PROKINJRさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

ロケットマン(2019年製作の映画)

3.7

エルトンのレコード引っ張り出してきて、聞き直してからの視聴。没入感はバッチし

確かに、うまくエルトンジョンという人間性を掴むことに成功しているのではないか。

しかし、これはエルトンでなくても成功者
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灼熱の肌/セックスとパーティーと嘘(2009年製作の映画)

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私もみなさんと…以下同文

気がかりといえば、この映画のタグがコメディであること。コメディ?

カリブの白い薔薇(2006年製作の映画)

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私もみなさんと同じ動機で、同じ感想で、同じ評価でしょう。

これ以上言う必要もあるまい。

未来惑星ザルドス(1974年製作の映画)

4.5

はい、えぐい

系列としては、アンダーザシルバーレイクやジョーカー辺りといえば伝わるだろうか。

含みがあり、いや、含みというより、
余白、隙間のようなものがある作品の一つだ

深い意味関係や、メタフ
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クロニクル(2012年製作の映画)

3.3

ドキュメンタリー風に仕立てて、カットをいかにもなホームビデオ感にすれば、親近感や身近な雰囲気が出るから、楽しい青春な瞬間を共に過ごしたように思わせることが狙いかな?

超能力である必要が思いつかないほ
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黒い司法 0%からの奇跡(2019年製作の映画)

3.6

悪くない。このような知るべき事件を知るきっかけの媒体として映画は優れているし、ドキュメンタリーというだけにならないように、映画というものを考えた構成である。

見た方が良いし、自信を持ってお勧めをでき
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サウスポー(2015年製作の映画)

3.7

なかなか立派な気分にさせてくれた映画

一番好きなシーンは、最後の試合での10Rあたりの椅子から意志で立ち上がる所だ
煽り方も含めてとてもかっこいいし、何かを強く連想させる余白のあるシーンでもあった
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ベイビー・ドライバー(2017年製作の映画)

3.3

確かに、アドレナリン出て興奮するし、楽しい作品だ

役者もメンツがえぐいし、犯罪者としての危ない雰囲気を常に演出できていた。

ではなぜこんなに満足感がないのだろう

何故なら、単にカッコいい映像を紡
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X-MEN:アポカリプス(2016年製作の映画)

3.5

なにか、ワクワクして面白そうと思う矢先、敵陣にスポットが当たり、敵陣に対し興味を示すと同時に、カットが変わり…と

そんなことが中盤まで続き、後半からの決戦は眠くて仕方ない。興奮がない。
それには、主
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アムステルダム(2022年製作の映画)

3.8

実話を描くにあたって、この3人を最高の形に仕上げた作品。

否定的な意見の方々も、この主要メンバー3人のキャラの完成度、間合い等々は敬服の一点であろう。

確かに、この映画全体の薄味感や、退屈さはある
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女は女である(1961年製作の映画)

3.8

女とは、後天的に身につく固定概念に囚われた形式に過ぎない。という考えが馴染み深くなって来た近頃。

この映画は、女と男は元来全く別の生き物であるとして語られる。
アンナ演じるアンジェラとエミールのディ
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ゴーストバスターズ/アフターライフ(2021年製作の映画)

3.7

皆の言う通り、案外面白かったと思わせる作品

私達が見たい続編映画とは、続編という期待値を超える責任や、お約束の展開等を踏まえた映画ではなく、本当にそのキャラたちが紡いだ世界と、そのキャラの行く末を見
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gifted/ギフテッド(2017年製作の映画)

3.8

問題は彼女の意見に帰結する

早熟だからといっても社会貢献を取るのか、自分の人並みな人生を選ぶのかの判断を決めねばならないのか。
少年法にも摩擦が起こりうる話だ。

さらに、ギフテッドである彼らからし
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(500)日のサマー(2009年製作の映画)

4.3

恋や愛を描くのではなく、
恋や愛を通した500日後の彼の変化を描く

つまり、それらに対しての答えは、うやむやで終わっていて、定義は一個人として留めたもの。


 恋愛映画として一つの重要な点がある
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機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島(2022年製作の映画)

3.4

ガンダムには珍しい

テーマがない作品であった。
ピッチの切り替えがほぼなく、淡々と同じテンポでエンディングまで駆け抜けた印象

グッときたシーンがあるとすれば灯台のアクセント。
灯台をガンダムの演出
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夜の人々(1948年製作の映画)

3.8

ノワール作品として期待を超える素晴らしい作品であった。

この映画の男女の恋愛の形は、今見れば問題(男女格差)であろう。しかし、その時代に即した形で存在する素晴らしさがあるため、否定はできようもない。
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ONE PIECE FILM RED(2022年製作の映画)

2.0

かなり昔に見ていたチェック忘れ
ぐらいの印象の映画

ワンピースフィルムZのような少年誌の映画化を期待したが、ライブを見せられる。

これで不満を表してはいけないと思い、価値基準を頑張ってライブにチュ
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アンチャーテッド(2022年製作の映画)

3.7

全員いい仕事してる

けど、伝えたい作品性が大きく欠けている

軽い映画です
語るべき点も特になし

しかし楽しめる娯楽です

ブレードランナー 2049(2017年製作の映画)

4.2

この主人公は、このブレードランナーの世界で一番不幸な「人間」だ

愛するものは、皆を愛す商品であり、そこに特別はない

抑圧された不満も、組織化して自分を特別視することのできない規模にある。
言い換え
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SP 野望篇(2010年製作の映画)

4.0

再視聴、原作既読、ドラマ視聴済み

この原作の金城さんのリアルで緻密なシナリオと、時折入るギャグがこの映画ないしドラマを最高の娯楽に引き上げている。

テーマは、ぶっ飛んだと感じていたが…
この危うい
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ストーリー・オブ・マイ・ワイフ(2021年製作の映画)

4.0

いい映画でした
雰囲気づくりが際立って素晴らしい

背景となる時代を考慮した街中は匂いさえも伝わりそうなほどの映像美
音楽も耳に残る音色かつ、この映像にとてもマッチしていた

今回の映画は主人公から見
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ジャスティス・リーグ:ザック・スナイダーカット(2021年製作の映画)

3.8

まずは、流石に疲れたと言いたい

ウォッチメン同様、わざわざ円盤購入
ウォッチメン同様、10分区切りでの演出が際立つ

ザックシュナイダーの降板理由等々を知らずに見て逆に良かった気がする。
情状酌量の
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底知れぬ愛の闇(2022年製作の映画)

2.9

はてさて何を伝えたかったのか

結婚とは永遠の肉体関係を保証する契約と言われるように、長い期間を通してお互いが歪んだ形で絶えず
女性として、男性として、のアピールをしている

のか?

アナデアルマス
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華麗なる大泥棒(1971年製作の映画)

4.2

ストレートで変な邪推も入らないような濃密な大衆娯楽映画であった

びっくりするくらい危険なスタントを自分でこなすジャンポールベルモンド

トムクルーズ系譜とは良く言ったw

内容もしっかり考えられてい
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デス・ウィッシュ(2017年製作の映画)

4.0

序盤キャラ紹介を少しミスった感でスタートした気がするが、後半につれて面白さが加速した映画であった

後半は面白さのグラフが下がることなく、絶頂でエンドを迎えた稀有な作品だと思う。

ちょくちょく、イン
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ブレット・トレイン(2022年製作の映画)

4.2

面白い!

サブスク等々で家で見るより映画館の方がアクション迫力の質が上がることで、この映画の絶妙なコメディとアクションのバランスをうまく取ることに成功している。

シナリオは文句なんて付けようもない
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サマリタン(2022年製作の映画)

3.5

スタローンがアイスを頬張る姿と、老いた身体を張ってヒーローする姿の両極端を見せるという。

なんともスタローンを愛せと言わんばかりの映画

いつまでも憧れです

ラストナイト・イン・ソーホー(2021年製作の映画)

4.6

久しぶりにすごいものを見てしまった

雰囲気作り、シナリオなど、様々な良さを皆が語る上で私は男女についてこの映画を説こうと思う。

田舎者の少女はやはりナンパの類に驚き、恐怖を覚えるだろう。

この前
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ウォッチメン アルティメット・カット版(2009年製作の映画)

3.6

わざわざ円盤購入で初視聴

原作の存在は知りつつも、はじめての接触

全てのシーンが決め画として成り立っており、10分くらいのかっこいい映像を繋げて作り上げたような映画

つまり、統合性がなく接合にあ
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X-MEN:フューチャー&パスト ローグ・エディション(2014年製作の映画)

3.6

今回は、ウルヴァリンという圧倒的個性のキャラがいることで、ヒーロー映画を期待したが、個性がナーフされ、ヒーロー映画を諦めたとしか思えない作品であった。

面白い演出もしばし見受けられ、退屈をさせないよ
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X-MEN:ファースト・ジェネレーション(2011年製作の映画)

3.5

テーマは面白いが、ワクワク感もなく、ヒーロー映画モノの意義を果たし尽くせていない消化不良感

論文なら読んだが、映画でわざわざ見るほどの深い知見もなく

ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ(2021年製作の映画)

3.7

子供向けヴェノムがやっぱり気に食わない

ピースフルだからこそ、サム・ライミ作
ヴェノムのヒリヒリする邪悪感を冒涜されている気分になってしまうw

決着のつき方は、もう少しインパクトがあってもいい気が
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長崎の郵便配達(2021年製作の映画)

3.7

よく言えばお金をかけて映画に仕立てたドミュメンタリー
悪く言えばホームビデオlv.2

基本的に長崎と密接な関わりを持つ外国人の家族という事であるから、長崎として見るべき必須コンテンツではない。

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インディ・ジョーンズ/最後の聖戦(1989年製作の映画)

3.9

シリーズで一番地味かつ、コミカルな冒険ではなかろうか。

前作までの勇敢なインディの違った面を見せる事で飽きさせないと同時に、より親近感が湧き好いてしまう。
そんなシリーズ物の悩ましい問題へのアンサー
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