Hookasunity16さんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

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悪は存在しない(2023年製作の映画)

2.8

このレビューはネタバレを含みます

一番面白かったのは紛糾する説明会の部分かな?
説明に来ている人たちはともかくコンサルタントの胡散臭さがいかにもありがち。
他の方のレビューを見ると何箇所か笑い声が上がったとあるが個人的に笑いどころは不
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パレード(2024年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

藤井道人作品は叙情性・喪失感・暴力性・社会性のバランスを感じており近作では暴力性が突出傾向に思えていた。
だが今作は近親者の死に接した影響か叙情性と喪失感が大きな割合を占めとても自分好みな作風。
キャ
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神様のカルテ(2011年製作の映画)

2.0

ドラマ版は視聴済み。あまり印象は変わらない。
主人公夫妻の浮世離れした感じが好きならハマるかも。

マルドゥック・スクランブル 排気(2012年製作の映画)

2.2

部分部分は悪くなかったが刺激的なエピソードを繋ぎ合わせただけのように感じられ結局大したことは描かれていないような気がする。
ガンアクションも無駄に長い。

マルドゥック・スクランブル 圧縮(2010年製作の映画)

2.3

ウフコックのモチーフはアルジャーノン~かな?
万能すぎるが火器は別に持った方がいい気も。
近未来SF感ある展開は悪くないが少し食い足らなさも。

流転の地球/さまよえる地球(2019年製作の映画)

2.2

原作者が三体の人と知り視聴。
映像の美しさと迫力は凄いものがあるがあまり感情移入できなかった。
三体は面白かったんですが…。
主人公が素人のくせに色々できたり自己中だったりのせいかな?
宇宙船内の描写
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ある閉ざされた雪の山荘で(2024年製作の映画)

2.0

このレビューはネタバレを含みます

演者はよかったのだが…。
これをトリックとして成立させるのは問題点が多すぎて実際には至難の業だろう。
そもそも外部の重岡大毅が加わっている以上公募オーディションだと思うのだが自分の知らない所で名前が使
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県警対組織暴力(1975年製作の映画)

2.8

「狐狼の血」の元ネタ的位置づけ。
個人的には悲哀があって「仁義なき戦い」シリーズより好き。
続けてみると同じ役者が違い役回りをしているので劇団みたいで面白い。
やはり菅原文太がとても良い。

仁義なき戦い 代理戦争(1973年製作の映画)

2.5

人間関係が複雑な上に1,2作目に出ていた俳優が別の役を演じているので更にややこしい。

仁義なき戦い 広島死闘篇(1973年製作の映画)

2.7

広能は主役なのにやや取ってつけ感あり。
ヤクザの方はこれを見れば得するのは上だけだ、とよく判りそうなものだが…。
広島はここから「孤狼の血 」までなんにも変わってなさそう。

仁義なき戦い(1973年製作の映画)

2.5

なんとなく敬遠していたので今更視聴。
タイトル通りの展開で筋を通しているのは文太さんと梅宮辰夫くらい。
ヤクザの実態はこんなもんで狡い人がのし上がるんだろうなぁ…。
個人的には任侠の世界のほうが好感持
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ゆとりですがなにか インターナショナル(2023年製作の映画)

2.7

ドラマが好きだった人なら乗れる感覚だけど初めてだとウザいかも…。
充分面白いのだが話の範囲が狭くなっちゃったかな?
掻き回してくれる山岸みたいな強烈なサブキャラがない(出演はしている)のも一因かも。

聖闘士星矢 The Beginning(2023年製作の映画)

2.1

原作は未読。
思い切りハードルを下げてみたのでそこそこ楽しめたが前半やや眠気を誘う部分があったのと星矢が一人前になった所で終わってしまって残念。

アクションCGも悪くはないのだがアヴェンジャーズクラ
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宇宙人のあいつ(2023年製作の映画)

2.2

それなりには面白いが配信で充分。
中村倫也筆頭に出演者のファンなら見ても損はない出来。

HELLS ANGELS(2008年製作の映画)

2.0

ラフな感じの作画が疾走感を感じさせるところは悪くないが話が致命的につまらなすぎる。
セリフの感じだといろいろなオマージュが入っていそう。

アナログ(2023年製作の映画)

2.1

安直な感動ものにしすぎ。
携帯を持たないからアナログって言う感覚も疑問。
なかなか進展しない恋。それをアシストする友人たちがすれ違いの原因を突き止める…という展開もありがち。

二宮和也の「嘘だろ…?
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キングコング対ゴジラ(1962年製作の映画)

2.1

エンタメプロレス路線ではあるが今でもリメイクされるのは先見性があったということかも。
今となっては差別丸出しの南国描写はなかなか貴重。

サムライマラソン(2019年製作の映画)

2.4

公儀隠密多すぎ笑。
前半はイマイチに思えたが後半各人の思惑と構図がわかってきたらそれなりに楽しめた。
監督は「キャンディマン」の人で劇伴は同じくフィリップ・グラス。
なんで?

白鍵と黒鍵の間に(2023年製作の映画)

2.4

南博の原作で主人公を南と博で分ける意味が??
周りの人がナチュラルに接しているので時間軸がずれている設定なのかな?
ジャズの雰囲気がなかなかいい部分もあるのであまり奇抜な設定でないほうがわかりやすそう
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関心領域(2023年製作の映画)

3.0

A24制作だと制作意図を若干勘ぐってしまうのだが…。

壁一枚隔てた場所で行われている大量虐殺を横目に展開される隅から隅まで秩序だってコントロールされている日常生活が緻密な映像で展開されることで無関心
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ひとりぼっちじゃない(2023年製作の映画)

2.0

正直さっぱりわからない。

序盤シュール系かと思ったが馬場ふみかが何なのかを含め若干ホラー風味。
井口理はあんな感じなのに馬場ふみかが付き合ってくれるのなら実害はないのでそのままの関係でよいのでは?と
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永遠の831(2022年製作の映画)

1.9

全然はまれない内容。
申し訳程度に政治やテロを絡ませたりするところにお手軽さを感じる。
攻殻~とか手掛けている人のようだが何にでも陰謀論とか入れればいい訳ではない。

CGアニメーションなのか動きがず
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女は二度生まれる(1961年製作の映画)

3.0

若尾文子はさほど露出している訳でもないのになんという艶っぽさ。
俗っぽい内容にも関わらず濁流の中から清流が産まれるような相反する印象。
フランキー堺も出ているけどさほど活躍せず。
傑作。

フラ・フラダンス(2021年製作の映画)

2.1

福原遥とディーン様は正直不動産の前にもここで共演していたとは…。
でも主人公は恋愛を意識するような状態ではなかったのでは?

展開はありがちな感じでつまらないわけでもないけど特別面白いとも言えないよう
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モスラ2 海底の大決戦(1997年製作の映画)

2.2

山口紗弥加と満島ひかりって意外と年齢差があったのに気づく。

ゴーゴは少し安っぽくファービーのパチモンのようでおしっこを掛けられて復活というのは変な性癖のスタッフでもいたのだろうか?
全体には子どもの
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1%er(2022年製作の映画)

2.6

この監督と主役の組み合わせで視聴するのは「地獄甲子園」以来だが期待に違わず面白かった。

でも例えば最近の韓国のアクションものなどに比べると若干の仕掛けはあるものの物語の幅が狭いのが残念ポイント。

幕末太陽傳(1957年製作の映画)

2.6

フランキー堺の味のあるキャラクターにつきる。
古典落語の織り込みはニヤリとさせられるが正直高杉晋作は若干なんで?感ある。

現代で終わる幻のラストがあったそうだがオープニングが現代なのでそちらのほうが
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Winny(2023年製作の映画)

2.4

⾦⼦氏の不器用さは東出昌大の不器用さに通づるように感じる。

この映画の描写がどこまで事実に即しているかは不明だが著作権者側の視点がなかったり並行して警察の内部告発を入れるのは印象操作のようで却って悪
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地球へ・・・(1980年製作の映画)

2.3

今見るとコンピューターによる管理社会とそれに立ち向かうエスパーという割と定番な展開。(サイボーグ009とブラックゴーストとかと同様)

とはいえ当時のSFとしてはそれなりによくできているように思う。
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虎の洞窟(2023年製作の映画)

2.7

山月記にハムレット要素があるとは思わなかったがなかなかしっくりきた。
窪田正孝は迫力のほぼ一人芝居でなかなかよかった。

ただ最近中島敦が女子学生に手を出しまくっていた話を聞いたためか何か白々しさを感
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Prelude ~プレリュード~(2023年製作の映画)

2.8

土屋太鳳の超真面目でストイックで完璧主義な部分がそのまま出ている。
監督が主役までやっているのは自分でなければ表現できないと思ったのだろう。

有村架純との仲の良さも感じられるし家族総出だしで出演者は
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CRANK-クランク-(2023年製作の映画)

2.9

全く持ってどうでもいい話にも関わらずなかなか惹かれるものがあるという不思議な作品。
高良健吾は自分を謝罪会見でいれるとか熊本上げいれるとかなかなかセンス高い。

COUNT 100(2023年製作の映画)

2.2

割と教訓めいた結末で玉木宏って意外とモラリストなんだな~と。
やや展開がありがちなのが残念。