Hookasunity16さんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

  • List view
  • Grid view

OUT(2023年製作の映画)

2.3

これは原作者の実体験ってことかな?
序盤のバカバカしいノリは楽しいが情緒的な部分が入ってワルにも友情や信頼があるんだよ的展開になるとなんか白ける。

主演の倉悠貴もなかなか良かったが誰だかわからないぐ
>>続きを読む

海がきこえる(1993年製作の映画)

2.1

他の方のレビューを見て「まさかそんなに酷いヒロインってことはないだろう」と思いながら見たらなかなかに相当な自己中ヒロインでした。
この「私って可哀想なんだから多少のことは許されるでしょ?」感を許容でき
>>続きを読む

KUBO/クボ 二本の弦の秘密(2016年製作の映画)

2.9

Eテレで鑑賞。
アメリカのストップモーションアニメとは思えないような緻密さでなかなか面白かった。
母方家系が何なのか?とか三味線なのになんでタイトルがなんで二本の弦なのか?とかいまいちよくわからないが
>>続きを読む

PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

2.9

大きな事件は起きずトイレ掃除を生業とする役所広司の日常にさざなみ程度の事が起きる。
正直テーマが何かはわからないし中身があるかと言われると言葉に窮するしインパクトがあるのは古本屋のおばさんの台詞ぐらい
>>続きを読む

エルネスト(2017年製作の映画)

2.3

キューバ危機の裏にこういう日系人がいたよ…という意味では理解。
こういう人たちの犠牲の上に現在の平和があるんだなぁと。
ただ取ってつけたような冒頭と終わりの日本エピソードはいらなかったかも。
冒頭の「
>>続きを読む

宇宙の彼方より(2010年製作の映画)

2.3

モノクロパートカラーで雰囲気は悪くない。
隕石の影響を暗示しているのかも。
でもパートカラーはなくても良かったかな?

ニコラス・ケイジ版も見ているがあそこまで派手ではなく古い感じのジワっとした作り。
>>続きを読む

正欲(2023年製作の映画)

2.2

正直期待していたほど面白くはなかったがそれが原作のせいか演出のせいかは不明。
今まで見てきた朝井リョウ作品の中では一番共感度が低かった。

性の多様化って難しい。
水という無機物に性欲を感じるのと水に
>>続きを読む

岸辺露伴 ルーヴルへ行く(2023年製作の映画)

2.9

このレビューはネタバレを含みます

概ね満足な仕上がり。
作りとしてはドラマ版の延長線上でスケールアップした感じ。
高橋一生はもちろん適役。長尾くんはちょっと合っていない気も…。

木村文乃の旧姓が岸辺で露伴先生の先祖なのに仁左衛門の顔
>>続きを読む

ミラクル・ニール!(2015年製作の映画)

2.8

初めから終わりまでケラケラ笑える。
モンティ・パイソン関連としてはどぎつさもなく(比較的)平和な笑い。
特にデニス関係はずっと楽しい。

Wikiではロビン・ウィリアムズの亡くなる一ヶ月前の収録だった
>>続きを読む

リボルバー・リリー(2023年製作の映画)

2.0

このレビューはネタバレを含みます

アクションものとしては綾瀬はるかの見せ場だけでストーリー性に乏しく期待値を大幅に下回った。
せっかくの銘酒屋の女将という設定も活かされていないし謎の多い暗殺者清水尋也も単なる噛ませ犬的存在。
最後の攻
>>続きを読む

怪物(2023年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

火事を起点に三つの視点での物語が展開する構成は黒澤明の「羅生門」を思わせる。
立場によって印象が大きく異なるのも似ている。
嘘に嘘を重ねることで一番皺寄せが行き可哀想なのは瑛太かな?

女の子が麦野く
>>続きを読む

1秒先の彼(2023年製作の映画)

2.7

岡田くん清原ちゃん目当て。朝ドラコンビですね。
話自体は山下敦弘とクドカンで安定した作りだしふわふわしていて可愛い感じ。

失った一日の訳はしょうもない理屈だったが確かに名字長い人は時間を損しているか
>>続きを読む

ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

2.9

ゴジラの造形やVFX、襲来時の緊迫感などはなかなかの迫力。
話をわかりやすくするためにドラマ部分の余計な描写を減らして特撮に重点を置いているように感じた。
銀座にゴジラが来襲した時のリポーターなどオリ
>>続きを読む

大名倒産(2023年製作の映画)

2.3

終始軽ーいノリでちょっと軽すぎた感じ。
演者が好きなら見て損はない感じ。

そして僕は途方に暮れる(2022年製作の映画)

1.9

大沢誉志幸の歌とは何の関係もなし。
こんなクズの自業自得話にどんな需要があるのだろう?
藤ヶ谷くんのファン向け。
トヨエツがアパートに住めていられるのが不思議。

DOGMAN ドッグマン(2023年製作の映画)

2.8

このレビューはネタバレを含みます

ベッソンらしいドラマチックな展開。アクションもあり。映像も美しい。
キャラも立っていてなかなか楽しめたけど女装するようになった理由とラストはよくわからなかった。
脱走して終わりでも良かったようにも思う
>>続きを読む

あしたの少女(2022年製作の映画)

2.5

物語の半分ぐらいでソヒからユジンに視点が切り替わる作り。
これが本当に韓国のリアルなら非常に酷い負のスパイラル。
特に前半は見ていて非常にしんどい。
こういう映画の問題提起によって改善されていくと願い
>>続きを読む

ヒッチコックの映画術(2022年製作の映画)

2.5

思っていたほど面白くなかったがヒッチコック作品を見直したい気分にはなるぐらいの感じ。
トリュフォーの映画術とは視点が違うと書いてあったがどう考えてもあちらのほうが分析的には上。
若干メリハリに欠けて眠
>>続きを読む

あつい胸さわぎ(2023年製作の映画)

2.5

概ね作りは悪くないと思う。
吉田美月喜と常盤貴子の母娘もいいし奥平くんも良かったが思ったより変な役。
ター坊はうますぎて佐藤緋美とわからなかった。
吉田美月喜はうまいのだがいつもちょっとイライラした役
>>続きを読む

舟を編む(2013年製作の映画)

2.8

原作未読。ドラマが始まったので久々に再視聴。
松田龍平を始めとしたキャストがとても良い。
特に松田龍平は挙動不審な役を演じさせたら右に出る者はいないと思う。
ただ加藤剛も八千草薫ももういないんですよね
>>続きを読む

銀色の髪のアギト(2005年製作の映画)

2.2

とても豪華な声優陣。
すごいスピードでストーリーが展開するがあまり説明がないので理解不足。
TVシリーズとかでじっくりやったほうが良かったかも…。
アニメ的にはきちんとできているし王道的展開。

人間
>>続きを読む

胸騒ぎ(2022年製作の映画)

2.3

このレビューはネタバレを含みます

北欧的雰囲気はばっちりで美しい風景が広がる。
序盤から劇伴が不穏感を醸しだしているのでほぼ予想されるような結末に。

とはいえ最終的に子供目的なようなのに数日間ももてなしたりするしいつでも逃げられそう
>>続きを読む

めがね(2007年製作の映画)

2.3

ゆったりしたオフビート系と言えばまあそうなのだが個人的には価値観の改宗をゆるい感じで迫られているようにも思えて少し苦手かも。

タイトルの意味はなんなんだろう?

アンダー・ザ・スキン 種の捕食(2013年製作の映画)

2.7

このレビューはネタバレを含みます

所々クローネンバーグの「Crime of the Future(初期版)」や初期のアラン・レネ辺りの静謐感やシュールさを感じさせる部分もあって雰囲気は悪くはない。

でもエイリアンの目的とかバイク男は
>>続きを読む

略称・連続射殺魔(1975年製作の映画)

-

あまり感じるものはなかったが感性の問題か?
自分の中の情報量や感受性で左右されるような。
ある意味コンセプチュアルアートとも言えるように思う。

大忍術映画 ワタリ(1966年製作の映画)

2.3

白土三平は大激怒らしいがそれなりに面白かったし抜け忍や階級闘争もそこそこ描かれていた。
Wikiをみると赤影との関係性がわかって面白かった。
横山光輝は忍者活劇だから問題ないだろう。

アクションもな
>>続きを読む

長いお別れ(2019年製作の映画)

-

山崎努を筆頭に出演陣は悪くないけど進みゆく認知症を描いている以上の感想はあまり抱かなかった。
中村倫也の下りとかもあまり効果的に思えないし、冒頭の遊園地でのエピソードも特に冒頭に入れるほど重要に思えな
>>続きを読む

アイスクリームフィーバー(2023年製作の映画)

2.8

出演者がほぼきれいな女優さんという目に優しい作品。
映像はポップ感溢れているが内容は微妙にシンクロしているかしていないかの群像劇で展開はあまりないかな?

後から原作が川上未映子としってなんとなく世界
>>続きを読む

少女は卒業しない(2023年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

U-NEXTにて視聴。
河合優実目当てで見始めたのだが雰囲気が「桐島、部活やめるってよ」に似ているなと思ったら原作が朝井リョウで納得。

「桐島~」ほどキャストは豪華ではないものの高校生活最後の二日間
>>続きを読む

今はちょっと、ついてないだけ(2022年製作の映画)

2.2

深川麻衣目当てで視聴。
ゆるい感じかと思っていたが割りとハートフル系ではある。
今はついていない人たちで役割分担して仕事をしていく方向で展開するかと思ったけどそういう訳でもない。

時代設定がやや古め
>>続きを読む

砂時計(2008年製作の映画)

2.6

このレビューはネタバレを含みます

原作者の代表作とのことにて視聴。原作は未読。
夏帆と池松壮亮の初々しい演技が良かった。

序盤でハッピーエンドを予感させているのでとりあえずは安心して見られたが自死を予感させる展開が多く少しハラハラし
>>続きを読む

夜が明けたら、いちばんに君に会いにいく(2023年製作の映画)

2.3

このレビューはネタバレを含みます

久間田琳加目当てで視聴。
王道の少女マンガ的なキャラ造形は若干気になったけど映像はなかなか美しかった。

気になったのは娘を家政婦ばりにこき使う母親とペンが盗まれた特に茜を庇わなかった癖に上からな青磁
>>続きを読む

銀平町シネマブルース(2022年製作の映画)

2.7

監督と脚本から想像していた作風と違ってハートフルな映画愛に溢れる作品。
個人的には異常に涙もろいキャラの吹越満が良かった。

壁に貼ってあった映画のラインナップが「カサブランカ」ばかりかけているような
>>続きを読む

ぬいぐるみとしゃべる人はやさしい(2023年製作の映画)

2.3

このレビューはネタバレを含みます

細田佳央太や駒井蓮など演者やテーマはいいと思うが駒井蓮の急激な引きこもり化や立ち直りが不自然だった。
たまにぬいぐるみ目線が入ってくるので人格があるのかな?と思わされるがそうでもなさそう。

ぬいサー
>>続きを読む

忌怪島/きかいじま(2023年製作の映画)

2.3

このレビューはネタバレを含みます

メタバースに呪いが混在するというアイディアは面白い。
これは呪いの鳥居を通じて現実と仮想空間がシームレスになってHMDを使わずとも被体験者になれるようになったという解釈でいいんでしょうか?
HMDいら
>>続きを読む

心の傷を癒すということ《劇場版》(2021年製作の映画)

2.8

ドラマ版も見ていたが映画版としてまとまったことで削られた不足感もなくむしろ通して見ることでの一体感が増しているのでは?

やはり他人の心のカウンセリングをするには心の弱さや傷つきやすさを知っていないと
>>続きを読む