは決して解決しない差別意識という既成概念に囚われない人間は貴重だし本当の意味で人間らしいのかもしれない。

アド・アストラ(2019年製作の映画)

3.6

ひとりアポロ計画を今も続けるカーツ大佐と化したひとりの英雄は現代にいったい何をもたらすのか?もたらすものに期待したいだけなのか?息子が生きる今の時代ではそれらは全く見えない。

ザ・フォーリナー/復讐者(2017年製作の映画)

3.5

老いの真っ只中にあるかつてのアクション名優を例えるには、元特殊部隊やスパイといったパターンは約束された興奮にきっちりと応えてくれてとても楽しい。