blacknessfallさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

マッシブ・タレント(2022年製作の映画)

4.7

今年のNo.1かな。

『マッシブ・タレント』 ザイ゛ゴォ゛ォ゛ォ゛ォ゛ォ゛オ゛オ゛オ゛オ゛オオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
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ミンボーの女(1992年製作の映画)

3.8

マルサ・シリーズは観てたけどミンボーは初めて観る。

当時、問題になっていた意図的にトラブルを仕掛けヤクザが民間人、民間企業を揺すり恐喝する民事暴力を題に取った社会派コメディ。

マルサと同じで社会問
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ファウンド(2012年製作の映画)

3.9

鑑賞が配信メインに移行してから再鑑賞が増えてるんだよな、積極的にそうしたいわけじゃなくて検索してて昔観たのが出てくると、懐かしさやオチだけ思い出せず、もう一度観るか、てノリでつい観てしまう。

これも
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ドント・ブリーズ2(2021年製作の映画)

3.2

あの盲目のキリング・マシーン爺さんが帰ってきた。
舞台は前作から8年後、爺さんは一軒家でローティーンのフェニックスという少女と暮らしていた。そんなある日、武装した数人の男達が爺さんの家を襲撃する。奴ら
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コン・エアー(1997年製作の映画)

3.7

上弦とまではいかなくても下弦の上ぐらいのケイジ者なんでコン・エアーは5回ぐらいは観てるんだよ。
もうすぐ、ケイジがケイジ本人を演じる『マッシブ・タレント』が公開されるからケイジ慣れ、ケイジ肩を温めてお
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マネーショット Pornhubは語る(2023年製作の映画)

3.8

多くの女性の方はご存知ないであろうが、アダルト動画投稿サイト世界最大手のPORNHUBが突如アップされた動画を大量削除したことは世界中の野郎どもに衝撃を与えた。「俺のお気に入りのアレが消えちまった😖💦>>続きを読む

ハロルドとモード/少年は虹を渡る(1971年製作の映画)

3.6

最初に断っておく。これはレビューと呼べるシロモノじゃない。
不意にごみ溜めに突き落とされたおれの憤懣の吐露と耐え難い腐臭を放つある真実の赤裸々な暴露だ。

なので真っ当な映画レビューお求めの方は読まな
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エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022年製作の映画)

4.3

人生に行き詰まった中年女性が自分を見つめ直して再生する極めて地味なヒューマンドラマにハイパーアクションにおバカなギャグをギッチリ詰め込みマルチバースを使って有り得ないほど奇想天外なコメディー映画にした>>続きを読む

カフカ「変身」(2019年製作の映画)

3.6

花粉症が酷すぎて映画館に行くのが困難なんだよ。いつ鼻が決壊するのか不安でさ👃💦
そしてひとたび決壊すると集中できないし、そうなると家でなんか観るしかないってことに。

超有名な古典の映像化、衝撃を受け
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サーカス・オブ・ブックス(2019年製作の映画)

4.2

長年に渡りゲイ・コミュニティとして機能したゲイ専門のアダルトショップのドキュメンタリー。

経営者がユダヤ系のご夫婦👴👵で本作の監督がその娘👧さん。掴みからインパクト大きいよな笑
このご夫婦👴👵がポル
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プリズナーズ・オブ・ゴーストランド(2021年製作の映画)

1.0

監督が性犯罪者でそれをアシストした俳優が出てるから観るの二の足を踏んでたけど、ケイジ映画だしアマプラに落ちてきて無視しきれなくて鑑賞。

これはあれだな。当代一のケイジ者で在らせられるナイトウミノワさ
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ビューティ・ペア 真赤な青春(1977年製作の映画)

2.7

その存在は知ってたが鑑賞機会がなかったビューティペアの映画を東映オンラインシアターが期間限定公開してくれた。

ストーリーは悪のライバルペアとの死闘と並行して二人が全女に入団しビューティペア結成までの
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ガール・イン・ザ・ピクチャー:写真はその闇を語る(2022年製作の映画)

4.1

こんなあらゆるイヤミスやノワールを凌駕する絶望的で猟奇的で魂を圧迫されるような話が実話だなんて絶句するしかない。

轢き逃げされ瀕死の状態で救急搬送された若い女性が治療のかいなく亡くなった。
彼女の夫
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ブレスラウの凶禍(2018年製作の映画)

3.9

中世の拷問を模してた連続殺人鬼、被害者には簒奪、中傷と彼等の罪を示すタトゥー彫られていた。明きからに殺害を世間の目に晒すことを意識したショーアップした殺害方向。
完全に『セブン』を意識したポーランドの
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「鬼滅の刃」上弦集結、そして刀鍛冶の里へ(2023年製作の映画)

-

たまに点数つけない人いるよね。映画に点数つけるなんておこがましいとか感動を数値化するのは不可能とか言って。おれはそれは逃げだと思ってたんだよ、評価を表明することへの。細かなものは数値では伝わらないけど>>続きを読む

霊幻道士2/キョンシーの息子たち!(1986年製作の映画)

3.3

再見なんだけど前に観たのが子供の頃だったからかなり印象が違った。
前作がスマッシュヒットして思いの外キョンシーが子供に人気が出たもんで本作は子供のキョンシーが出てくるんだよ、そしてE.Tをパクって子供
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反則王(2000年製作の映画)

3.5

エグい降りだよな、雪🌨️ 去年大枚はたいて買ったGORE-TEXアウターの高い撥水機能を確認できて無理して買って正解と思えたことだけはよかったけど、寒いし道が悪くて足を取られて消耗させられてまいった。>>続きを読む

レリック ー遺物ー(2020年製作の映画)

3.4

エドナお婆さん👵は突如失踪してしまい警察から連絡を受けた娘のケイと孫娘のサムはお婆さんの家に向かいました。

家は雑然としたごみ屋敷1歩手前の惨状、そしてそこかしこに"薬を飲む""名前はエドナ"とか様
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男はつらいよ(1969年製作の映画)

2.8

「寅さんはパンクだ」(たった一人でも悪に立ち向かうから)
デヴィッド・ボウイに帯同して日本に向かう飛行機内✈️で寅さんを観たイギー・ポップはそう言って絶賛したんだって。そして浅草に直行して雪駄まで買っ
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グランド・ジョー(2013年製作の映画)

3.4

我々ケイザー(ゲイジ崇拝者)はケイジがメタル好きだってのは常識なんだけど、最近、ブラックメタルにまで手を出してることはあまり知られてないと思う。
主にノルウェー🇳🇴のブラックメタルが好きで中でもディム
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YUMMY ヤミー(2019年製作の映画)

3.5

巨乳であることで男達から卑猥な視線を向けられる人生にうんざりなアリソン(Fカップ)は減乳手術を決意、東欧の有名美容形成外科に美容形成狂いの母と彼氏のミカエルを伴い向かう。
着いて早々ゾンビが現れる。
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レフト・ビハインド(2014年製作の映画)

2.5

今年初のケイジ映画だよ。
もっと早くケイジを観たかったけどコロナで弱ってたからな、衰弱してる時にケイジは無理だよ。胃が弱ってる時に油が強い肉とか食えないのと一緒で、ケイジにしても肉にしても精はつくけど
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キャビン(2011年製作の映画)

4.3

確実にもう絶対的にあるじゃないですか、オチの強烈さが何よりの売りの映画って。古くは『猿の惑星』やちょっと古くは『シックス・センス』とか。こういう映画は初見の時の驚きこそ肝なんで時間が経っても観てない人>>続きを読む

嗚呼!! 花の応援団 男涙の親衛隊(1977年製作の映画)

3.2

三部作の最終作。
また青田赤道役がチェンジしてるぞ!監督も主要キャストも同じで主演だけが作品ごとに違うの珍しいよな。

本作の赤道役は本間進て人でこの人は以降も俳優業をして政治家になったりもした人らし
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嗚呼!! 花の応援団 役者やのォー(1976年製作の映画)

3.0

シリーズ2作目。これは初めて観た。
2作目なんで当然受けた1作目の型を踏襲してる。
どおくまんの原作に添った不条理激烈ギャグドラマ+曽根中生のリリカルでウェットなロマンポルノ。
前半の恐怖のシゴキ合宿
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嗚呼!! 花の応援団(1976年製作の映画)

3.2

久しぶりに再見。
どおくまんの漫画が大ヒットして映画まで作られたなんて70年代はプリミティブな時代なんだとしみじみ思った。

大学の応援団を舞台にしたドタバタギャグ漫画なんだけど、どおくまんはその画の
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ヒッチハイカーKAI:手斧のヒーロー、その光と影(2023年製作の映画)

3.4

麻薬でハイになり通り魔になった男に襲われていた女性を救ったことでメディアの寵児になったヒッチハイカー・カイ。
所持していた手斧🪓で犯人を撃退したセンセーションとキュートなルックスと人好きのする明るいキ
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LAMB/ラム(2021年製作の映画)

3.4

うろ覚えなんだけど『羊たちの沈黙』でレクターがキリスト教礼拝堂の崩落事故を調べるのが趣味で、神の家で何故人が死ぬのか?という不条理から神の不在を考察してるって設定だかセリフがあった気がするんだよな。>>続きを読む

スパークス・ブラザーズ(2021年製作の映画)

4.0

スパークスのことはほぼ何も知らないからとても興味深く見れた。
「キモノ・マイ・ハウス」ぐらいは知っていて、シンセ駆使したトリッキーなアンサンブルに甘美でオペラを彷彿とさせるボーカルでニューロマンティッ
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モーターヘッド/ザ・ワールド・イズ・アワーズ(2011年製作の映画)

5.0

レミーが亡くなって今年で七年目だってよ。この追悼上映も7回目、もうそんなに経つのか。おれは4回目だから半分は観てるわけか。
待ってる時に話しかけてくれた人は皆勤だと言ってたし彼のような熱心なモーターヘ
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ジェントルメン(2019年製作の映画)

4.5

500億円の大麻密売を仕切るボスが引退を表明する。その莫大な大麻利権を巡り一癖も二癖もある悪党達のダーティーな駆引きとバイオレンスな騙し合いが始まる。

ガイ・リッチーはこういうクライム・サスペンス・
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カルト(2012年製作の映画)

3.8

Jホラーの恐怖演出と心霊バラエティーメソッドの融解がもたらした快作。

ホラー・モキュメンタリーで知名度を上げた白石晃士監督だけあって偶発的に映りこんだソレ的な怖さを醸成するテクを駆使して心霊モキュメ
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ブラック・イナフ?!?-アメリカ黒人映画史-(2022年製作の映画)

4.7

1968年から1978年、この10年間に隆盛を極めた黒人映画の変遷と意義、現代に与えた影響を検証したドキュメンタリー。

自分は何も知らなかったんだと思った。この時代の黒人映画というとクライム・アクシ
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刑事物語(1982年製作の映画)

3.5

名作と名高いシリーズの1作目。過去数人にオススメされてきたけどなかなか食指が動かずようやく鑑賞。

実力のある優秀な刑事だが正義感が強く人情に篤いがために警察の規範からはみ出してしまう片山刑事、トルコ
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極悪レミー(2010年製作の映画)

4.0

やっとログインできたよ。先週突然ログアウト状態になって、それから全然ログインできなくてなってしまったんだよ。
運営に連絡したら登録してるメアドの数列が間違ってると言われたんだけど、ずっーと同じメアドや
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ジャームス 狂気の秘密(2007年製作の映画)

3.5

無人島に一枚だけ持っていけるなら誰のどのアルバムにする?的な質問あるよね。おれが聞かれたらGERMS唯一のアルバム『G.I』と速答する。それぐらい好きで何回聴いたかわからないぐらい。
内容が突出して素
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